2023年2月27日月曜日

Tufted Ducks(キンクロハジロ)

 

Tufted Ducks at Bay of Yanagasaki

  一週間ほど前から、柳が崎湾にはたくさんの黒白のコントラスト色の水鳥が来ている。以前も来ていたが、頭に羽がありカンムリカイツブリと思っていた。

  再度調べると、カンムリカイツブリでなく、キンクロハジロという水鳥であることが分かった。

  渡り鳥で、シベリア、日本では北海道などの北方で繁殖するが冬場は南方に移動するという。シベリアか北海道からか、集団でやってきたようだ。

  いつもは春になると見られなくなるので、しばらくの滞在と思われる。カイツブリオオバンに加えて、柳が崎湾がにぎやかになっている。

渡り鳥 琵琶湖で遊び 春北に
(わたりどり びこであそび はるきたに)

2023年2月26日日曜日

Bach Well-Tempered Clavier(バッハ平均律クラヴィーア曲集)

Bach CD Vol.116 Keyboard Works

Well-Tempered Clavier Book1

BWV846-857

Praeludium & Fuga(前奏曲とフーガ) No.1 BWV846

(6) Bach Well-Tempered Clavier Praeludium & Fuga No.1 BWV846 - YouTube

  バッハCD全集は Vol.111~Vol.125 に移っている。鍵盤楽器曲、室内楽、管弦楽曲の内容である。

  Vol.116(鍵盤楽器曲)には、平均律クラヴィーア曲集が入っている。No.1 の曲は特に有名で、グノーのアヴェ・マリアの歌の伴奏として使われている。

  高校時代に、自分でピアノを弾き伴奏しながら歌ったものである。この曲が出てくると、ついつい歌いたくなる。今回も久しぶりに歌った。

アヴェマリア バッハの伴奏 懐かしい

(アヴェマリア バッハのばんそう なつかしい)

  CDではピアノではなく、チェンバロが使われている。流れるような曲なので、チェンバロの方が軽快に聴こえる。

  加えてよく聴く管弦楽曲 BWV1042 も入っており、これも You-Tube に載せた。

 Bach Concerto E Major, BWV1042 - YouTube

2023年2月25日土曜日

Milk Myth(牛乳神話)

 

Peaple who drinked a lot of Milk experienced Fracture easily
(from President Online Yesteday)

  ようやくWEB 情報であるが、牛乳神話を否定する、科学的研究結果をまとめた見解が記事として出てきた。

  プレジデントオンラインのニュースで、「牛乳をたくさん飲む国ほど骨折が多発」・・・「牛乳=骨太」というイメージを覆す ”衝撃の研究結果” との見出しである。

  1980年代から1990年代にかけての米英の研究者たちが「チャイナスタディ―」で明確にしていた内容と同じ結果である。

  戦後特に増大したガン、脳、心臓、内臓疾患、新しい難病などの原因究明した研究であるが、結論は動物性食品の摂取が原因であり、疾患対策にはビーガン食が良いという結論であった。

  付け加えて牛乳は栄養素がたくさん含まれているが、体にはむしろ有害であると指摘している。

  この結論は研究以前約半世紀くらいの統計的データーの解析結果で、今回の記事はそれを科学的に証明したものである。

  小さいころ牛乳を飲むと下痢していた。それでも栄養があるとして飲んでいたが、成人しても下痢気味であった。特に牛乳を意識したことはないが、今考えてみると牛乳を飲んでいたことが原因だったようである。

  牛乳は子牛のための飲み物で、牛は牛乳を消化吸収する酵素を持っており、牛乳を摂取することにより豊富な栄養により短期間に成長することになる。

  一方人間には牛乳を消化吸収する酵素はないに等しく、たとえ栄養豊富な飲み物でも体に吸収されない。

  むしろ乳糖に含まれるガラクトースの働きにより、細胞でエネルギーを作り出すミトコンドリアが不活性化し、慢性腎炎、精神障害、免疫力低下を引き起こし、体内の酸化ストレスが増大して骨折と死亡リスクが高まるということである。

  戦後日本では身長が伸びている。しかし、戦前、戦後しばらくの栄養失調に比べて高度成長に合わせて栄養が豊富になったことが身長が伸びた主要因で、牛乳を飲んだためではないと断言している。

  身長はそれぞれ民族の遺伝子である程度決まっており、栄養が十分になってくると身長の伸びはなくなる。最近ではむしろ低くなりつつあるのが事実である。

  戦後牛乳に関しては神話が作られ、今でも学校給食では牛乳が飲まれている。私自身、今は全く下痢はなく、むしろ飲まないほうが健康でいられることを体験している。

  一方、ヨーグルト、チーズについても解説されており、このような発酵食品は発酵により乳糖が分解されており、骨折リスクも下がり、寿命も延びる結果が出ているとしている。ただ発酵食品としても元が動物性であるということには変わりない。

  チャイナスタディ―で牛乳の有害性が指摘されて、すでに30年が経過している。これからも世の中は何の規制もなく、テレビなど巷では牛乳を飲みましょうという宣伝も続くものと思う。

  ようやく牛乳神話を覆す情報が公になったが、グーミン(愚民?)は何も知らないで牛乳を飲み続けるのであろう。

  育児理論で有名なスポック博士は、当初牛乳を推奨していた。しかし晩年、牛乳に関する科学的研究結果を認識し、自分の考えが間違いであったことを認めている。

  アメリカではスポック博士が亡くなる前には育児書の改訂版を発行し、牛乳は有害であると訂正している。この改訂版の日本語版は発行されておらず、昔のままの牛乳に対する認識が生きているようである。

  良心的な食品業界・乳業に関係する人々が真実を認識し、より多くの人が健康でいられるような行動をとることを願う。

牛乳は 人に無益で 害があり
(ぎゅうにゅうは ひとにむえきで がいがあり)

  牛乳を飲まなくても、普通の食事、さらにはビーガン食事でも骨粗鬆症は治せることを経験している。

2023年2月24日金曜日

Society hating elderly Peaple(嫌老社会)

Overcome Society hating elderly Peaple

(written by Itsuki Hiroyuki)

  昨日は、成田祐輔の「高齢者は集団自決」の発言の根底にあるものについて言及した。

  もう一つ、その発言の背景にあるものが嫌老意識であると思う。すでに五木寛之が2017年に出版した本「孤独のすすめ」に、嫌老意識が芽生えることを危惧していると書いている。

  その具体的例の一つが、成田祐輔の発言とも考えられる。老人が社会で闊歩し続けると、若者の間で嫌老意識が増大するというもの。

  今の日本の社会で老人が出しゃばている場面が数々ある。政治家達、先の東京オリンピック組織委員会、国の各種組織のお偉方は、官庁の天下りなどほとんどが高齢者である。

  若者がこのような出しゃばる高齢者に対して、いい感情を持つとは考えにくい。現在の日本の状況を見ていると、嫌老意識は出てくるべくして出てきたのではないかと思う。

  50歳過ぎれば世の中にでしゃばることなく、前半の人生を振り返って一人でじっくりと楽しむのがよいと、五木寛之は述べている。(今では50歳ではなく、60~70歳からではないかと思うが)

  小生も世の中に出しゃばることなく、ひっそりと過ごすことを心している。特にこのごろは、バッハのCD全集をずっと聴いて、毎日爽快な気分である。

老後には 趣味の生活 孤独よし
(ろうごには しゅみのせいかつ こどくよし) 

  嫌老意識が広がらないことを願うばかりである。

2023年2月23日木曜日

Suicide(自殺)

 

Narita Yusuke insisted elderly People should kill themselves
(from WEB News)

  日本の自殺者は20年ほど前には年間3万人を超えていたが、いろいろな対策により2万人レベルに減少してきている。それでも先進国の中で、自殺率はまだトップの状態で、さらなる対策が必要とされている。

  そんな中、学識ある人物が「高齢者は集団自決」という発言をして、世間を騒がせている。冗談で済すことが出来ない、話である。

  この人物の経歴を調べて見ると、有名私立中学校・高校出身者で東大MITなどの学校を出ているという。

  なるほどとの思いである。以前から指摘しているように、今の日本の教育の重大な誤りは、有名中学に入学するために小学校の自我の確立前に、塾に通い偏差値価値観で育っていることである。

  人格形成の最も重大な小学生時代に、塾での偏差値教育は人間として偏狭な人格を作っていく。その典型的例の人物が、出てきたという印象である。

小学時 塾通いして 人ならず
(しょうがくじ じゅくがよいして ひとならず)

  たまたま公の場で発言したことにより、その人の人格というものがあらわになった。今の日本では、要職についているこのような欠陥人間がいることも、今回の騒動ではっきりした。

  このような人が、日本の重要なポジションで活動して続けていることを考えると、日本の再生は難しいように思う。

  日本は、これからますます凋落の道を歩むような予感である。

  この人物は、自分が高齢者になったとき、率先して自決するのであろうか。見届けたいものである。

2023年2月22日水曜日

Leafless Trees(枯れ木)

 

Leafless Trees at Kagami-Gahama of Biwa-Lake

  柳が崎湖畔公園の北に柳川は流れており、その北の浜は鏡が浜という。大学のヨット艇庫があり、砂浜と艇庫の間は雑木林になっている。

  その雑木林は、夏場には緑豊かな林になっているが、冬はまったく緑はなく枯れ木の世界である。

  散歩時に、先日立ち寄ったぎんいろキッチンで一休みした。琵琶湖を眺望しながらお茶を飲んでくつろいだ。

  雑木林が真前に見られる。青空の中に枯れ木の景色は何か美しく枯山水の趣がある。これももののあわれというものではないかと感じた。

枯れ木見て もののあわれに お茶を飲む
(かれきみて もののあわれに おちゃをのむ)

2023年2月21日火曜日

Bach Piano Music(バッハのピアノ曲)

Bach CD Vol.108 Keyboard Works
Piano Music Italian Concerto BWV971

Bach Piano Music Italien Concerto F Major BWV 971 - YouTube

  バッハCD全集は Vol.108 に進み、ピアノ曲になっている。

  馴染みある曲として、イタリア協奏曲へ長調 BWV971 をYou-Tube に載せた。

  この曲はもともとチェンバロのために作曲されたものであるが、今はピアノでの演奏が多いようである。

  チェンバロの跳ねるような響きとは違い、重めの音になる。それでも流れるような音楽で心地よく感じる。

バッハの ピアノ曲でも 心地よい

(バッハの ピアノきょくでも ここちよい)