2022年9月3日土曜日

Nihon-Densan(日本電産)

Nagamori Chairman of Nihon-Densan said 
"I missunderstood good Successor was from outside of Nihon-Densan”
(from WEB News)

  京都で元気な企業として、京セラ村田製作所、そして日本電産が挙げられる。これら企業の本社は、すべて京都の南地区にありお互いを意識しているようである。

  先日は京セラの創業者がなくなったが、日本電産の創業者である永守重信氏は稲盛和夫氏から、「後継者は外部から呼ぶのは避けた方がよい」との助言を受けていたという。

  しかし永守氏は、この10年ほど優秀と思われる人材を外部から引き抜き後継者として検討してきている。しかし、いずれの候補者も実績を上げることなく退社している。

  今回も日産自動車から招へいした社長が辞任した。理由は単純で、実績が挙げられなかったからである。

  結局今になって稲盛氏の言っていたことが理解できたようで、永守氏自身が反省している。

  一流大企業で社長などを務めた人は、今の教育制度の中で優秀といわれた人ばかりである。その優秀な人々が、永守氏の期待に沿えなかったということになる。永守氏はこれで外からの招聘はやめて、自社内での人材を後継者に据えることを決断したようである。

  まずは今まで大番頭であった人を社長として、その後はこれから社内で選ぶとしている。

  偏差値教育の問題点を指摘し、大学を買収してまで大学改革を実践している永守氏である。外部からの招聘の失敗を反省するととともに、従来の教育に対する主張が正しいと確信できたこの10年であったと思われる。

  日本電産の今後も注目しているが、買収し新たにスタートした京都先端科学大学の成り行きも興味あるところである。

偏差値の ない大卒が どうなるか
(へんさちの ないだいそつが どうなるか)

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