マザレ祭の看板
マザレ祭の看板(動画)
大津港前の広場
(昨日は江州音頭の踊り会場)
マザレ祭の様子(動画)
散歩の歩数
近江神宮へ散歩したが、その後自宅に戻り自転車で大津港に向かった。マザレ祭を見に行くためである。
大津港前の広場にはマザレ祭の看板が置かれている。マザレ祭は去年始まった大津市民の夏祭りで、「交ざる」と「マザーレイク」の言葉から名付けられている。この土日に開催され、昨夜は江州音頭踊りで賑わったという。
今日はロックバンドの生演奏であった。広場には食べ物屋台がたくさん出ており、広場の真ん中ではたくさんの人が手持ちの椅子、敷いたシートに座って生演奏に聞き入っていた。
ところで、この祭りの協賛会社には京阪電車、滋賀銀行などの他に綾羽株式会社も書かれている。もともとこの会社は綾羽工業といって繊維会社であった。滋賀県内にたくさんの工場があり、現役時代にはお客様であるこの会社の各工場を何回となく訪問している。
若いころの、忘れえない出来事がある。週末金曜日の18時ころ、現役時代の我が社の工場からコンタミ品が綾羽工業に出荷されているとの緊急連絡があった。即、綾羽工業に電話し、明日一番に訪問して入荷品のチェックをする点伝えた。
翌日、休日であるが出張し工場を訪問。在庫品を確認。一部は製品になっているがまだ出荷には至っていないということで、ひと安心した。
コンタミの恐れのある製品・原料をすべて回収するとともに、代替品を早急に出荷する手配をしている。
コンタミは、ナイロン重合工程での熱媒体がパイプの破損により原料に入ってしまったことによる。設備の老朽化のチェックと保全が十分でなかったことが原因である。森永ヒ素中毒事件と同じような事故であった。
今では綾羽株式会社は繊維事業を縮小し、ホームセンター・不動産業が主体と聞いている。勤めていた会社もすでにナイロン事業から撤収している。時代の流れを感じる。