JR大津京駅前にある万葉歌碑
万葉歌碑
額田王の歌
大海人皇子の歌
歌の説明
本日の歩数 7100
「あかねさす紫野行き野守は見ずや君が袖振る」
この額田王の歌に対して、元夫の大海人皇子の返歌が続く。
「紫草にほえる妹憎くあらば人妻ゆゑにわれ恋ひめやも」
宮廷行事である薬草を採取する薬狩りの後の宴会で詠まれた歌。私に合図したら人に分かるではありませんかとたしなめる額田王に、元夫の大海人皇子が、いや人妻なればこそですよと答えている。
大海人皇子の妻だった額田王は当時の天皇で大海人皇子の兄である天智天皇に召し抱えられる。しかし大海人皇子はまだ未練があるようで、その気持ちを歌にしている。三角関係がよくわかる歌である。
壬申の乱の後、天武天皇になった大海人皇子は天智天皇の娘、すなわち姪を皇后とする。この皇后が天武天皇死去の後、持統天皇になるのである。今では認められない結婚が天皇家ではあったということである。
壬申の乱の後、天武天皇になった大海人皇子は天智天皇の娘、すなわち姪を皇后とする。この皇后が天武天皇死去の後、持統天皇になるのである。今では認められない結婚が天皇家ではあったということである。
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