新知恩院の門
新知恩院石標
新知恩院全景図
門入った右にある鐘つき堂
本堂
サイクリング 12.65km、歩数 1085
(大津市内買い物他)
昨日は融神社の後、伊香立の中心にある新知恩院を訪れた。門のある階段を上がると、右に鐘つき堂がある。雪は止んでいるが、境内は真っ白の世界であった。雪に足跡を付けて境内を歩く。
この寺は、応仁の乱の時に知恩院が焼かれ、京都から逃げてきて創建されたもの。法然上人像も持ち運ばれ本堂に安置されている。そして、数年前に木製釈迦涅槃像が発見されている。快慶、あるいはその弟子による作といわれている。
この像は今春、大津歴史博物館で特別展示され、その時訪れて現物を見ている。非常に小さな涅槃像で携帯してどこででも拝めるように出来ているという。これも京都知恩院から逃れてきたものと思う。
このほか六道図など寺宝がたくさんあり、年に一回虫干し会をして保存に努力しているそうである。
この後、国道477号線に出て、堅田に向かって自転車で走った。帰りは下りばかりで楽であるが、寒さだけが身に堪える。この477号線は京都・途中と琵琶湖大橋を結ぶ幹線で、トラックなどの交通量は激しかった。
知恩院が疎開したときも、京都からこのルートで逃れてきたのではないかと思う。
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