2023年11月5日日曜日

Branch Otsukyo(ブランチ大津京)

 

Fog in this Morning at Yanagasaki Lakeside Park

50th Shiga-District Communication Culture Festival at Branch Otsukyo

Izumi Mother Chorus
(いずみお母ちゃんコーラス)

  今朝は霧のため午前中はほとんど視界がきかなかった。しかし午後からは晴れて、マンション前のブランチ大津京では第50回志賀地区ふれあい文化祭が実施されていた。

  妻が先日たまや料理教室で知り合ったお母さんが、舞台に出るというので見に出かけた。

  山科一燈園の幼稚園である、いずみ幼稚園の園児のお母さんコーラスであった。童謡、笠置シズ子の歌など、歌いこなしていた。

  若いお母さんたちが元気いっぱい、最高に楽しんでいた。

お母さん コーラス元気 世明るく

(おかあさん コーラスげんき よあかるく)

2023年11月4日土曜日

Esophagearl Cancer(食道がん)

 
New Factory of TMI Europe under Construction at Vercelli in Italy

(Photographed in 1994) 

建設中のTMIヨーロッパ工場(イタリア・ベルチェリ)

Factory of TMI Europe in Italy(イタリアのTMIヨーロッパ工場)

Office and Weaving Factory

Dying Factory(染色工場)

  今から30年ほど前、ヨーロッパ駐在員時代の一番のプロジェクトはヨーロッパに新合繊の工場を作ることであった。

  結局、繊維産業の盛んなイタリアに、イタリアのシルク織物メーカーマンテロ社と伊藤忠商事との三社合弁で、TMIヨーロッパという会社を設立した。

  工場はイタリアリゾットの産地であるベルチェリに建設した。その時、染色工場の責任者として日本から派遣されたのが同僚であった。

  この同僚は年は私より若いが高校、大学、大学院と同じ学校で、しかも勤めた会社も同じになった。付き合いは、ほぼ60年になる。

  先日その同僚の訃報を受けた。食道がんで亡くなったという。

  TMIヨーロッパは、当時世界に輸出していたポリエステル新合繊織物を製造販売する会社である。新合繊とはシルク調、梳毛調などの布帛で、ポリエステル原糸、撚糸、製織、染色加工のトータル技術で可能になったもの。

  しかし結果は失敗に終わる。理由は2点であった。

  一つは、設備投資額を削減するために、日本で使っていた燃糸機、経糸準備機、製織機、染色加工機などを、ヨーロッパ製に変更したことであった。

  その結果、日本で得られていた製品性能が再現できなかった。日本製商品は、幻となってしまった。

  もう一つは、ヨーロッパでは本物のシルク織物、本物の梳毛織物が高級服地として作られており、ポリエステル織物は結局はまがい物との認識になってしまったことにある。

  当時同僚は、倉庫に山積みされる在庫の織物を見て、さぞかし苦しかったことと思う。精神的にも、肉体的にも極限の状態が続いたようである。

  その時の体に与えたダメージは大きかったが、帰国後は見た目明るく振舞っていた。

  小さなガン細胞は長い時間をかけて成長してゆき、免疫力が無くなった時に発病するという。同僚もイタリア時代のダメージが具体化したのではないかと推定する。

  今まで食道がんのみならずがんは、私自身も含めて身近で頻繁に見てきているが、そのほとんどはタバコ、酒、プールなどの塩素、少量で問題ないとされるいろいろな有害物質の影響と考えられる。

  そして睡眠不足、ストレスが加わり、免疫力が下がるとがんが顕在化する。

  同僚のように明るく振舞っていても、免疫力の低下を抑えることは出来なかったということになる。

  とにかくがん対策には、まずは有害物質を少量とはいえ取り込まないこと、そして免疫力を維持することに尽きる考えてよい。

  同僚はタバコは吸っていなかったが、食事など他の生活はどうだったのか。ビーガン生活をしていればまた違った人生になっていたことと思う。

  まことに残念である。合掌。

2023年11月3日金曜日

Vegan Gourmet Festival(ビーガングルメ祭り)

 

JR Umekoji-kyotonishi Station

(JR梅小路京都西駅)

Vegan Gourmet Festival

Megumi-En(めぐみえん)

Shio Yakisoba(塩焼きそば)

Japanese Mustard Spinach, Sweet Potatos, Okra, Dutch Beans, Kidney Beans, Zucchini 
(小松菜、サツマイモ、オクラ、オランダマメ、インゲンマメ、ズッキーニ)

Amatsuchi Bakery
Vegan Croissant
Vegan Soy-Meat Pie

Reve de Y(レーヴ ドゥ イグレック)

Soba Flour Scone
Rice Flour Pumpkin Muffin, Rice Flour Chocolate Cake


Tokyo Menhao(麺好)/ Vegan Ramen

  ビーガングルメ祭り京都にはコロナ禍のためにこの4年出かけていなかったが、今年は本日久しぶりに京都梅小路公園に向かった。

  文化の日で三連休とあって京都駅は大変混雑しており、JR嵯峨野線も嵐山方面への観光客で一杯であった。

  散歩を兼ねてJR京都駅からJR梅小路京都西駅まで歩いた。朝10時過ぎには梅小路公園の会場に着いた。

  以前と変わらず結構な人出であった。まずはめぐみえんのブースで米粉焼きそばと、自然農法の野菜を購入した。

  野菜は、小松菜、サツマイモ、オクラ、オランダマメ、インゲンマメ、ズッキーニなどである。

  あまつちベーカーリーでは、ビーガンクロワッサン、大豆ミートパイを購入、またレーヴ ドゥ イグレックではそば粉スコーン、ビーガン米粉マフィン、ビーガン米粉チョコレートケーキを買い、昼食のデザートとした。

  会場のベンチで昼食を取ったが、塩焼きそばを美味しくいただいた。そしてそば粉スコーン、米粉マフィン、米粉チョコレートケーキを食べながら、会場を行きかう人々を見ていた。

  結構外国人が多く、日本人の女性が欧米人の男性と偶然出会ったようで、男性が両親を紹介している場面も面白く眺めていた。

  帰りにビーガンラーメンのブースがあることに気がつき、見るとTokyo麺好(麺ハオ)というラーメンであった。WEBでの販売だけのラーメンのようで、また機会があれば食べてみたいと思う。

  帰りも歩いて京都駅に着いたが、駅近くのビックカメラは撤退しており、閉ざされたままのビルになっていた。ヨドバシカメラに勝てなかったようである。

  そういえば、ビックカメラの本拠地は東京池袋である。池袋西武百貨店がヨドバシカメラの店になるため、池袋でビック対ヨドバシの競い合い第二ラウンドが始まるということになる。

  京都では劣勢であったビックが、池袋本拠地では優勢を維持できるのか注目している。

2023年11月2日木曜日

Fireweed for Broom(箒用コキア)

 

Red Leaves of Fireweed at Private Garden of Yanagawa Bank

Please bring Fireweeds for Broom


Red Leaves of Cherry Tree at Jingu-Do

  柳川土手のコキアは依然として赤い葉をつけているものもあれば、すでに色褪せて枯れているものもある。

  近くの住民が、ガーデンの端に枯れたコキアを束ねて置いて、「箒用にお持ち帰り下さい」と書いた紙を添えていた。

コキアの木 枯れて箒を 作るかな
(コキアのき かれてほうきを つくるかな)

  一方近江神宮への神宮道の桜の木は、葉が紅葉になり青空に浮かんでいる。桜は、春の花、秋の紅葉と年に二度楽しめる。

  本日も秋晴れで、秋の風景を楽しみながらの散歩である。

2023年11月1日水曜日

Chrysanthemum(菊)

 

Chrysanthemum in front of Oumi-Shrine Romon(楼門)

Chrysanthemum Exhibition(菊花展) in Precinct of Oumi-Shrine

Seeds of Japanese Staunton Vine(ムベの実) changing Color to Purple
Oumi-Hachiman Shrine presented Seeds of Japanese Staunton Vine(ムベの実) to Imperial Family

(WEB News of Yesterday)

  霜月になった。近江神宮では、楼門前に菊の花が飾られ、また境内では菊花展も始まった。菊の季節である。

霜月に 菊の花咲く 社かな
(しもつきに きくのはなさく やしろかな)

  同じ境内にはムベの木もあり、すでに実がなっている。ようやく紫色に色づいてきた。

  昨日のWEBニュースで、天智天皇時代のムベの逸話に従って、近江八幡の神社がムベの実を収穫し、皇室に献上したとの記事があった。

  秋が深まっていく。

2023年10月31日火曜日

Five Pungent Vegetables(五葷/ごくん)

 

Five Pungent Vegetables(五葷), Liquor(酒) and Meat(肉) are prohibited inside of Temple
(Stone Pillar at Entrance of Homyo-in/法明院)

  仏教寺院の入り口には、「不許葷酒肉山門」という石柱が建てられていることが多い。

  五葷、酒、肉は寺院に持ち込むことを禁ずるという意味である。近くの三井寺の小院の一つである法明院の階段登り口にも、この大きな石柱が建てられている。

  この戒律は、中国から伝わったもので本来のインド発祥仏教の戒律ではない。中国4000年の文化の中で生まれた戒律と考えられる。

  その流れは、今も精進料理として受け継がれている。西洋風に言えば、まさしくビーガン料理である。

  この3年ほど、妻のすべての指先がひび割れして痛いとの症状が出ている。また水が浸みて料理がしにくい状態も続いている。軟膏などをつけても治る気配はない。

  仕方なく日ごろはすべての指にサックをつけ、水仕事をするときにはゴム手袋を使っている。

  今年に入って、何度か東京に滞在する機会があったが、振り返ってみると東京に居るとひび割れが治っていることに気がついた。一度きりではなく、再度琵琶湖に戻るとまたひび割れが出現する。

  先日も妻は東京に行っていたが、ひび割れはすっかりなくなっていた。

  東京と琵琶湖の違いは何なのか? 東京に住む娘が「自分はいつの間にか、五葷を食べていない」ということに気がついた。ビーガン生活を続ける中で、自然と肉以外に五葷も食べなくなったという。

  五葷とは、玉ねぎ、ネギ、ニンニク、ニラ、ラッキョウなどの野菜をさす。臭いなどの刺激の強い野菜である。その刺激が、仏教では修行の妨げになるとして禁止されていると聞く。

  琵琶湖に戻って来た妻からこの話を聞いて、試しに琵琶湖でも五葷を食べないようにしてみることにした。

  わたしは問題ないので毎朝の納豆にはネギは入れて食べているが、味噌汁に入れていた玉ねぎは止めることにした。

  今のところ妻のひび割れの再発はなく、少なくとも三か月くらいは五葷抜きの食事で実験してみたい。

  五葷の刺激の元は硫化アリルという化学物質であるが、害というよりも人には有益な成分という理解が一般的である。

  中国4000年の歴史の中で、五葷が人にとって害になることがあるとの実経験も、仏教の戒律として正当化された背景にあるように思う。

  妻は悩まされているが、私は何ら問題ない。水道水の塩素の影響と同じように、確率的には少ないが個人の体質との関係もあるようである。

  中国の15億を超える人口からすると、このような体質の人もかなりの数になるので社会的に認識されるに至ったのではないかと推測する。

  難病は何らかの化学物質が効いているものと思われ、妻のひび割れも原因がはっきりするかも知れない。

 「健康にはビーガン生活が良い」という現代の科学的手法によるチャイナスタディの結論は、すでに中国4000年の食文化の中で実践されているのは驚きである。

  ただチャイナスタディでは、五葷を避けるべき食品とはしていない。科学的手法による研究が望まれる。

2023年10月30日月曜日

Hyakume-Persimons(百目柿)

 

Hyakume-Persimons, Fuyu-Persimons(富有柿), Grapes(ベリーA, 甲州, シャインマスカット)

Peeling Hyakume-Persimons

Sterilizing Hyakume-Persimons with Boiled Water

Hanging Hyakume-Persimons on Laundry Pole
(Small Persimons are Hachiya/蜂屋 Persimons)

  山梨の農家に注文していた百目柿がようやく送られてきた。今年は裏年であまりとれていないとのことであったが、21個の百目柿が送られてきた。

  加えてサービスとして富有柿、ブドウも一緒に送ってくれた。この農家は夫婦で営んでおり、奥さんがブドウ、ご主人は柿などの果実を担当しているという。

  今年もすでにブドウは何回か購入しているので、サービスしてくれたものと思う。

  早速百目柿の皮を剥いて、沸騰水で殺菌して、ベランダの物干しざおに掛けた。すでに柳川土手で収穫した蜂屋柿は、干し柿になりつつある。

  ベランダはいつもの秋の風物詩の光景となった。

百目柿 ベランダに干し 秋風情
(ひゃくめがき ベランダにほし あきふぜい)

  今年は、半分はあんぽ柿として早い目に食べ、残りは干し柿にして正月に味わいたいと思う。