Lenzing and Daiwabo-Rayon welcome EU Decision
(Rayon is not Plastic)
(From Sen-i News)
Incubation of Swallow at Otsukan (Today)
Walking 6334 m, 9049 Steps
(Usual Course)
ダイワボウはもともと繊維の大和紡績が始まりである。今では繊維のみならず各種事業を展開しており、売上に占める繊維の割合はわずか6%に過ぎない。
レーヨンが持続可能な素材として有望であるとしているが、依然として製造工程での環境問題は続いているという。自動化などにより人に害のないように改善されているが、工法としては問題は残っているそうである。
一方、オーストリアのレンチングは戦後新たな再生セルロース繊維を開発、溶剤を改良することで製造工程での環境問題を解決している。今では世界で使われているテンセルである。
この他にも再生セルロース繊維を製造販売する会社は依然としてあるが、現役時代の会社は戦後まもなくこの事業から完全撤退している。
戦後はレーヨン事業の立て直しを最優先にしたことから、時代の新しい波に乗り遅れる。ナイロンをはじめとする合成繊維の出現である。
戦後すぐに、デュポンに莫大なライセンス料を払い他社はいち早くナイロンを導入。ここから他社の大躍進が始まる。
その後遅ればせながらポリエステルを導入するが、挽回は出来ていない。
今同じような端境期に来ているように感じる。それは
自動車産業である。今までガソリン車が世界を君臨してきたが、これが電気自動車、あるいは燃料電池車に変わろうとしている。
2030年以降になるとガソリン車は少なくなり、自動車の世界も様変わりになるものと予想する。
電気自動車は充電、燃料電池車はコストの問題があり、その改良が必須である。予想では、電気自動車は近距離専用の車に、汎用車・遠距離用は燃料電池車とのすみ分けになると考えている。
自動車メーカーは着々とその準備にかかっているようであるが、電気自動車は自動車以外の業種が参入するため、今まで以上の競争になる。
レーヨンから合成繊維に変遷した歴史の再現である。今頃になってレーヨンの良さが見直されているが、ガソリン車の場合は、この10年で見納めになるのかもしれない。
ガソリン車 10年後には 博物館
(ガソリンしゃ 10ねんごには はくぶつかん)
ところで、大津館入り口の軒先に作られた
ツバメの巣では、本日も親鳥が卵を抱いていた。昨日から抱卵したとすると、29日ころには雛が誕生するものと思う。