Kite Board at Beach of Yanagasaki Lakeside Park
Kite Board (Video)
Patagonia Back Pack
Rip-Stop Fabric
Walking 3.65 km, 4879 Steps
(Half of Usual Course)
大型台風10号が近づいている。朝から風が強いためか、柳が崎湖畔公園の浜辺でカイトボードを楽しんでいる人を見かけた。
カイトボードはサーフィン用ボードをつけて、パラグライダーのような凧で風を受け、水上を滑るものである。
実際見るのは初めてであった。ただ滑走するのみならず、宙返りのように曲芸も見せくれた。
この凧、どう見てもパラグライダーと同じ布帛を使っている。現役時代、パラグライダー用布帛を世界で初めて開発したのは我が社であった。
強くて軽量な布帛が必要とされ、この用途に特化した高強力細デニールポリエステル繊維を開発している。加えて布帛の引き裂き強度を上げるためにリップストップという織物組織を採用している。
この布帛がさらにはこのカイトボードにも応用されているようである。この分野は我が社の独壇場であったが、今では世界で作られているのではないかと思う。
現役時代の開発商品が今も世界で使われているところを見ると、開発当時の苦労が報われる。
同じ布帛の応用展開として、リュックサック用途も街角でよく目撃する。特にパタゴニアのリュックはカバンとして愛用しており、薄く軽量でしかも破れにくい特徴があり、高強力繊維とリップストップ構造が生かされている用途である。
カイト布 バッグ用途にも 拡大す
(カイトふ バッグようとにも かくだいす)
この頃は東京に出かけるときには必ずこのリュックサックを使用しており、非常に軽く手軽に使えることを実感している。