2023年6月3日土曜日

Lacecap Hydrangea(ガクアジサイ)

 

Lacecap Hydrangea at Bank of Yanagawa

Hydrangea Sumidano Hanabi(アジサイ・スミダノハナビ)
(one of Lacecap Hydrangea)


Red Purple Hydrangea(赤紫色の紫陽花) at Bank of Yanagawa
Full Blooms of Hydrangea at Bank of Yanagawa

  柳川の土手の紫陽花は満開になった。従来の青色、白色に加えて、ガクアジサイ、ガクアジサイの一種であるスミダノハナビ、赤紫色の紫陽花など色とりどりである。

梅雨時の 色とりどりの 紫陽花や
(つゆどきの いろとりどりの あじさいや)

  スミダノハナビは、文字通り墨田の花火から名付けられている。

  梅雨の季節、じめじめした雰囲気の中で紫陽花が土手を鮮やかに飾っている。

2023年6月2日金曜日

Snail and Frog(蝸牛と蛙)

Snail on Bank of Yanagawa
Yanagasaki Beach and Sightseeing Ship

  線状降水帯の発生があり近畿地方では豪雨のところも出ている。この梅雨の時期、雨の中でも長靴を履いて傘をさして散歩に出かけた。

  柳川土手では珍しく蝸牛に出くわした。この時期になると出てくるが、この生き物を見ると梅雨そのものを感じる。

  柳川近くの田んぼではケリの鳴き声は聞こえるが、蛙の鳴き声は全くない。高校のころこの時期は中間試験の時で、夜勉強していると回りの田んぼから蛙の合唱であった。

  最近、蛙の鳴き声で寝られないと、田んぼの持ち主に対して文句をつけている人がいることを知った。時代も変わったと感じる。

  この田んぼを耕している人は、おそらく農薬を使わず米作りしているものと思う。

  柳川近くの田んぼでは雑草を見たことがない。間違いなく農薬を使っている。このため蛙も住めなくなったものと思う。

  夜、気が付くと琵琶湖湖畔からは蛙の合唱が聞こえてくる。田んぼでは住めなくなり湖畔で生き延びているようである。

梅雨の時期 蛙の合唱 湖畔から

(つゆのじき かえるのがっしょう こはんから)

  季節の風物詩として蛙の合唱を楽しんでいるが、世の中には楽しめない人もいるということである。毎日の仕事に追われている生活の中で、うるさくて寝られないことに耐えられないということであろう。

  蛙が元気なのは、その田んぼが農薬汚染されていない証拠であり、結局は人にとって有益なことと理解できないものかと思う。

  経済高度成長期である1970年以降、農薬のみならずいろいろな化学物質が激増し、難病といわれる疾患が増大している事実がある。その原因が特定できず、これら農薬などの化学物質が日常的に使われている。

  蝸牛や蛙の住める環境が、人が生きていくうえで必要であることを認識したい。

2023年6月1日木曜日

Annual Fleabane(ヒメジョオン)

 


Annual Fleabane in Yanagasaki Lakeside Park
Confirmed 4 Chicks in Nest of Otsukan

  柳が崎湖畔公園の浜辺は砂浜となっているが、湖から離れると雑草の緑である。その中で特に目立つのがヒメジョオンである。

  もともと種子が多く落下し、繁殖力の強い植物であるため、一面ヒメジョオンの花で覆われている。散歩の楽しみでもある。

ヒメジョオン 湖畔を覆う 白い花
(ヒメジョオン こはんをおおう しろいはな)

  小さな白い花で美しいが、例年まもなく雑草刈りで刈り取られるものと思う。残念である。

  一方大津館の燕の巣では、雛が4羽いることが確認できた。かなり大きく育ち巣から姿が出ていることから、これですべての雛のお出ましと思う。

  巣立ちまで見届けたい。

2023年5月31日水曜日

Stand Up Padle Boarding(スタンドアップパドルボーディング)

 

  柳が崎湖畔公園の浜辺では、カヌーウインドサーフィン、ゴムボートなどの他に サップボード (Stand Up Padle Board) を楽しむ人も見られる。また SUPボード の講習会も定期的に開催されている。

  湖畔の散歩中、柳が崎湾でサップボードを楽しんでいる二人組を目撃した。湾の中に折り返しブイを浮かして、浜辺からブイを往復する形で競争していた。

サップボード 楽しむ人に 夏が来る

(サップボード たのしむひとに なつがくる)

  誠に楽しそうである。5月も終わり、明日は6月。いよいよ夏の季節の到来である。

2023年5月30日火曜日

Uptream of Sweetfishes(鮎の遡上)

 

  柳川の鮎はしばらく姿を消していたが、今日は琵琶湖河口から上流に向かって遡上する群れを目撃した。

  琵琶湖には2種類の鮎が生息しており、一つは春から夏にかけて川を遡上し上流で成長する種類、それに夏から秋にかけて遡上し上流で孵化して春には琵琶湖に戻り琵琶湖で成長する種類とである。

  本日目撃したのは前者の春から夏にかけて遡上する種類のようである。上流で成長し琵琶湖に戻り琵琶湖で産卵する。この種類は餌として藻を主に食べており、藻が豊富で比較的大きくなるという。

鮎の遡上 春川登り 成長す

(あゆのそじょう はるかわのぼり せいちょうす)

  一方、夏から秋にかけて遡上し川で産卵する鮎は、孵化後川を下り琵琶湖で成長する。琵琶湖では餌が少なく小さい鮎になるという。

  ここ柳川ではこの2種類の鮎が生息しているようである。先日の鮎は川を下っていたので後者の小さい鮎の種類と思われる。

  今日の鮎は比較的大きな鮎で、前者の種類に間違いないようであるが、さらに観察したい。

2023年5月29日月曜日

Rainy Season starts(梅雨入り)

 

Flowers of White Hydrangea(紫陽花)at Bank of Yanagawa

3 Chicks in Nest of Otsukan

  関西地方が梅雨入りしたとの発表があった。平年より8日早く、昨年より16日早い。朝から小雨模様で梅雨前線が停滞しそうである。

  そして柳川土手では、先日の青色の紫陽花の開花に続いて白い紫陽花が咲いた。
 
紫陽花の 白い花咲く 梅雨入りに
(あじさいの しろいはなさく つゆいりに)

  近くには赤い紫陽花も少し色図いており、まもなく赤い紫陽花も見られ、本格的な紫陽花の季節となる。

  大津館の燕の雛は少なくとも3羽はいることを確認した。元気に育っている。

2023年5月28日日曜日

Nest of Swallows destroyed(破壊された燕の巣)

 

Nest of Swallows destroyed at Garage near my Home
(No Swallows)
2 Chicks in Nest of Otsukan
4 Chicks of Grey-Headed Lapwing in Rice Filed near Yanagawa

  自宅近くの駐車場の燕の巣が破壊されていた。そして燕の姿は見られなくなった。巣の中にあったと思われる卵もないようである。

  人が壊したものではないと思いたい。他の鳥、動物に襲われたのかもしれない。とすれば自然のなせる業か。

  雛が孵ることを期待していたが、誠に残念である。

  一方、大津館の雛は元気である。2羽は確認できているが、さらにいるようでもある。また柳川近くの田んぼのケリの雛も4羽とも元気に育っている。

  ケリの親鳥は鳴き声を発しながら雛をずっと見守っている。自然の危険性をよく知っているようである。

子育てに ケリ知る危険 鳴き守る
(こそだてに ケリしるきけん なきまもる)

  雛が無事巣立つよう願うばかりである。