2023年2月11日土曜日

Rosemary(ローズマリー)

 

Flowers of Rosemary at my Balcony

  ベランダに置いてあるローズマリーの花が咲いている。薄い青色の清らかな花である。

卯月に ローズマリーの 青い花

(きさらぎに ローズマリーの あおいはな)

  暮れのクリスマスシーズンにはポインセチアの赤が華やかであったが、寒さのせいか今は枯れてしまっている。春に新しい葉が出てくるのを期待している。

  冬場の花のない時に、ローズマリーの花は癒しとなっている。初夏まで咲き続けるものと思う。

2023年2月10日金曜日

Salome(サロメ)

 

Opera Fantastica "Love Affairs”

Salome composed by Richard Strauss

Luisa Miller composed by Verdi

(Tenor : Luciano Pavarotti)

Yuhzuru composed by Dan Ikuma
(Soprano : Itoh Kyoko)
Shizuka and Yoshitsune composed by Miki Minoru
Cavalleria Rusticana composed by Pietro Mascagni

(Tenor : Mario Del Monaco)

  金曜日午後は、FM放送のオペラファンタスティカを聴いている。本日は「オペラの恋愛事情」ということで、いろいろなオペラの中の恋愛に関する曲をピックアップして放送された。

  久しぶりに聴いたのはリヒヤルト・シュトラウスによる「サロメ」であった。この歌劇はミュンヘン歌劇場で生の演奏で鑑賞している。

  指揮はズービン・メータであった。当日券を買って入ったので、良い席はとれず、最上階の舞台の真上であった。

  「サロメ」自体は奇怪な内容の歌劇であったが、印象に残ったのはメータさんの頭であった。オーケストラ席で指揮しているのであるが、真下に頭が見える。そして頭のてっぺんがやたらに目立つ。髪の毛が無かったことを思い出してしまう。

  また、ヴェルディの「ルイザ・ミラー」ではパヴァロッティ、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」ではマリオ・デル・モナコのテノールも久しぶりに聴いた。

  この他、同じくヴェルディの「椿姫」、レハールの「メリー・ウィドー」、モーツアルトの「フィガロの結婚」、日本の歌劇では,団伊久磨の「夕鶴」、三木稔の「静と義経」などからのアリアが流れた。

  「夕鶴」では、ソプラノの伊藤京子の澄んだ声も久しぶりであった。

  今までの記憶を思い出しながらの午後のオペラ鑑賞の時間となった。

2023年2月9日木曜日

Bach Organ Works(バッハオルガン曲)

Organ Works Vol. 86 - 101

Vol. 89  Young Bach

Fugue G Minor  BWV 578

Bach Fugue G Minor BWV 578 - YouTube

Toccata and Fugue D Minor  BWV 565

  バッハCD全集はコラール集が終わり、オルガン曲に移っている。Vol.86 から Vol.101 まで、20枚のCDが続く。

  その中でとくに有名な曲、2曲を You-Tube に載せた。一つは、BWV578 フーガ 変ト短調 であり、もう一つは BWV565 トッカータとフーガ 変二短調である。

  これらの曲は、バッハの若いときの作曲で、CDの表題は Young Bach と書かれている。

  バッハのオルガン曲は、バッハが専属オルガン奏者を務めていたライプツィヒの教会で生で聴いている。教会内の響きはCDで聴くのとは大違いで、重低音が響き荘厳で、いつまでも聴いていたい気分であった。

フーガ曲 バッハの響きの 荘厳さ
(フーガきょく バッハのひびきの そうごんさ)

  さらに、オルガン曲が続く。

2023年2月8日水曜日

Winter Sweet(蝋梅)

 

Winter Sweet began to bloom at Bank of Yanagawa

Turtle walking at Beach of Biwa-Lake

  一週間前には、柳川土手の蝋梅は蕾をつけていたが、ようやく黄色い花が咲き始めた。

  何となく甘い香りがただよっている。土手に面した家に住んでいる人がたまたま庭にいて、この蝋梅はその方が植えたものと説明していた。

  毎年同じ時期に花開くことから、この家の人が面倒を見ているようである。

  一方、琵琶湖畔では亀が湖際の砂浜で歩いていた。啓蟄にはまだ一か月早いが、すでに冬眠を終えたようである。

砂浜で 啓蟄前に 亀歩く

(はまべで けいちつまえに かめあるく)

  植物も、動物もすでに春だよと知らせてくれている。

(よく見るとこの亀、日本種ではない。調べるとミドリガメであることが分かった。誰かが琵琶湖に放ったものではないかと思う。)

2023年2月7日火曜日

Calendula(フユシラズ)

 

Calendula at Bank of Yanagawa

Dandelion(タンポポ)at Bank of Yanagawa
Henbit(ホトケノザ)at Bank of Yanagawa

  柳川土手には、毎年今頃から花咲く小さな植物がある。小さな黄色い花を開かせる。

  今までヘリクリサムと思っていたが、パソコンソフトを使って調べると、フユシラズということが分かった。

寒空に 土手を彩る フユシラズ

(さむぞらに どてをいろどる フユシラズ)

  キンセンカの仲間で、名の通り冬の寒い時にも花が咲く。原産は地中海沿岸であるが、日本に帰化して今では野草化している。

  加えて土手では、タンポポ、ホトケノザの花も咲いている。これから順次土手の花は増えていく。

  散歩が楽しみである。

2023年2月6日月曜日

Hina Dolls(お雛様)

Dairi-Dolls(内裏雛), Gold Folding Screen(金屏風), Paper-Covered Lantern(雪洞)

Shicho(仕丁)

Zuishin(随身), Tachibana(橘)

Goninbayashi(五人囃子)

San-Nin-Kanjo(三人官女)

Cherry(桜), Bridal Furnitures(嫁入り道具), Oxcart(牛車), Palanquin(駕籠)

Battledore(羽子板)

  今年もお雛様を出した。和室床の間に内裏雛、仕丁、随身、五人囃子、三人官女を並べ、内裏雛の後ろには金屏風、左右には雪洞、そして右端に桜、左端に橘の木を置く。

  空いた空間に、嫁入り道具、牛車、駕籠などを置いて完了である。床の間の横には、正月以来飾っている羽子板が引き続き置かれている。

  相変わらず、可愛いお雛様である。

お雛様 和室に飾り 春が来る

(おひなさま わしつにかざり はるがくる)

  3月まで人形を楽しみながら、春を待ちたい。

2023年2月5日日曜日

Book of Chorale-Setting(コラール集)

 

Bach CD Vol.78 "Book of Chorale-Setting(コラール集)"
 "Advent and Christmas"

Choral Vorspiel(合唱序曲) BWV 599

Vocal Lyrics of "Als der guetige Gott"  BWV 264

  バッハCD全集はマタイ受難曲、ヨハネ受難曲を終わり、合唱曲集に移っている。アドヴェントクリスマスとの表題で、クリスマスに関する合唱曲集である。

バッハ合唱 イエス誕生 クリスマス

(バッハ合唱 イエスたんじょう クリスマス)

  出だしは序曲に始まり、最初の合唱は「慈悲深い神のごとく」(BWV264)である。出だしの歌詞を訳してみると下記の通りとなる。

慈悲深い神の如く

神のわざを満たす

神は天使をすぐに送る

その名はガブリエル

ガリラヤの国

ナザレレスの町に

そこで若い女性に出会う

マリアという

ヨセフは知らなかったが

マリアは信頼する

  キリスト教信者でないので訳するのは難しいが、キリストが生まれる前のマリアの出会いを描いている内容のようである。

  穏やかな曲が続く。

2023年2月4日土曜日

First Day of Spring(立春)

 

Red Plum near Yanagawa begins to bloom

  本日は立春。柳川近くの紅梅の花が開き始めた。調べて見ると、毎年今頃に開花している。

梅の花 立春の季節 咲き始め
(うめのはな りっしゅんのきせつ さきはじめ)

  この紅梅は同じ幹から白の花も咲く。毎年まずは紅梅が咲き、同じ木からまもなく白梅も咲く。

  人間世界の動向とは関係なく、自然は季節を変えていく。

2023年2月3日金曜日

Vegan Sushi Kaiseki(ビーガン寿司懐石)

 

Italian Restaurant ”Da・Maeda”

Inside of Restaurant

Hojicha(ほうじ茶)

Cashew Cream Cheese, Fermented Orange with Orange Sheet, European Pear

Simmered Gold Turnip, Rape Blossoms with Sesame Sauce, Kiwifruits and Apples with Wasabi Sauce

Potage of Shogoin Turnip, Suguki Pickles

Fried Barnyard Millet with Orange Sauce

Steamed Squash with Pineapple and Orange Jam

Vinegard Seaweed, Beats and Apples with Japanese Ginger, Lily Bulb with Yuzu Sauce

Pickles of Slash-and-Burn Field Yamakabura(Tunip)

Smoked Kintoki Carrot

Smoked Enoki Mushroom and Mustard Radish with Perilla

Burdock and Apples simmered with Red Wine

Ochazuke with Jerusalem Artichoke and Japanese Pepper

Organic Black Tea made in Japan

  この2年ほど、イタリアンレストランのダ・マエダビーガン寿司懐石を食べる機会がなかった。

  久しぶりに予約を入れて、本日の昼食に出かけた。午後1時にレストランに入ったが、すでに2組のグループがビーガン寿司懐石を食べていた。

  アルコールは飲まないので、まずはほうじ茶を注文した。

  そしてビーガン寿司3貫入りの皿が2皿、順番に出てきた。一皿目には、カシュ―クリームチーズ、発酵みかんにみかんシートのせ、洋ナシの握りずしであった。

  二皿目は、黄金カブラの煮つけ、キウイとリンゴのワサビソース付の握り寿司、そして菜の花の胡麻和えの軍艦巻きであった。

  次に、聖護院カブラのポタージュとスグキの漬物の軍艦巻きをいただいた。

  この後一貫ずつ、雑穀ヒエのフライとみかんソース味の握り寿司、パイナップルとミカンのジャム付蒸しカボチャの軍艦巻きと続く。

  さらに、ミョウガ入り、ワカメとビーツ、リンゴの酢の物と、ユリ根の柚子ソース入り軍艦巻きとなった。

  焼き畑ヤマカブラの漬物の軍艦巻き、金時人参の燻製握り寿司、燻しエノキの辛子大根和えの大葉付き軍艦巻き、ゴボウとリンゴの赤ワイン煮握り寿司となり、最後は菊芋ととろろ芋の山椒入りお茶漬けで終了となった。

  いずれの寿司も旨味のある味付けで、料理人の研究心には感服である。

ダマエダの ビーガン寿司は 旨すぎる
(ダマエダの ビーガンずしは うますぎる)

  日本製のオーガニック紅茶で食事の余韻を楽しんだ。料理人との会話で、最近はイタリア料理よりも、ビーガン寿司懐石の希望者が多いという。

  いずれイタリアレストランからビーガン寿司の看板にかけ替えるほうが良いのではと言ったところ、ビーガンという言葉が日本ではまだあまり認知されていないので、難しいかとの反応であった。

  これからも食べに行きたい店であるので、ぜひとも今後も続けてほしいと願う。