JR Bus (from Kyoto Station to Shuzan/周山)
Keihoku Furusato Bus (from Shuzan to Yamakuni Goryo/山国御陵)
Approach(参道) from Yamakuni Goryo Bus Stop
Chokushi-Mon(勅使門)
Entrance of Josyokoji
Hojo(方丈)
Hojo Garden
Inside of Hojo(方丈)
Fusuma-E(襖絵)
Tsuitate(衝立)
Hojo and Kaisando(開山堂)
Inside of Kaisando
Kokonoe Cherry(九重桜/国指定天然記念物)and Sakon Cherry(左近の桜)
Mikurumagaeshi Cherry(御車返しの桜)
Katsuragawa(桂川/大堰川)
Autumn Leaves at Bank of Katsuragawa
周山街道の周山にある
常照皇寺の紅葉を見に出かけた。JR京都駅からJRバスで向かった。
JRバスの乗り場は長蛇の列になっていた。周山街道方面に向かう観光客で一杯であった。まもなくバスが来て、乗客がバスに乗り込んだ。まだ長蛇の列が残っているが、周山へ行く人を先に乗せるという。
並んでいる人を横目にバスに乗ることになった。この後、
高雄までの臨時バスが来るとのことで周山へ行く人を先に乗せたということが分かった。
それでも超満員で、1時間以上立ちっぱなし乗車となった。しかし高雄でほとんどの観光客は降りたので、その後の30分はゆったりと座って行けた。
途中高雄付近の紅葉を見ながら、そして北山杉が林立する山を見ながら周山に着いた。
周山からは京北ふるさとバスに約15分乗り、山国御陵で下車した。ここから参道を登り、勅使門を通り常照皇寺に着いた。
この寺は、光厳法皇によって1362年に開かれたという。南北朝の乱世から逃れて禅の道に入り、ここで生涯を終わっている。寺の裏山には山国陵が作られ、祀られている。
ちなみに、明治維新時活躍した山国隊はこの付近の農民の集団である。
時代祭りの行列では、この山国隊の鼓笛隊が先頭を歩く。
寺には、方丈、開山堂などがあり、方丈からは方丈庭園を見学できる。紅葉が最盛期であった。
一方、方丈と開山堂に囲まれた庭には、国指定の天然記念物である「九重桜」、御所から株分けした「左近の桜」、一重と八重が一枝に咲く「御車返しの桜」などがある。
春には見事な桜の花が見られるという。
山国は 春の桜に 秋モミジ
(やまぐには はるのさくらに あきモミジ)
見学の後バス停まで戻った所、近くに桂川が流れていることに気が付いた。京都嵐山に流れる
大堰川・桂川の上流である。その土手にもモミジが植えられ、紅葉が美しかった。
帰りのふるさとバスから見る田舎の光景はのどかで、ゆったりとした気分を味わった。
周山バス停の近くには小中学校があり、表示が京都市立小中学校とされていた。昔は京北町であったが、その後京都市に併合されたとのことである。京都市の広さには驚かされた。
帰りの周山からのJRバスは乗客も少なかったが、高雄からはどっと観光客が乗り込み超満員になった。