立見席販売窓口に並ぶ人々
ホール入口でさらに待つ
モニターの魔笛の表示
指揮者 Adam Fischer
ザラストロ(祭司) Rene Pape
タミーノ(王子)Benjamin Bernheim
夜の王女 Hila Fahima
パミーナ(王女の娘)Valentina Nafornita
パパゲーノ Rafael Fingerlos
開演前の様子
舞台
モニターに出る日本語訳
幕間の様子
終了後の挨拶
演奏が終わって(動画)
移動の軌跡(オペラハウス)
歩いた距離 2.92km、2938歩
本日はオペラハウスでモーツアルトの魔笛の鑑賞である。やはり席は完売のため当日販売の立見席を並んで購入した。
モーツアルト最後のオペラで、亡くなる年の9月に初演されている。そして12月25日に生涯を終わっている。
夜の王女の娘が他国の支配者に奪われる。大蛇に襲われた別の国の王子が雷で助けられ、王女と出会う。王女が娘の絵を見せると、王子は一目ぼれする。王女は娘を助ければ娘を与えると約束する。そして魔法の笛を与える。
本当は夜の王女は世界を征服しようとしている悪女であり、捕らえられている娘は他の国の支配者が保護を目的に拘束していたものである。
王子と娘は他の国の支配者の前で出会い、お互いに好きになる。この支配者は実際は祭司である。一緒になるには焔をくぐることと、水の中を抜けるなどの試練を克服することが必要と伝える。
王女からもらった魔法の笛を吹きながらそれらの試練を克服し、結ばれるというお話である。二人の間を取り持つパパゲーノの役割も面白い。
夜の王女のアリアとして有名なコロラトゥーラソプラノの転げるような歌声が響き、また王子のアリア「何と美しい絵姿」、パパゲーノの歌など、モーツアルトの響きが広がり、休憩も含めて3時間の間心地よい気分であった。
今年、オペラを見るのはこれが最後である。あと、大晦日の第九を楽しみにしている。