北陸新幹線の敦賀・新大阪間のルートについてようやく決着がついたようである。小浜、京都桂川駅経由となった。
採算性、償却性などを無視すれば、比較的妥当な決定と思う。しかし総額経費が5〜6兆円になる可能性が強いという。しかも完成は2050年になる。
2050年になると日本は今と様変わりになっていると容易に推定できる。人口がますます減少、都市と田舎の格差がますます大きくなり、経済も大幅に縮小するのは間違いない。
敦賀・新大阪間の乗客も今の延長線上ではない。むしろ乗客は激減するのは間違いない。今からこのような大規模な投資を行なっても、採算が取れるわけはない。
このような背景でもどうしても新幹線網を繋ぐなら、一番投資額の少ない米原駅が今とれる最良の選択と考える。
米原・新大阪は満杯との話もあるが、満杯なら北陸新幹線はとりあえずは米原止まりで良いのである。東海道新幹線と繋いでおれば、大災害の時にも北陸経由東京のルートは確保できる。
そして将来、リニア東海道もできれば新大阪・米原間の列車も余裕ができる。その時には新大阪・敦賀間直通も可能になる。今でも特急サンダーバード(大阪ー敦賀)は一時間に一本しか走っておらず、新幹線東海道を走ることはそう難しくはない。
JR桂川駅コースでも新大阪、敦賀間は採算の点では間違いなく赤字になると容易に推定できる。今回の議論でこの点の詳細検討がなされたと思うが、採算が取れないため公表しないと考えて良い。新大阪、敦賀、東京の全体としての採算性については論じられているが。
ところで急に有名になったJR桂川駅であるが、この辺りは子供の頃は田んぼの田園風景で、北に陸上自衛隊があり隣接して宝酒造がタカラビールを製造する工場があった。その後キリンビールに売却され、キリンビールも撤退して、近くにJR桂川駅が設置された。その後、マンション、イオンモール、学校などが出来、大きな街となっている。
今住んでいる琵琶湖湖畔マンションを購入する前には、この駅前のマンションにも見学に行っている。交通の便は良いが、もう一つ自然を楽しめるところがなく断念している。
2050年まで日本経済がもたなくなり、断念ということもあり得ると思う。その時になって、米原コースの話も復活するのかもしれない。
政府は株価、為替維持のため莫大な資金を投入し政治的介入を続けており、紙幣が印刷しまくられている。ソ連の崩壊と同じように、いずれ経済が破綻することは間違いない。国民は私利私欲に走ることなく、早く気がついて欲しいものである。
0 件のコメント:
コメントを投稿