2018年12月12日水曜日

ナブッコ

立見席売場に並ぶ
劇場内部
演奏前の様子(動画)
 モニターに出る 「NABUCCO」 の曲目
指揮者は Paolo Carignani
Nabucco 役は Luca Salsi

演奏が終わって

ソリストの挨拶

合唱団
移動の軌跡(国立オペラハウス)
歩いた距離 2.1km、4442歩

  ヴェルディ作曲のナブッコはすでに何回か今シーズンの国立オペラハウスで上演されている。今日が今シーズン最後の上演ということで、切符売り切れのため当日発売の立見席売場に15:30から並んだ。

  話は、バビロニア王ナブッコとユダヤとの争いの中で、ユダヤ人を奴隷としてバビロニアに連れ帰る。その奴隷が望郷の念で歌うのが一番有名な歌「行け、我が思いよ、黄金の翼に乗って」である。

  結局、長女とユダヤに人質になっていた次女との王位争いとなるが、最後には長女が毒を飲んで自殺し、次女が王位の継承者となりユダヤも含め支配することになる。

  ナブッコは今までも生のオペラを見たり、ホームシアターのDVDでも見たりしている。美しい旋律の歌、合唱がたっぷりである。何とっても「行け、我が思いよ、黄金の翼に乗って」が最高である。イタリアでは第二の国歌といわれている。

  ヴェルディが作曲した当時イタリアはオーストリアに支配されていた。初演はかの有名なトスカニーニの指揮で実施され、奴隷の望郷の念と同じ感情から熱狂的に受け入れらたという。

  最後は長女が亡くなり、次女と王が静かに歌う。二重唱の終わりは長々とピアニシモが響き渡る。

  ナブッコ役のバリトンといい、長女、次女役とも素晴らしい声量で、人間の声の素晴らしさを堪能させてくれた。さらにオペラ鑑賞、オーケストラを楽しむ予定。

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