2018年11月21日水曜日

Die Rauber(群盗)

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Volksoper
 
夜の Volksoper 
本日の曲はヴェルディの Die Rauber(群盗)
緞帳
客席
客席
幕間のロビー
本日の移動軌跡
(アパート、Hauptbahnhof、Folksoper)
 歩いた距離 9.8km、11958歩

  本日は今回の滞在で初めてオペラを見に出かけた。ウィーン中心から西北にある Volksoper で、ヴェルディの Die Rauber(群盗) を鑑賞した。

  このオペラは初めてであり、話の内容はプログラムで知ることとなった。伯爵の放蕩息子が盗賊の親分になる。弟がいるが彼は父を殺して伯爵の地位を得て独裁的な政治をすることを企てる。

  弟は放蕩息子である兄が亡くなったとの偽情報を伝え、伯爵が自滅するのを企てる。それで、伯爵は亡くなったと思われた。

  放蕩息子には伯爵の姪の婚約者がいたが、弟は姪に妻になることを迫る。姪は城を出て逃れるが、森で婚約者の放蕩息子に出会う。

  盗賊の頭であることを明かし、二人はこの世で二度と幸せになれないと悟る。姪は殺して欲しいと頼み、放蕩息子は姪を刺し殺す。ヴェルディ特有の劇的盛り上がりの音楽を背景に、自分は自首すると叫んで幕が下りる。

  2時間半に及ぶ演奏であったが、ヴェルディの親しみやすい音楽に時間を忘れて酔いしれた。オーケストラの音とともに生の歌声はホールに響き心地よい気分にさせてくれる。

  ちなみに放蕩息子役はテノールの Mehrzad Montazeri、伯爵役はバスの Andreas Mitschke、弟役はバリトンの Alik Abdukayumov、姪役はソプラノの Anja-Nina Bahrmann であった。いずれも声量豊かで美声を楽しませてもらった。

  この Volksoper と Wiener Staatsoper(ウィーン国立歌劇場) のオペラを引き続き楽しむ予定である。

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