2017年2月8日水曜日

びわこ競輪場跡

びわこ競輪場跡(自宅マンションから)
入場口跡
競輪場内とスタンド
競輪場内とスタンド
競輪場内とスタンド
近江神宮外苑運動場の表示

  自宅マンション西側はびわこ競輪場跡である。競輪が廃止されて5年ほど経つという。毎年この建物維持に2500万円ほどかかっているとの情報である。

  もともと近江神宮外苑であるが、跡地がどうなるのか見守っていた。ようやく大津市から再開発の公布があった。それによると、敷地を民間業者に期間を定めて貸与し、建物の解体と業者による新たな事業、それに一部緑地造りを任せるというもの。貸与期間終了後は業者が更地にして市が最終的に緑地にするという。

  再開発提案申請期限は3月下旬。4月には再開発案と業者を決めるとの計画である。現状にしておくだけでもすでに1億円以上の税金が浪費されている。解体だけで億の単位の金がかかるのであろう。その経費を捻出するための方策のようだ。

  国関係の業務に携わっていたことがある。事業を募集するときには事前にある業者と話が進んでおり、ほぼ煮詰まったところで公に募集することになる。結果としてその事前協議したところに決まることが多い。

  東京都の築地移転、東京オリンピックもすべてこの構図である。それに経験したことであるが、公の工事は、私的会社の工事と比べてその単価を2倍以上するというのが当たり前になっている。

  すでに1億円の税金が使われており、今回の再開発で税金の無駄遣いがないよう願うばかりである。

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