2023年6月14日水曜日

Under Construction of new Nest(新しい巣作り)

 

Under Construction of new Nest at Otsukan

Flowers of Gladiolus(グラジオラス)at Private Garden along Bank of Yanagawa

  大津館の燕が育った巣はそのまま残っているが、軒先の一方の端に新たに巣が出来つつあった。巣立った雛の親か、別のツガイか、また卵を産むようである。

  雄、雌の燕が巣に行き来している。今までの巣を使わないところ見ると、別の燕ではないかと思う。

大津館 別の所に 燕の巣
(おおつかん べつのところに つばめのす)

  「燕がやって来ました」という看板は片付けられていたが、巣の下にまた置かれた。燕の巣の観察を再開したい。

  一方柳川の土手では、近くの住人が管理している花壇にグラジオラスの花が咲いた。本格的な夏の花の開花である。

2023年6月13日火曜日

Ichitaro(一太郎)

 

"Ichitaro" was defeated by Microsoft Word
Developer of Ichitaro still has Dream of IT
(WEB News dated 12th of June, 2023)
NEC PC-98, Colour Monitor, Colour Printer on my Desk of Home 
(around 1989)

  昨日のWEB ニュースで「一太郎」の開発者が、さらなるITの可能性を追求するとの記事があった。

  今ではパソコンなどのIT機器が世界中の家庭にも普及しているが、その歴史を体験してきた者にとって日本語ワープロソフト「一太郎」は、日本での本格的なIT機器の普及に大きな役割を果たしたと考えている。

  日本ではパソコンといえばまずは8ビットのNEC8000シリーズであるが、ワープロなどの本格的なソフトは使えず、ほとんどはマニアが Basic の言語を使ってプログラミングして使用していた。

  しかし1982年に16ビットの NECーPC98が開発され、パソコンの機能が飛躍的に拡大した。そして、日本語ワープロ「一太郎」が1985年に発売され、各方面で利用されることになる。

  小生も1987年ころにはNECーPC98パソコン、カラーモニター、カラープリンター、ソフトとして「一太郎」、図形ソフト「花子」、表計算ソフト「ロータス 1-2-3」など、一式を自宅に導入している。すでに東京に住んでいたので、当時一番安売りしていた秋葉原のソフマップで購入している。

  当時ソフマップは創業したばかりであり、秋葉原のマンション一室を借りて細々と店をやっていた。その後急成長し全国に広がったが、今ではビックカメラの子会社になっている。

  ソフマップという当時一番安売りの店でパソコン一式を購入したが、それでもソフトも含めてしめて100万円くらいかかった。今からは想像できない高い値段であった。

  まだ会社ではパソコンは導入されておらず、仕事の報告書、図面、私的な宛先管理、年賀状印刷、家計簿など個人的に活用していた。

  そして1995年にマイクロソフトがOSウインドウズを販売し、パソコンの世界は一変する。このウインドウズにはワープロソフト「ワード」、表計算ソフト「エクセル」がついており、ウインドウズを導入することにより、自動的にソフトは「ワード」、「エクセル」に変わっていった。

  まもなく「一太郎」、「ロータス1-2-3」は衰退していくことになる。そして今では「ワード」、「エクセル」が主流となっている。

  ウインドウズが普及し、会社でもパソコンが使われるようになる。その時「ワード」を初めて使ったが、日本語ワープロとしては最低であった。すでに「一太郎」では人工頭脳に近い機能が入っており、いちいち漢字ごとに変換しなくてもまとめて変換すると、かなりの確度で正しく変換されていた。

一太郎 ワープロ技術 最高だ
(いちたろう ワープロぎじゅつ さいこうだ)

  今でも「ワード」では単語ごとに変換しないと正しい漢字は得られない。それでもOSに付随していることもあり使い続けている。日本語を書くことを仕事としている人は、わざわざウインドウズに「一太郎」を入れて使っている人が多いのではないかと思う。

  一太郎を開発したジャストシステムは業績悪化によりキーエンスの傘下に入り、開発者の浮川初子氏はすでにジャストシステムを去っている。

  しかし昨日のニュースでは、浮川氏は2009年にメタモジを新たに立ち上げ、アップルの i-Pad 専用の日本語入力ソフトを開発、さらなる新しいIT関連技術開発にも取り組んで夢を追うことで意気盛んである。

  とはいえ、すでにレールが引かれたIT技術内での話で、この30年におよぶ日本の停滞経済を新たに乗り越えるには、IT以外のさらなる産業の芽を育てていく必要があるように思う。そのキーワードは健康、環境、食糧、農業ではないかと考える。

  昨日のニュースで、自分のITの歴史を思い出すこととなった。

2023年6月12日月曜日

Stokesia(ストケシア)

 

Flowers of Stokesia at Bank of Yanagawa

  6月に入り柳川土手には新たに鮮やかな紫の涼しげな豪華な花が咲いている。調べて見るとストケシアという花で、日本名は瑠璃菊といわれ菊の仲間である。

  原産は北米とのことで昭和初期に観賞用として日本に入ってきたという。おそらく誰かが土手に植えたものと思う。夏に咲く花であるが、色といい、姿といい、涼しげな雰囲気を持っている。

  6月から9月にかけて花が咲き、真夏には暑さを少しでも和らげてくれるのだろう。

ストケシア 夏の暑さを 和らげる

(ストケシア なつのあつさを やわらげる)

  今までも咲いていたと思うが気が付いていなかった。これからの散歩の楽しみにしたい。

2023年6月11日日曜日

Loofah Shelf(ヘチマ棚)

 



Loofah Shelf made with PP String

  ベランダに植えたヘチマの蔓が伸びてきた。今年はヘチマ棚を作って、棚にヘチマがぶら下がるように育てたいと思う。

  PP紐を使い、結び目を作り棚状の形に造作した。うまく上部棚にまで蔓が達し、その後上部棚を這うようなるか、気になるところである。

ヘチマ棚 ベランダにでき 実を願う
(ヘチマたな ベランダにでき みをねがう)

  昨年は雄花しか咲かず、ヘチマは出来なかった。今年こそ棚に雌花も咲きヘチマが出来ることを望む。

2023年6月10日土曜日

Anniversary of Time(時の記念日)

 

Anniverary of Time : 10th of June

10th of June : Rokoku-Fest(漏刻祭) in Oumi-Shrine


Rehearsal of Ceremony at Oumi-Shrine

  本日、6月10日は時の記念日。天智天皇の時代、近江大津宮に初めて漏刻(水時計)が設置され、時刻制度が始まった。大正九年に記念日として決められた。

  天智天皇を祀る近江神宮では、この日に漏刻祭が実施され、時の神様に感謝する儀式が行われる。

  漏刻祭には、全国から時計メーカーの人々が参列し、本年度の新製品の時計がお供えされる。献納される時計は、セイコー、シチズン、リズム、カシオなどの会社の製品である。

時の日に 時計奉納 近江宮
(ときのひに とけいほうのう おうみぐう)

  このごろは早朝の散歩であるため、ちょうど儀式のリハーサルが行われているところであった。采女としては、びわ湖大津観光大使などが務めている。

  実際の儀式は午前11時から始まることから、立ち会うことは出来なかった。

  帰り大津館にも立ち寄ったが、残り1羽の燕の雛の姿はなく、すべての雛が巣立ちしたことを確認した。少し寂しく感じる。

2023年6月9日金曜日

Leaving Nest(巣立ち)

 

Only One Chick in Nest at Otsukan

Grey-Headed Lapwings disappeared in Rice Field near Yanagawa
(One Month after Rice Planting)

  大津館の燕の雛は、昨日まで4羽が巣の中で窮屈そうにいたが、本日は1羽だけになっていた。3羽は巣立ちし近くを飛び回っているようである。

  まだ1羽が巣に残っているため、今まで通り親鳥が餌をもって巣に帰ってきていた。この1羽も間もなく巣立ちとなる。

  とにかく無事成長出来てよかった。この後さらに卵を産むのか、観察は続けたい。

  一方、柳川近くの田んぼは田植え後一か月がたち、苗もかなり大きくなった。そしてケリはいなくなった。残り一羽の雛も近くを飛んでいるのであろう。

ケリ燕 子育て終わり 空を舞う
(ケリつばめ こそだておわり そらをまう)

  来年も野鳥の子育てを見たいものだ。

2023年6月8日木曜日

Fruits of Loquat(枇杷の実)

 


Fruits of Loquat at Bank of Saigawa(際川)
Flowers of Hollyhock at Bank of Saigawa(際川)
Fruit of Loquat at my Balcony
(Withered/枯れる)

  昨日は際川の土手を散歩している。土手には2本の大きな枇杷の木があり、枇杷の実がたわわに実っている。

  2年前には和歌山の枇杷畑に枇杷の実を採りに行ったことを思い出す。自然農園になっており、形はいろいろであったが、味は良好であった。今年も実っていることと思う。

  今年は我が家の枇杷の実が成長することを期待していたが、3個の小さな実が1個だけ生き残った。しかしこの1個も成長せず、枯れてしまったようである。

  残念であるが、来年に期待したい。

ベランダの 枇杷の実ならず 来年に
(ベランダの びわのみならず らいねんに)

  際川土手では、葵の花が満開になった。艶やかな花で、ピンクと白の花を開かせている。紫陽花と並んで、梅雨時の散歩の楽しみでもある。