2020年6月6日土曜日

Kume Hiroshi(久米宏)

Radio Program of Kume Hiroshi ends this June
(WEB News)
Walking 8.52 km, 7893 Steps
(Usual Course)

  毎週土曜日の午後はTBSラジオの「久米宏ラジオなんですけど」を聞くのを楽しみにしている。

  本日、その放送の中で今月末でこの番組が終了になると伝えていた。理由はたくさんあるとのことで、今月末までの残った番組の中で説明があるようである。どこまで真実が明らかになるか疑問であるが。

  日本のマスメディアは殆ど政府、行政、警察などの発表した情報のみしか報道しなくなっている。その中でラジオだけは比較的多方面の見方からの情報もある。「久米宏ラジオなんです」はその貴重な番組の一つであり、情報の一つとして理解していた。

  同じTBSラジオに出ていた永六輔は死ぬまで番組を続けていた。久米宏も死ぬまで番組を続けるものと思っていた。番組が終了する一番の理由があるはずである。

  すでに新聞、テレビのない生活を続けて久しい。これからは、クラシック音楽番組以外はラジオも聞くことはなくなるだろう。

  一般のマスメディアは中国、北朝鮮と同じになってしまった。今まで以上に、インターネットを駆使して的確な情報を得るようにしたいと思う。

情報は 新聞テレビ 当てにせず
(じょうほうは しんぶんテレビ あてにせず)

2020年6月5日金曜日

PIECLEX(ピエクレックス)

 WEB News of PIECLEX Development
(Yesterday)
Polylactic Acide Fiber from Plant has Piezoelectric Property
Cross Section of Fibers
 Antibacterial Property of PIECLEX
 Applications of PIECLEX
Walking & Train 17.41 km, 3690 Steps
(Kosei Line Yamashina, Mujirushi)
Walking 5.61 km, 6349 Steps
(Oumi-Shrine)

  昨日のWEBニュースで村田製作所帝人フロンティアが圧電繊維を共同開発、合弁会社を設立し製造販売すると伝えていた。

  村田製作所は戦後設立された京都の町工場で、もともと碍子などの陶器製品を作っていた。この会社が大きくなる礎になったのが、ポジスターという温度により抵抗値が変化するセラミックを開発したことにある。

  ポジスターは電気製品に多用されたが、特に有名なのが電気釜の保温装置である。一躍、町工場から日本有数の会社に発展した。

  その後積層セラミックコンデンサーを開発し、今では世界一のセラミックコンデンサーのメーカーとして知られる。IT革命によりスマホなどの爆発的普及により、極小のセラミックコンデンサーはますます需要を増やしている。

  一方、帝人フロンティアは、もともと帝人のポリエステル繊維事業と、子会社であった帝人商事が合併し、繊維の研究開発製造、商社機能も含めた珍しい体制の会社である。ポリエステル繊維事業立て直しが背景にある。

  帝人時代、定年になる少し前に研究開発を開始したのがポリ乳酸繊維である。原料は植物を使いポリマーとしては生分解の特性を持っている。使用後は土の中で分解され地球に戻る。石油を使わない、植物循環型の素材である。

  このポリマーに圧電特性があることは知らなかった。刺激を与えると電圧が発生し、その電界の作用により抗菌機能がでるという。コロナに対して効果があるかは現在確認中とのこと。

  村田製作所の圧電技術と、繊維技術の帝人が結合して完成した技術といえる。帝人がポリ乳酸繊維の開発を開始してからすでに20年くらい経過している。ビジネスになるまでには時間がかかる例の一つである。

  製品としては、衣料用繊維製品のみならず産業資材用にも応用される。コロナ禍で世界でマスクが必要とされているが、もしコロナにも効果があることが判明すれば、マスクの利用価値も広まることが期待される。

  大学卒業のころに村田製作所から求人が来ていたことを思い出す。当時は東レ、帝人、旭化成などの合成繊維メーカーに比べてあまりにも小さな会社であったので誰も応募しなかった。その後、1年後輩の一人が応募し就職している。

  今では村田製作所は売上2兆円に近い大きな企業になっている。東レ、旭化成も同じような規模の会社に成長している。それに反して帝人はその半分にも満たない。

就職に 会社規模より 未来見る
(しゅうしょくに かいしゃきぼより みらいみる)

  後輩の選んだ道は少なくとも失敗ではなかったと思う。

2020年6月4日木曜日

Beer Garden(ビアーガーデン)

Billboard of Beer Garden at Branch Otsukyo
 
Italian Restaurant in Branch Otsukyo
 Menu of Beer Garden
 Entrance of Beer Garden
Walking 4.7 km, 7560 Steps
(Usual Course)

  ブランチ大津京ではこの6月1日からビアーガーデンが開店している。この2月に開店したイタリアンレストランが横の芝生を利用しての開店である。

  ビールの美味しい季節になってきた。さっそくお客さんで賑わっていた。賑わうといってもテーブルの間隔をあけており、混雑はしていない。緑の芝生が広がる、雰囲気の良いビアーガーデンである。

初夏となり ビアーガーデン 涼しげな
(しょかとなり ビアーガーデン すずしげな)

  すでにアルコールを止めて10数年たつ。真夏になればノンアルコールの龍馬ビールを飲んでいる。今年もすでに購入してある。

  このビアーガーデンでもノンアルコールビールがメニューにある。昔飲んだことのあるサントリーのノンアルコールビールのようで、これでは龍馬の味には勝てない。この夏もビールは家で楽しむことになる。

  もし来客があれば、一度試してみることも考えたい。

2020年6月3日水曜日

Firethorn(ピラカンサス)

 
 Firethorn along English Garden in Yanagasaki Lakeside Park
(Photographed in 12, May, 2020)
7-5-3 Ceremony Decorations at Oumi-Shrine
Walking 8.07 km, 8627 Steps
(Usual Course)

  すでに6月に入ったが、近江神宮の楼門社務所の飾りは、五月人形から七五三人形に変わった。年末まで飾られるものと思う。

  柳が崎湖畔公園とイングリッシュガーデンの境界に植えられている垣根は、冬場には山茶花の赤い花で彩られていた。この5月初旬にはその垣根は白い花が満開であった。この白い花の木がなんであるか調べていた。

  ようやくピラカンサスというバラ科の常緑樹であることが分かった。南ヨーロッパ、西アジア原産で、明治時代の中頃に渡来している。

五月咲く ピラカンサスの 白い花
(ごがつさく ピラカンサスの しろいはな)

  枝には棘が多いことから、防犯を兼ねた垣根に使われることが多いという。ここでの垣根は山茶花とピラカンサスを混ぜて植え、季節により色を楽しむように設計されているようである。

  すでに白い花は枯れて、垣根は緑一色の壁となっている。秋になると小さな赤い実が出来て、生け花、切り花として用いられるという。

2020年6月2日火曜日

Spy(スパイ)

Chinese Spys enter into USA Reseach Institute
(WEB News)
 Professors of Harvard University were arrested
(BBC News)

Walking 7.46km, 8088 Steps
(Usual Course)

  中国が国家戦略として学生・研究員をアメリカに派遣しスパイ活動をしているとの報道である。このコロナ騒ぎの中で、ハーバード大学の教授が中国に情報を漏らしたとのことで逮捕されている。その一端の出来事と考えられる。

  10年ほど前には、つくばの産業技術総合研究所にできた研究機構で仕事をしていた。その時、プロジェクトのため100名に及ぶポスドクを採用している。

  その応募者の中にはすでに産業技術総合研究所に研究員として採用された中国からの研究員もいた。まだ20代の女性で上海交通大学博士課程出身とのこと。日本でいえば東京工大、アメリカでいえばマサチューセッツ工科大学である。

  優秀でさっそく研究成果を出し、ボストンで開催された世界学会でも発表している。流暢な英語であった。

  そして、2年勤めて突然退職するという。理由を聞くと、両親がアメリカに行くので一緒に住むためとのこと。その後、連絡はとれなくなった。

  今思うと、どうも怪しい感じがする。研究機構のテーマは最新のナノ技術に関するものである。ナノカーボンの発見者である飯島博士も出席する毎月の研究発表会にも出席していた。情報が中国に漏れていたことは十分考えられる。

中国の ポスドク優れ 要注意
(ちゅうごくの ポスドクすぐれ ようちゅうい)

  今回のニュースでは日本でもアメリカと同じことが行われていると伝えている。中国のみならずインドからも優秀な研究者が応募してくる現況である。外国人の採用に関してのリスク管理が必要な時代になっている。

2020年6月1日月曜日

Cyril Christo(シリル クリスト)

 Cyril Christo passed away
(from WEB News)
 Reichtag (Bundestag) in Berlin, Visit in August, 1993
(ドイツベルリン国会議事堂)
Wrapped by Fabric, Visit in June, 1995
 (Work of Christo)
Walking 7.4km, 8179 Steps
(Usual Course)

  現代美術家のシリル クリストさんが亡くなったとのニュースがあった。特に有名なのが世界の建物を布で覆う作品である。

  ドイツに住んでいた時にはたびたびベルリンを訪れている。住んでいる当時は、国会議事堂をドイツ語で Bundestag と言っていたが、今では Reichtag といわれている。この建物を布で完全に包んだ時の写真も残っている。

  その後5年前に再度ベルリンを訪れ、この国会議事堂を訪問している。建物の上に展望ドームが追加されており、ベルリンを一望できる観光名所になっていた。

  国会議事堂はナチスが政権をとる前に、ナチスにより放火されている。その後東西ドイツが統合され、1999年に修復され現在の建物となっている。

  建物を布で覆うだけであるが、何か美しく感じる。ドイツ時代を懐かしく思い出した。

布かける 建物の姿 美しい
(ぬのかける たてもののすがた うつくしい)

2020年5月31日日曜日

Stop Tokyo Olimpic 6(東京オリンピック中止へ6)


Being obliged to examine Stopping Tokyo Olimpic
(Mr.Sen said)
 Tokyo Olimpic must be stopped if it is imposible next Year
(IOC Chairman said) 
Walking 6.81 km, 7762 Steps
(Usual Course)

  本日のWEBニュースで、東京オリンピック組織委員会顧問の千玄室氏の発言が報道されている。茶道裏千家の前家元で東京オリンピック誘致活動にも参加していた人である。

  コロナとの戦いは来年までに世界で収束しないと準備などでオリンピックの開催は困難である。たとえ今年中に終息したとしても、今度はリーマンショック以上の経済危機が予想され、その中での開催は不可能である。

  延期による負担も考えると中止の検討をせざるを得ないのではないか。また、今のオリンピックは商業ベースになっており、原点に戻り本当に選手が修練の結果を発揮させる場にしなくてはいけない。

  以上のような趣旨であるが、オリンピックを推進している顧問の方からの中止検討の意見は重要である。

茶道千 五輪の中止 検討を
(さどうせん ごりんのちゅうし けんとうを)

  一方では、IOC会長が来年開催できないなら中止との発言もしている。IOCでは中止の場合も検討の中に入っていることは間違いない。むしろIOCは中止にしたかったが日本の要請で延期にしたのではないかと思う。

  それ故 IOC から、延期の追加経費は日本負担との話が漏れてきているのではないか。

  一日でも中止の判断が早ければ、損害は少なくて済むことになる。千氏はそれを言いたかったと考えてよい。

  関係者からのさらなる提言と、一刻も早く中止の判断が下されることを期待する。