2025年12月15日月曜日

Academic Fraud(学歴詐称)

Takubo Maki Ito City Former Mayor

Doctor Nakamura Tetsu

  ようやく伊東市の田久保前市長の学歴詐称問題に決着がついた。学歴詐称の事実を指摘され、詐称であると認め一時は市長を辞職すると公表しながら、その後も市長に半年以上居座った事になる。

  現在の法律を極限まで悪用しながら延命を図り、議会の解散、そして再選挙と、時間と税金を無駄遣いした事になる。特に選挙は議会選挙と、市長選挙の二度の選挙が実施された事により数億円の税金の無駄遣いになったようである。

  それでも市長再選挙で前市長の獲得票は三位で、それなりに支持者がいたという事である。物事を人間の理性で判断せず、利権だけで判断している人がかなりいるという事である。

  日本の政治が理性に適った方向に進まないのは、まだまだグーミン(愚民)が多いということになる。

  今の政治家は世のため、人のためというが、実際やっていことは利権が優先して今回のような事件が起こる。

政治家は 利権優先 庶民あと

(せいじかは りけんゆうせん しょみんあと)

  対照的なのはアフガニスタンで30年以上にわたって不毛の砂漠になった大地に灌漑施設を作り、見事に緑を回復させた中村哲医師の活動である。

  このような本当に人のために尽くした人が、皮肉にも暗殺されるという理不尽なことも起こっている。

  この世の中理想通りには進まないのが常であるが、何が人として進むべき道かをよく考えて行動することがより良い社会を作る原動力と常々考えている。

  同じ学歴詐称でも首都の学歴詐称事件はお金などの力で抑え込んだようで、何もなかったようにその地位を維持している。

  前伊藤市長とともに、その図太さには閉口である。

0 件のコメント:

コメントを投稿