2019年12月27日金曜日

Mt. Hira with Snow(雪の比良山)

 Mt. Hira with Snow
 Oumi-Fuji & Rainbow from Chinaberry with Seeds
Walking 6.31 km, 8324 Steps
(Usual Course)

  昨夜は雨であったが比良山山頂では雪が降り、この冬初めて白い比良山となった。初冠雪は11月下旬であったが、琵琶湖からは白い山頂は見えなかった。

白い比良 琵琶湖に浮かぶ 冬景色
(しろいひら びわこにうかぶ ふゆげしき)

  この1週間前には山頂スキー場が開場しており、これからスキー客で賑わうものと思う。

  散歩していると、近江富士近くに虹がかかっていた。ちょうど湖畔公園の実が残った栴檀の木からの眺めである。

  だんだんと寒さも厳しくなってきた。散歩には手袋、マフラー、毛糸帽子が必須となった。

2019年12月26日木曜日

Kuretakeyu(呉竹湯)

 Public Bath "Kuretakeyu" closes at End of This Year
(WEB News)
Announcement of Closing Public Bath(呉竹湯)
Walking 6.22 km, 7758 Steps
(Usual Course)

  本日の WEB News で、京都伏見の呉竹湯が今年いっぱいで閉店になるということを知った。その店主の閉店のお知らせが話題になっているという。

  小学校4年までは伏見の大手筋近くに住んでいた。借家で土間には竈もある古い京町屋であった。しかし風呂はなく、いつも家族で近くの銭湯に通っていた。特に冬の寒い夜、銭湯でほこほこになって気持ちよく夜道を帰ったときのことを今も覚えている。

寒空に 銭湯帰り ほっこりす
(さむぞらに せんとうがえり ほっこりす)

  その一つがこの呉竹湯である。60年以上たつが今も営業していたとは予想もしなかった。

  店主も91歳になり、設備も、建物も老朽化し、閉店することになったという。 お知らせには、自分の歩いてきた道も紹介されている。

  石川県の出身で、学校出て軍需工場に勤めるが、愛国心にかられて海軍に志願する。特攻潜航艇の訓練の毎日であったが、もう少し戦争が長引いていたなら特攻に行っていたという。

  戦後石川県の知り合いが京都で銭湯をしており、誘われてそこで働くことになる。その後店主となり今まで業務を続けてきた。ホッとする反面、寂しいとの言葉で締めくくられている。
 
  小さいころ通っていた時の店主と同じ人物であると思う。懐かしいばかりである。閉店までもう少し日があるので、ぜひとも呉竹湯に行ってみたと思う。

  銭湯に行くのは本当に久しぶりとなる。

2019年12月25日水曜日

Dentist(歯医者)

 New Dentst
(Branch Otsukyo Dental Clinic)
Walking 2.96 km, 4184 Steps
(Takayama Dental Clinic)

  先週から右前歯上の歯茎が痛み出し、特に噛むときに痛みがひどくなってきた。とうとう今日、歯医者に行くことにした。

  この秋から自宅マンションの真向かいに新しい歯医者(ブランチ大津京デンタルクリニック)も開業している。一度かかってみたいと思っていたが、今までの所の方が過去の情報もあり、的確な処置ができると判断し、JR駅前の高山デンタルクリニックに出かけた。

  治療した歯の根元が割れて、そこにばい菌が入り膿んでいるという。よく噛むことが日常になっているが、その影響の可能性もある。

  年末で治療が中途半端になるので、かぶせた前歯をすべてはずして、割れたところの膿をとり消毒し、仮の入れ歯を作ってくれた。

  次回1月7日までこの仮入れ歯で過ごすことになった。痛みは残り、抗生物質を処方された。

  午後6時から8時までの処置時間となったが、入れ歯をその場で作るというなかなかの腕前に感心した。

歯医者は 医者というよりも 技術力
(はいしゃは いしゃというよりも ぎじゅつりょく)

  今回、今までの歯医者にしたことは正解であった。地理的に近い新しい歯医者にはこれからも縁がなさそうである。

2019年12月24日火曜日

Yellow Seeds of Chinaberry(黄色い栴檀の実)

Seeds of Chinaberry turned to Yellow Colour after Leaves Falling
(Yanagasaki Lakeside Park)
Walking 6.12 km, 8007 Steps
(Usual Course)

  柳が崎湖畔公園の浜辺には栴檀の木がある。この夏花が咲き緑のがなっていた。

  冬になり葉はすでにすべてなくなった後、実だけが残っている。色も黄色に変化している。

  この実は薬用には使われるが、人は食べると毒になる。しかしヒヨドリなどの鳥には餌となり、いずれ鳥に食べられるものという。

  今年になってこの木の名前を知ることになった。自然には知らない事が多く、吉野博士の言葉でもないが、自然をこれからも興味を持って観察したものだ。

自然界 観察すると 新知識
(しぜんかい かんさつすると しんちしき)

2019年12月23日月曜日

Field Caviar(とんぶり)

 
FM Program "Kirakura"
Fukawa Ryo and Endo Mari
(ふかわりょう、遠藤真理)
" Song of Tonburi" composed by Fukawa Ryo
(Piano : Fukawa Ryo)
"Merry Christmas Mr.Laurence" composed by Sakamoto Ryuichi
(Cello : Endo Mari)
Walking 6.03 km, 8199 Steps
(Usual Course)

  毎週月曜日の午前中のFM放送では、ふかわりょうと遠藤真理による”きらクラ!”という番組をやっている。クラシック音楽を面白いやり方で楽しむ番組である。

  例えば、有名な小説の一節、詩などのバックグラウンド音楽を公募しその評価をしたり、最初のわずかな音で曲の名前を当てるなどの遊び心満点の番組である。

  今日は特別に、出演しているふかわりょうとチェリストの遠藤真理が関係する曲である。

  ふかわりょうが自ら作曲した”とんぶりの唄”を自演のピアノで聴かせてくれた。テレビで活躍するタレントであるが、その多才ぶりに驚かされる。とんぶりの宣伝大使もしているという。

ふかわりょう 多才な素質 素晴らしい
(ふかわりょう たさいなそしつ すばらしい)

  遠藤真理はこのクリスマスシーズンにバイオリン、ピアノとのトリオで坂本龍一とショスタコーヴィチの曲を演奏する会を持つという。その一つである坂本龍一の”戦場のメリークリスマス”を演奏していた。

  心地よい時間を過ごしたが、とんぶりとは何なのか知らなかった。しらべると畑のキャビアといわれ、その小さな実のプチプチ感を味わう食べ物であるという。もともと生薬として使われていたが、秋田地方では食べ物として工夫されて食べられている。

  味付けをうまくすれば、タラコの代わりにも使えるそうである。一度試したく思う。

2019年12月22日日曜日

Retiring by Myself(自らの定年)

 
Sentences after reading Novel "Retiring by Myself"
(My Diary dated 29, January, 1983)

  本日も過去の日記を読み返した。1983年1月29日の日記である。この日も小説の読後感想文を載せている。小説は、高杉良の「自らの定年」である。

  自分の信念と、会社勤めの使命とのギャップがあるとき、どのように生きるかを問う小説である。

  主人公は、自分の信念を曲げてまで会社で働くことを良しとせず、若くして会社を辞する。生きることとは、自分の信念を貫くことと考えている。

  管理職になり、部下の首切りをしなければならないときどうするか。自分自身の体験ではそのような場面に遭遇することはなかったが、若いころ有名な大屋社長夫妻の公私混同で我が社も傾き、倒産しかけた時がある。

社長妻 人事に手だし 社傾く
(しゃちょうつま じんじにてだし しゃかたむく) 

  その時には各課当てに、2名の割り当てで希望退職を募るという合理化策が実施された。当時まだ若かったので声はかからなかったが、年ゆきの人には声がかかった。当時の課長は大変だったと思う。

  しかし労組との間で合理化案は結ばれており、むしろ労組がその人を説得するのが現実であった。何のための労組か疑問に思ったものだ。

  大屋社長死去の後業績も回復し、その後このような人員整理の話はなかったのは幸いであった。

  やめて行った人には割増退職金があったが、その後決して幸せな生活ではなかったと記憶している。

  小説の主人公は英語が達者で、会社を辞めて英語塾をしてその後を過ごしたようである。

  会社を辞めてまで信念を貫くには、会社に依存しない自分を確立しておく必要があるのは言うまでもないが、自分の信念とどこまで折り合えるかが決断のポイントと思う。

  本日は外出する機会が取れず、散歩の記録はない。

2019年12月21日土曜日

Symphony NO.9(第九交響曲)

Pamphlet of Concert
(Conductor : Mitsuhashi Keiko)
 Biwako View from Biwako-Hall Foyer
 Biwako Hall Foyer
 Before Concert
 Cycling 8.10 km, 2497 Steps
(Biwako Hall)

  一年前はウィーンで毎日音楽三昧であった。大晦日にはベートーベンの第九交響曲も聴いた。

  今日は琵琶湖で初めて第九を聴きに出かけた。琵琶湖大ホールでの演奏であるが、ホール内は満員であった。

  指揮は三ツ橋敬子、ソプラノ森麻季、アルト小林久美子、テノール山本康寛、バリトン萩原寛明、合唱は350名に及ぶKEIBUN第九合唱団、管弦楽は大阪フィルハーモニー交響楽団であった。

  指揮の三ツ橋敬子は初めて聴いた。小柄にもかかわらずダイナミックな指揮であった。ソプラノは有名な森麻季で衣装といい容姿といい際立っていた。

  KEIBUN第九合唱団はしがぎん経済文化センターが運営する公募による合唱団である。これだけの大合唱を聴くのは珍しい。やはり人数の力はすごく、合唱がホール内に響き渡った。

第九聴く 大合唱に 音響く
(だいくきく だいがっしょうに おとひびく)

  また大フィルは久しぶりであった。学生のころ、朝比奈隆指揮でよく聴いている。

  中学の一年先輩が音大へ行き大フィルの打楽器奏者をしていたが、その後学校の音楽教師に転身したということも思い出した。

  今年も無事過ごせたことに感謝している。今年は東京と琵琶湖を行き来する年となった。高速バス青春18きっぷなどを使って、ゆっくり旅を楽しんだ。

  東京のマンションの大規模修繕工事も終了し、きれいな装いとなった。来年も同じように琵琶湖湖畔の生活を楽しむとともに、東京での生活も楽しみたいと思う。