Poinsettia after three Months Short-Day Treatment
Buds of Poinsettia
Princettia (three Stems withered)
Poinsettia after three Months Short-Day Treatment
Buds of Poinsettia
Princettia (three Stems withered)
Teijin Frontier developed Mixel NP
(from WEB News)
先日のWEBニュースで帝人フロンティアがミクセルNPを開発したとの記事が出ていた。
ミクセル(Mixel)といいえば、今から50年ほど前に現役時代の会社で技術開発・生産業務・商品開発などで扱っていた繊維である。
紡績糸のような単繊維で出来た糸は、綿の段階で異種の繊維を簡単に混ぜることができ、混紡糸として早くから普及している。異種の繊維を混ぜることによりそれぞれの特徴を生かせた繊維製品が可能になる。
その混ぜるという技術を長繊維であるマルチフィラメント糸に適用するのは難しかった。数本のマルチフィラメント糸を単に合わせて合糸・撚糸した場合、塊状態で糸となるため片方の糸の特徴しか出ないというのが普通である。
一本のフィラメントのレベルでランダムに混ぜるという技術は、長い間夢の技術であった。
それを実現したのがミクセルの技術である。高電圧電界の中にマルチフィラメントを通し、マルチフィラメントを開かせ、異種のフィラメント同士をランダムに混ぜることに世界で初めて成功したのである。
開発段階では、なかなかフィラメントが安定して開かず、開くときと開かないときがあった。観察の結果、どうも湿度の高い時に開きやすいという事実に気がついた。それで高電圧をかける前に水の霧吹きをかけると、安定して開くことが分かった。
水がフィラメント表面に付着することにより表面電荷が同じものになり反発して開くという原理である。その名を電気開繊法と呼んだ。そしてそのマルチフィラメントは、一般的には混繊糸と呼ばれる。
製品としては、アセテートとテトロン(ポリエステル)、アセテートとナイロンの組み合わせで、それぞれミクセルAT(Mixel AT)、ミクセルAN(Mixel AN)と呼ばれた。
アセテートの持っている光沢・吸湿性とテトロン、ナイロンの特質を兼ね備え、さらには熱収縮差を利用した嵩高性のある布帛の生産が可能になった。
和装、婦人用服などの高級品に販売され、若いときの仕事の良き思い出である。
その後テトロンの異なる特性のマルチフィラメントを混ぜる商品としてミクセルⅢも商品化された。
Red Leaves and Poem Monument near Second Torii of Oumi-Shrine
近江神宮二の鳥居の道に沿って紅葉がきれいである。その紅葉の前には高市黒人の歌碑がある。万葉集に詠まれている。
ささなみの国つ御神のうらさびて
荒れたる京見れば悲しも
壬申の乱の後、天智天皇時代の大津京のみやこが荒れ果てたのを嘆いた歌である。
大津京 天智時代の 栄華跡
(おおつきょう てんちじだいの えいがあと)
古の歴史が刻まれている。
Tree of Loquat at my Balcony
Buds of Loquat
(No Seeds)
ベランダの枇杷の木に今年も蕾が出来ている。昨年に比べて二か月ほど遅い。暑さが続いたせいのかもしれない。
枇杷の木に 蕾が出来る 師走かな
(びわのきに つぼみができる しわすかな)
まもなく花が咲くものと思う。
昨年は花が咲いても実が出来なかった。冬場に水をやりすぎた可能性がある。
今年は水やりをわずかにして様子を見たい。
一方ベランダのオリーブの木には、今年も花はたくさん咲いたが、結局実はまったく成長せず採れなかった。
この夏の暑さのせいのかもしれない。来年は実がなることを期待している。
Morning Sun from Yanagasaki Lakeside Park
Morning Sun and Seagalls at Yanagasaki Bay
Seagalls in Yanagasaki Bay
近江神宮楼門に登る石段に沿って、ドウダンツツジが植えられている。春には花が楽しめるが、今の時期葉を真っ赤な姿に変えている。
その赤い帯が、階段を引き立てている。
師走時 ドウダンツツジ 赤の帯
(しわすどき ドウダンツツジ あかのおび)
一方楼門前の紅葉は落葉し始めており、その下の石段は紅葉の絨毯になっている。
Second Thinning of Radish at my Balcony
師走になり夕暮れが日一日と早くなっている。夜が長くなり、夜を楽しむために毎年イルミネーションをベランダに灯している。
今年も本日夕方ベランダに灯した。ベランダからは大津館イングリッシュガーデンのイルミネーションが鮮やかに光っている。
昨日から居間の音楽はバッハのオルガン曲となっており、まったくヨーロッパのクリスマスの雰囲気になっている。
ベランダに イルミネーション バッハの曲
(ベランダに イルミネーション バッハのきょく)