My Diary dated 1983, 2, 4
(TV Drama of Hissatsu-shigotonin, Deadly Worker)
Judgment of not Guilty to accused Person
(Death and Serious Injury of Female High School Students)
Mother and Daughter were killed by Old Driver
Wife whose Husband killed Himeself, filed Suit
againt Goverment and former Director of Tax Agency
(Regarding Moritomo School Issue)
Cycling 13.15 km, 4448 Steps
(Otsu Station, Central Post Office, Seibu)
若いころの日記をブログに書き換える作業を進めているが、1983年2月4日(金)の日記にはテレビドラマ「必殺仕事人」を見たことを記録している。
藤田まこと主演の映画であるが、毎週のように楽しんで見ていた。藤田まことが演じる中村主水は役所でも家でもうだつが上がらないが、闇夜の仕事人として悪を成敗していく。
武家政治の時代、武士による辻斬り、無礼討ちなどで庶民が惨殺されている。歴史学者が述べていたが、当時の武士は庶民にとっては今のやくざみたいなものであったという。
武士の悪行のみならず、理不尽なことで殺された人々がたくさんいたものと思う。このドラマはこのような江戸時代の一側面を描いており、架空の話とはいいながらその時代を知りえるドラマといえる。
今の時代も理不尽な出来事が後を絶たない。2018年の自動車事故で女子高校生がひき殺されたり重傷を負ったが、犯人は無罪との判決である。
また昨年起こった元高級官僚による暴走で母子がひき殺されても、逮捕されずのままである。
そして極めつけは、森友学園問題の事実記録を改ざんするように指示され自殺した公務員の妻が、その遺書に書かれた事実を元に提訴している。これに対して当事者の首相は再調査はしないとして無視している。
警察、検察ともに政権から独立した本来の業務を放棄して、政権の都合の良いように活動している。
おまけに法取り締まりの要の検察庁長官の定年まで延長し、今の体制を続けている。これは新しい長官になれば、今までの文書改ざん、公文書廃棄、偽証言などのいろいろな不正を法的に追及する可能性があり、それを避けるためであることは明白である。
江戸時代の悪事と同じようなことが、民主主義といわれる体制中でも公然と行われている。
中村主水の言葉、
「こう世の中が悪いと、助けることまでは手が回らなく、せいぜい恨みをはらすことしかできない。」
現在の悪が続けられるのは、グーミン(愚民?)のおかげである。今の世の中でも中村主水がいて欲しいと願っている人がいるのではないかと思う。
現代の 中村主水 必要か
(げんだいの なかむらもんど ひつようか)