2020年2月13日木曜日

Wild Flowers(野花)

 
Wild Flowers at Bank of Yanagawa
Flowers of Oxalis Pes-Carae(オオキバナカタバミ)
 Flowers of White Plum at Bank of Yanagawa
Wintersweet(蝋梅)
 
Hina-Dolls(雛人形)in Oumi-Shrine Office
Walking 6.30 km, 8281 Steps
(Usual Course)

  北海道では先日-38℃を記録したところもあるというが、琵琶湖では暖かく柳川の土手は野花が美しい色で鮮やかになってきている。オオキバナカタバミも元気である。

  すでにタンポポ、白梅蝋梅の花は満開に近い。また近江神宮の社務所にはお雛様が飾られた。

  3月が近いことを感じる。

野花咲く お雛様飾り 春近し
(のばなさく おひなさまかざり はるちかし)

2020年2月12日水曜日

Imamiya-Shrine(今宮神社)

Location of Daitoku-Temple and Imamiya-Shrine
Stone Pillar of Imamiya-Shrine
 
Explanation of Imamiya-Shrine
 Roumon(楼門)
 Name Plate of Shrine(扁額)
 
Pine Trees of Karasaki(唐崎の松)
 Haiden(拝殿)
Honden(本殿)
 Ekisha(疫社)
 Name Plate of Ahokashi-san(阿呆賢さん)
 Expalnation of Imamiya Strange Stone
 Strange Stone
 East Gate(東門)
 Aburimochi Shops(阿ぶり餅)in front of East Gate
Walking 9.42 km, 10499 Steps
(JR Otsu Station)

  昨日は大徳寺境内を歩いたのち、北西にある今宮神社に向かった。北大路通から北に向かう道には大きな今宮神社の石標が建っている。

  平安遷都後に、疫病、災厄を鎮めるための紫野御霊会が始まっている。1001年にも疫病がはやり、その流れをくんで朝廷が今宮神社を今の地に創建している。

  応仁の乱で消失したが、秀吉が神輿など一部を復興させた。その後、西陣出身のお玉、すなわち徳川光圀側室の桂昌院が地元の神社との意識から力を注ぎ神社を完全復興させ、今に至っている。お玉は、玉の輿の語源として有名である。

  楼門をくぐると、境内には背の高い松の木が何本もそそり立っている。この木は大津日吉大社摂社の唐崎神社の松を植え継ぐものであるという。

  拝殿を通り、本殿前にくる。その左には疫社があり、もともとの紫野御霊会の流れをくむ社である。

  境内に阿呆賢さんという建物があり、今宮の奇石が置かれている。この石に触り、その手で具合の悪い体の部分をこすると治るという。また願いを唱え撫でて、持ち上げて軽いならば願いが叶うという。

  境内東に東門があり、その参道には餅屋が並んでいた。あぶり餅といい、お客さんで賑わっていた。平安時代から続く、日本最古の和菓子屋といわれている。

あぶり餅 平安時期の 味続く
(あぶりもち へいあんじきの あじつづく)

  この後南下し、船岡山に向かった。今宮神社が創建される前は、紫野御霊会はこの船岡山で実施されていたそうである。

2020年2月11日火曜日

Daitoku-Temple(大徳寺)

 Kitaoji Station of Kyoto Subway
 Karasuma-Kitaoji (Center : Mt. Hiei)
Daitokuji-Cho
Explanation of Daitoku-Temple
 Approach to Daitoku-Temple
 Chokushimon(勅使門)
Sanmon(三門)
 Name Plate of Kinmoukaku(金毛閣の扁額)
 Sanmon & Chokushimon
Butsuden(仏殿)
 Ibuki Tree of Daitoku-Temple (about 350 years old)
 Butsuden & Ibuki Tree
 Hattou(法堂)
 Bell Tower(鐘楼)
 
 Soukenin(総見院)
 Mausoleum of Oda Nobunaga in Soukenin
 Tombs in Soukenin

Explanation of Sangenin

Tomb of Ishida Mitsunari in Sangenin
Horikawa Shimotachiuri
Walking Trajectry
(Daitokuji, Imamiyajinja, Funaokayama, Myourenji, Seimeijinja, Horikawa)
 Walking 20.47 km, 21741 Steps

  修理に出していたカメラを取りに行くため、京都駅前の電気量販店に出かけた。天気が良いので、受け取った後地下鉄で北大路まで乗り、散策することにした。

  烏丸北大路から西に向かうと大徳寺に至る。初めてその境内を歩いた。入るとすぐに勅使門があり、その後ろには赤い大きな三門が建っている。その扁額には金毛閣と書かれている。

  1315年の創建であるが、当初の三門は応仁の乱などで消失している。1529年に連歌師宗長により1階部が再建され、さらに1589年千利休により2階部が増築され、金毛閣と呼ばれるようになった。

  この時、2階部に雪駄を履いた千利休像が設置された。これが当時の権力者秀吉の逆鱗にふれ、千利休は切腹を命じられたという。この寺に入るには千利休の足元をくぐらなければならないためである。

  先日、京都大仏の惨事は秀吉に対する呪いではないかと書いたが、その一例が千利休ではないかと思う。

  さらに歩くと、仏殿、法堂と禅寺の堂々たる建物を見ることになる。仏殿前には樹齢350年ほどのイブキの大木がある。

  鐘楼の隣には総見院という塔頭があり、織田信長の廟所となっている。大徳寺は織田信長の葬儀が行われたことでも知られている。

  さらに興味深いのは、塔頭の一つである三玄院には石田三成の墓もあることである。戦国時代の武将が眠る場所でもある。

  今日はこの後、今宮神社、船岡山、妙蓮寺、晴明神社、堀川を通り、堀川下立売からバスで京都駅に戻った。

  京都も以前に比べれば観光客が随分少なくなり、特に中国からの観光客はたまにしか出会うことはなかった。観光業者には痛しかゆしであるが、住人にとってはホッとすることと思う。

ウイルスで 京都の人出 激減だ
(ウイルスで きょうとのひとで げきげんだ)