2017年6月19日月曜日

せせらぎと魚

せせらぎと魚(動画)
魚とりに興ずる子供たち
 本日の歩数

  冬には柳川のせせらぎにはほとんど魚は見られなかった。しかし、このごろはたくさんの稚魚の群を見ることが出来る。

  この春に孵化したものと思われ、群れを作ってせせらぎの音の中で泳いでいる。せせらぎの音がより元気な姿を強調している感じである。

  すでにかなりの稚魚は河口から群れを組んで琵琶湖の方へ繰り出しており、これから琵琶湖で成長していくのであろう。

  自然のせせらぎが魚たちを育み、これからも琵琶湖で生き続けていくことと思う。しかし、先日の琵琶湖環境科学研究センターの調査では、外来種の水草が繁殖し琵琶湖の生態が崩れつつあり、そして疎水を通り京都にまで繁殖しているという。魚も外来魚が従来の琵琶湖在来種を駆逐しつつあるそうだ。

  このごろ子供たちが魚とりで遊んでおりいつかその種類を確認したいと思っている。これらの稚魚が在来種であることを願うばかりである。

2017年6月18日日曜日

柳川のせせらぎ

柳川
柳川のせせらぎの音(動画)
(別の音は湖西線電車)
柳川のせせらぎの音(動画)
鳥に食べられている枇杷の実
(柳川土手)
本日の歩いた歩数

  先日は湖畔のさざなみの音に注目してみた。散歩中にいつも耳に入る柳川のせせらぎの音。今まで特に注目もせず聞き流していた。今日は、歩きながらその音に聞き入ってみた。

  規則的な音のようでそうではない。歩くと川の地形が変わり、せせらぎの音も違ったものに聞こえる。歩くことを促しているようである。水を身近に感じる雰囲気である。真夏になると涼しげに感じるのであろう。

  これからも周りの音に耳を傾けて歩くことを色々試したいと思う。

  柳川土手の枇杷の実はたわわに熟していたが、いつのまにか鳥に食べられていた。鳥にとっては最高の食べ物であったのだろう。

2017年6月17日土曜日

コール元独首相

ドイツ国会議事堂(Bundestag)
(写真は2年前ベルリンに滞在した時に撮ったドイツ国会議事堂で、半旗はその前日パリでテロ事件が発生しその追悼のためのものである。)

本日の歩数

  ドイツに住んでいたころ、ドイツの首相はコールさんであった。本日、コールさんが亡くなったというニュースが流れた。

  1990年からドイツに住み始めたが、ちょうど東西ドイツが統一した直後であった。住み始めたころはまだ旧東ドイツは高速道路もガタガタ、空気は汚染され、車はトラバントという軽自動車みたいなプラスチックの自動車、何かにつけて旧西ドイツとの格差があまりにも大きかった。

  2月のカーニバルではコール首相の山車が出て、一つは統一という表示で笑顔のコール首相があり、対照的に苦み腐った顔のコール首相もあった。それには「我々は節約しなければならない」という表現がなされていた。

  あれから27年経ち、見事に困難を克服してドイツは立ち直っている。今では国家財政は常に黒字、世界一の赤字財政の日本と対照的である。

  またEU統合という今までにない試みを推進したのもドイツである。過去の戦争の反省から国境をなくそうという試みである。

  EU統合が可能になったのは、ドイツが先の戦争の責任を痛感し、回りの諸国に対して諸国が納得のいくよう真摯にその償いをしてきたことに他ならない。東西ドイツの統一により大ドイツの再現を心配する声はいつの間にか消えていった。

  東西ドイツの統一、さらにはEU統合の主導的役割を果たしたのがコール元首相であったといえる。今だに周辺諸国との間で先の戦争に対するいざこざが絶えない日本の政治家と違って、対照的で偉大な指導者であったと思う。

2017年6月16日金曜日

柳が崎のさざなみ

 柳川河口
柳川河口のさざなみ(動画)
(さざなみの音)

鏡が浜際川河口
鏡が浜際川河口のさざなみ(動画)
(さざなみの音)
本日の歩数

  坂本龍一さんが最近「async」というアルバムを出している。ラストエンペラー、戦場のメリークリスマスなどの作曲でよく知られているが、この「async」は音楽の根源は何かを問うアルバムのようである。

  音楽は人間の手でコントロールされた同期する音で作られるが、音楽の根源は自然、日常生活の中にある音、ノイズなどが根源であるとの見方である。同期しない音が本来の音楽の根源であるといいたいようである。

  そういわれると、日常には自然の音、人間が作り出す規則性のない雑音・ノイズなどが周りにあふれている。山歩きしても、人間の作る雑音はあまり聞こえてこない所で、鶯の鳴く声、沢の流れ、木々の揺れる音、蛙の鳴き声など自然のさまざまな音を聞いている。

  特に散歩や山歩きをしている時自然から聞こえてくる音は季節感を醸し出し、気分を季節に向かわせてくれる。音のない世界よりも生きているという実感を与えてくれることを経験している。

  今日もいつもの散歩コースを歩いたが、柳川河口でさざなみの音を聴きながら、しばらく波の押し寄せる光景を眺めた。また隣の鏡が浜際川河口にも足を延ばし波を眺めた。規則的ではない音の流れに気持ちが落ち着いてくる。

  おそらく坂本龍一さんはこの雰囲気を言いたかったのかもしれない。今まで、世の中の音、ノイズには注目もせず聞き流していたが、何も音楽会に行かなくても、自然の音のみならず身の回りにある音を意識して聞くことで音楽というものを楽しめるのかもしれない。

2017年6月15日木曜日

アマチャ

 アマチャ(柳川土手)
熟した枇杷の実(柳川土手)
本日の歩数

  いつもの近江神宮へ散歩したが、税金を支払いに郵便局に立ち寄った。その分歩いた距離が増えて一万歩を越える歩数となった。

  柳川土手の紫陽花は満開であるが、それに付け加えてアマチャも咲いていることに気が付いた。紫陽花の一種であり、紫陽花に似ているため見過ごしていた感がある。

  4月の花まつりといえばアマチャである。葉を蒸して乾燥させると甘味が出るという。糖尿病の患者には甘味として使えるそうである。

  そして、枇杷の木の実は黄色に熟して、鳥たちがついばんでいる。梅雨に入ったというが、中休みの晴天がもうしばらく続きそうである。

2017年6月14日水曜日

お礼参り

 
わら天神鳥居
わら天神参道
 わら天神二の鳥居
舞殿と本殿
 本殿
 わら天神由緒
 綾杉明神
 綾杉明神由緒
綾杉の残った根本の幹
歩いた歩数
 GPS京都駅から四条経由わら天神まで
(市バスで)
 GPS京都駅から山科へ(湖西線)
GPS 山科から大津京へ(湖西線)

  孫が生まれてまもなく3か月になる。すくすく成長しており、まもなく首も座るものと思う。昨年の10月初めに安産と無事の誕生を願って京都わら天神に詣でている。

  今日は、お礼参りに再びわら天神を訪れた。市バスで京都駅から四条経由わら天神前まで乗った。そして、梅雨の晴れ間の中、雲一つない空と緑に囲まれた神社内を歩く。

  本殿横には綾杉明神がある。樹齢千数百年の杉が明治時代に暴風のため倒れ、太い根元の幹だけが残ったとのこと。その残った根本の幹を神木として祀っている。

  本殿で孫の誕生のお礼とこれからの成長を願って参拝した。近くに休憩場所があったのでそこで休憩を取った後、また市バスで四条に戻った。

  四条では東急ハンズとデパート、それにメガネ屋に立ち寄り、ボビンレース用額、食品などを買い、メガネの修理もしてもらい、京都駅から湖西線で大津京に戻った。

  今日はJR電車、市バスなどの利用時間が多く、歩く距離は少なかったが、それでも9286歩の実績であった。

  相変わらず京都は外国人が多く、特に市内ではバスはいつも満員である。バス内で声高にしゃべる中国語が耳に刺さり、苦痛に感じたのは私だけであろうか。

2017年6月13日火曜日

昼顔

 昼顔花盛り(柳川土手)
 昼顔
昼顔
本日の歩数

  いつもの近江神宮へ散歩に出かけた。この数日の間に柳川土手の昼顔が花盛りになっている。鮮やかな青紫の花で、清らかな印象を受ける。

  近江神宮では日本テレビのドラマの撮影中であった。どこかで見たことのある若い女性が高校生の制服で、リハーサル、本番を繰り返していた。

  柳が崎湖畔公園も歩いたが、今日は少し寒く長袖を着ての散歩になった。歩数は9802歩で一万歩には届かなかった。

2017年6月12日月曜日

弘文天皇陵

大津市中消防署
 
大津市中消防署
 弘文天皇陵への道
 弘文天皇陵の説明
 弘文天皇長等山前陵の表示
弘文天皇長等山前陵
 
弘文天皇長等山前陵
本日の歩いた歩数

  この7月からマンションの管理組合理事の順番が回ってきて、防災委員を担当することになった。そのため甲種防災管理者の資格を得るため、消防署に講習会の申し込みに行った。

  講習会は7月11日、12日行われるとのことで予定に入れた。申し込みが済んだ後、近くに弘文天皇陵の道標を見つけ、行って見ることにした。

  大津市庁舎・消防署に隣接した山の麓にその御陵があった。弘文天皇は、天智天皇の嫡子であり、天智天皇が亡くなるまでは大友皇子と呼ばれていた。天智天皇が亡くなり弘文天皇となるが、すぐに叔父の大海子皇子がクーデターを起こし、攻められた弘文天皇は自殺する。いわゆる壬申の乱である。その自殺した場所がこの近くであったという。

  今日は午後一番に膳所近くの西武大津店に自転車で買い物に行き、その後自宅に戻った。お茶した後、また歩いて消防署、弘文天皇陵に出かけた。結局歩いた歩数は13473歩で目標一万歩をクリアーした。

2017年6月11日日曜日

歩道拡張工事

 
自宅マンション西側の国道161号線
歩道拡張工事が始まる
 向かいは旧琵琶湖競輪場跡
(ここも解体され新しい緑地・建物になる)
ストロベリームーン2日後の月
(赤みがかった色)
ストロベリームーン2日後の月
(動画)

  自宅マンション西側は国道161号線である。いつも車量が多い道であるが、歩道が西側にしかない。歩いたり、自転車に乗るときには国道を横断し、その歩道を通るようにしている。東側道端は危なくて歩けない。

  しかし、ようやく歩道の拡張工事が始まった。東側道路端にも歩道を作り拡張するものである。西側の旧競輪場跡に重機が入り、西側歩道の移動工事からスタートしている。

  工事は来年の2月までかかる見込みであるが、それまでは今まで以上に車に気を付けて行動する必要がある。完成すれば東側にも歩道が出来て通れるようになり、道を横断する必要もなくなり安心である。

  夜になって居間から琵琶湖を眺めると、月が赤みがかって見える。2日前はストロベリームーンで月が赤み見えることがあると聞いていたが、赤い月は見ることが出来なかった。今日はその赤い月を見ることが出来た。日没後すぐの月は赤く見えるようである。

2017年6月10日土曜日

漏刻祭

6月10日は漏刻祭・時の記念日
(近江神宮)
漏刻・水時計の説明
(日本最初の時計の模型)
 
漏刻・水時計の模型
 古代火時計
 古代火時計の説明
 日時計
 漏刻祭の始まり
本殿に移動(動画)
本殿の様子(動画)
本殿での儀式
本殿での儀式(動画)
本日の歩いた歩数9377歩

  本日、6月10日は時の記念日。天智天皇のころ、日本で最初に漏刻(水時計)による時間を刻んだ日として近江神宮では漏刻祭が営まれた。

  近江神宮本殿前広場には、漏刻(水時計)の模型が置かれており、火時計、日時計など時計の元祖の相当するものが設置されている。また時計博物館もあり、今日は記念日で無料公開されていた。

  本殿では宮司など神官、巫女などが列席して儀式が行われていた。また各時計メーカーの方々も出席して、新製品の時計の奉納も行われるという。

  今日は朝から散歩で、途中で漏刻祭にも立ち寄った。しばらく見学し写真を撮りその場を離れた。各テレビ局のカメラマンも撮影しており、ニュースで報道されるものと思う。