Flowers of Wild Daffodil at Bank of Yanagawa
Flowers of Spring Atar(ハナニラ)at Bank of Yanagawa
断食後四日目にして、普通のお通じもあり正常になった。断食がこれほど体調に影響を与えるかということを初めて経験した。
地震などの自然災害、パレスチナ地区の爆撃、またウクライナでの戦争による被害など、世界には飢餓状態の人々がたくさんいる。断食は自発的な飢餓状態であるが、犯罪的な行為による飢餓は人間の理性により避けられるはずである。
しかし現実には難しい。第二次世界大戦の後の一番の問題は、これらの問題に対して国連が機能しないことにある。その原因は、戦勝国に認められた拒否権にある。
この権利が認められていることにより、一国でも拒否権を行使すれば国連は動くことが出来ない。
第一次世界大戦後、悲惨な戦争をなくするために国際連盟が出来た。この時もドイツは連盟を無視、日本は脱退することにより機能しなくなり、第二次世界大戦がまた起こった。
国連が機能するには拒否権を廃止することが必須である。しかし現行の拒否権がある限り、残念ながら廃止することは出来ないだろう。
結局は、さらなる新しい世界体制が出来る時まで待つしかないのではないかと思う。その新しい世界体制は、第三次世界大戦の後になるのか。
第三次世界大戦が起これば核が使われる可能性が強く、人間自体の生存もあり得ないのかもしれない。
人間の理性で戦争を避けて新秩序が可能になるか。今、世界はそのような微妙な時期にあるように思う。
世界の暗雲を感じつつ、柳川土手の散歩しているとさらにラッパスイセンの花が咲き出した。白い水仙の花はこの冬ずっと楽しませてくれていたが、この黄色い花は一段と美しい。
また毎年咲く、白いハナニラも満開になってきた。
土手は色とりどりの花で映えている。せめて散歩の時は、世界の暗雲を忘れて楽しみたいものである。
土手の花 世の暗雲を 忘れさす
(どてのはな よのあんうんを わすれさす)
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