2019年11月23日土曜日

Matsugasaki-Fest(松ヶ崎祭)

Matsugasaki Station of Kyoto Subway
 
Indication of Matsugasaki-Fest
 Kyoto Institute of Technology
Entrance of Technical Department
 
A Lot of Imitation Booth
Mt. Hiei
Stage Show (Video)
Registered Tangible Cultural Property
(登録有形文化財)
Building of Old System Technical College
(旧制高等工芸学校)
 Department of  Macromolecular Sci. & Engineering
(高分子機能工学)
 Buildings of Macromolecular Sci. & Enginieering Department
 Department of Chemistry and Materials Technology
(化学・物質工学)
 Building of  Chemistry & Materials Tchnology Department
 
Lined Gingko Biloba Trees
between Enginring Department and General Education Department
 Gate of General Education Department
 Building of General Education Department
Walking Trajectry
(Matsugasaki, Sanjou-kawaramachi, Nishinotouin, Kyoto Station)
 
Walking 21.20 km, 18541 Steps

  出身校では、毎年勤労感謝の日の前後に松ヶ崎祭が開催されている。ほぼ半世紀ぶりにこの学園祭を見に出かけた。

  学生時代にはバスが唯一の公共交通機関であったが、今は地下鉄が通り、松ヶ崎駅で下りるとすぐである。

  教養部と学部の間の道の銀杏並木は真っ黄色であった。学部門を入るとたくさんの模擬店が出ており、賑わっていた。舞台では音楽などの出し物を演じている。

  学部、大学院の6年間を過ごした学校であるが、その建物は健在であった。しかし、昔の学科はなくなり、今では高分子機能工学という名称になっている。

  さらには博士後期課程に社会人として入学しており、この時は物質工学を専攻していた。その研究科の建物もそのまま健在であった。結局、現業が忙しい中病気になったこともあり、研究に時間をかけられず4年間在籍して中退している。

  この学校は戦前は旧制高等工芸学校で、当時のレンガ造りの建物は国の登録有形文化財に指定されていた。

  学生時代の松ヶ崎祭では、学問的な展示、技術の紹介・実演、社会・環境問題の展示などもあったが、今では模擬店と、音楽などの催しだけになっていた。

  校内は若さで満ち溢れているが、何か物足りないものを感じた。この現状がグーミン(愚民?)の基ではないかと気になる。国立大学なので文科省の指導によるのか。

学校祭 娯楽しかない 催しに
(がっこうさい ごらくしかない もよおしに)

  学生時代に世話になった先生方は、当時助手であった一人を除いて、すべて亡くなられている。

  合わせて10年もこの学校と関わったが、もう訪れることもないと感じる一日となった。

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