2019年3月4日月曜日

Rojin(魯迅)

Sendai City made a Plan to make Memorial Place of Rojin
(WEB News of Yesterday)
Cycling 9.51km、3467Steps
(Shopping、Seibu Department)

  魯迅といえば阿Q正伝である。学生時代に読んでいるが、中国が清朝から中華民国に変貌する時期の一人の庶民を題材にしている。

  魯迅は若いころは医者を目指して、日本の今の東北大学医学部で学んでいる。その時の下宿跡が残っており、仙台市はその場所に魯迅記念広場を作るという。

  魯迅は、この小説で憂いているように、中国庶民のその日かぎりの思慮のない生活ぶりに落胆し、国民を目覚めさせなければいけないと考えるようになる。

  結局、医者の道には進まず文学者、改革者として活動していく。彼の影響を受けてかなりの中国の人々は目覚め、革命が進んで行った。

  考えてみると今の日本、政府官庁は嘘と不正・隠蔽、それに統計データーまで改ざんなど、おおよそ人間の理性とは相反することが続々と判明している。以前にも述べているがハインリッヒの法則に従えばこれらは氷山の一角で、公にされていない不正、嘘、隠蔽、改ざんは膨大なものになっていると推定する。

  このような状況は、辛亥革命前の中国と似ているようである。変えるにはまずは庶民が目覚めることが必須であると歴史が教えてくれている。

  今のテレビ、新聞など、日常流れるマスメディアではお上の都合の良いことだけしか報道されず、しかもその発表している情報でさえ信ぴょう性が疑われる。民主国家との体裁はあるが、実質周辺の独裁国家と同じではないかと思う。

  日本にも魯迅のような人材が必要のようだ。今の間接政治体制では改革は難しく、それ以上にこのままではナチスのように悪用することも簡単にできてしまう。少しでもましな政治にするには直接民主体制に変革するしかないと考える。

  賛同する人が増えてほしいものである。

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