2017年4月29日土曜日

大津京遷都奉告祭

4月20日が大津京遷都の日
大津京遷都1350年奉告祭
本殿前
 大津京遷都1350年看板
 コンサート

  4月20日は天智天皇が大津京に遷都したした日といわれている。その遷都1350年の奉告祭が本日近江神宮で行われた。

  いつもの散歩に出かけたが、近江神宮ではちょうど本殿内でコンサートが開かれているところであった。かなりの聴衆が聞き入っていた。

  天智天皇が遷都して僅か6年あまりの都であった。天智天皇が亡くなると、嫡子の大友皇子が後継者となり弘文天皇として即位する。

  しかし、天智天皇の弟、大海人皇子が反乱を起こす。これが壬申の乱である。結局、追い詰められた弘文天皇は自殺し戦は終わる。勝った大海人皇子は天武天皇としてまた奈良に都を移すことになる。

  このような天皇家の後継者争いは幾度となく繰り返される。庶民の世界ではありえない血なまぐさい争いとして歴史に刻まれている。

  血筋の遺伝子なのか、あるいは時代・地位がそうさせたのか。時代、地位がそうさせたのではないかと思いたい。

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