2018年11月25日日曜日

La Cenerentola(ラ・チェネレントラ)

 夜のウィーン国立歌劇場
 玄関階段
階段天井
階段側面
 
 舞台
 2~6階正面席
 2~6階側面席
 2~6階側面席
 オーケストラボックス
ホール天井
座席のモニター
 La Cenerentola のモニター表示
 モニターで日本語訳が見られる
 幕間時のロビー
 幕がおりて
幕がおりて(動画)
本日の移動軌跡(国立歌劇場)
 移動距離 11.24km、7009歩

  ウィーン国立歌劇場でオペラを鑑賞するのは、ドイツに住んでいた時以来25年ぶりではないかと思う。

  曲はロッシーニの La Cenerentola(チェネレントラ) である。初めて見るオペラであるが、話はシンデレラの話が元になっており、シンデレラがチェネレントラになっている。

  違うところは、魔法はかからず王子の指南役が宮廷に導く点と、ガラスの靴の代わりに腕輪が使われ、腕輪でお妃を見つける。

  テンポの良い歌あり、抒情的な歌ありで最後まで飽きることなく、ウィーンフィルの美しい響きと歌声が耳を楽しませてくれた。とにかく、歌手の声量には魅了される。

  シンデレラとは違って最後は結婚式となり、チェネレントラが今までの苦しい人生、またいじめられたことに対しては許したいと高々と歌い上げて幕がおりる。

  いつも思うのであるが、最後のシーンはオーケストラと歌声が最高に盛り上がり、感動の余韻が残る。幕がおりる前から拍手が起こり始め、その後ブラボーの掛け声とともに、長い間拍手が鳴りやまなかった。

  今までの歌劇場ではドイツ語の字幕が舞台上部に出るが、全部理解することは難しい。ここでは各席にモニターがあり、日本語訳で見ることが出来、完璧に理解できた。

  チェネレントラ役は、ロシア出身のメゾソプラノ歌手の Margarita Gritskova で、指揮はJean-Christophe Spinosi であった。

2018年11月24日土曜日

アプフェルシュトゥルーデル

オペラハウス地下鉄街のカフェ、ANKER
 ヴィーガン アプフェルシュトゥルーデル
Vermahlungsbrunnen(噴水)
 Anker Clock(アンカー保険会社ビルにある)
正面通りからのシュテファン大聖堂

クリスマスマルクト(シュテファンプラッツ)
 クリスマスマルクト
 シュテファン大聖堂
 屋根の鷲のマーク
 シュテファン大聖堂への道(Karntnerstrasse)

Malteserkirch の表示
 Malteserkirche

教会の祭壇
 Malteserkirche で開催されるコンサート
(トランペットとオルガン)
Kirche St.Anna の表示
教会の入口

教会の祭壇
St.Anna 教会で開催されるトランペット演奏
(Trompetenzauber 魔法のトランペット)
移動の記録 15.16km、10146歩
(市内中心街を歩く)

  オーストリアのお菓子といえば、ザッハトルテ(Sachertorte)とアプフェルシュトゥルーデル(Apfestrudel) が有名である。Sachertorte は以前その発祥である Hotel Sacher で食べて美味しかったことを覚えている。

  また Apfelstrudel もオーストリア、ドイツで何回も食べており、アップルパイとよく似ているが、リンゴの量が多く旨みがあったように思う。

  今ではバターなどの動物性は全く取らなくなり、これらお菓子は食べていない。しかし本日ウィーン中心部を散策した際、ヴィーガンApfelstrudel が売られているのを見つけた。オペラハウス地下鉄街にある Anker というカフェである。

  紅茶と Apfelstrudel を取って休憩した。従来と同じように美味しい Apfelstrudel を味わった。ヨーロッパでは普通のカフェでもヴィーガン用食べ物も売っていることが分かり、大変助かる。

  市内を歩くと、シュテファン大聖堂周辺のクリスマスマルクトはたくさんの人で賑わっていた。また、回りには小さな教会がいろいろあり、それぞれでクリスマスに向けてコンサートが開かれている。

  これらも聴きに行きたく思う。

2018年11月23日金曜日

モーツアルトハウス

 モーツアルトが住んでいた家
 住んでいいた家の建物
 近くのモーツアルトハウス
モーツアルトハウス博物館入口
ウィーン国立歌劇場
移動軌跡(アパート、国立歌劇場、モーツアルトハウス)
 移動距離 12.46km7、5520歩

  1月早々に、デュセルドルフに住む知り合いがウィーンオペラを見に来るとの連絡があった。一緒に鑑賞できるようにチケットを買いにウィーン国立歌劇場に出向いた。

  すでに知り合いはチケットを購入しており、その隣の席がないか確認した。運よく隣の席が空いており購入することが出来た。ちなみに、曲は Umberto Giordano 作曲の Andrea Chenier で、これも初めて見るオペラである。

  その後中心街を歩いたが、シュテファン大聖堂近くにモーツアルトが住んでいたという家に気が付いた。近くにはモーツアルトハウスがあり博物館として使われいる。この中で小さなコンサートも開かれており、また機会を見て聴きに来たい。

  モーツアルトは35歳にしてウィーンで亡くなり、シュテファン大聖堂で葬儀が行われている。亡くなったのが12月5日であったためか、12月4日の夜24時前からモーツアルトのレクエムがシュテファン大聖堂で演奏される。

  チケットを購入しており、楽しみにしている。

2018年11月22日木曜日

トッカータとフーガ(聖ペーター教会)

 聖ペーター教会祭壇
 祭壇に対面するパイプオルガン
 Mario Eritreo によるオルガンコンサート
Cannon (Pachelbel) (動画1)

Cannon (Pachelbel) (動画2)

Cannon (Pachelbel) (動画3)
Toccata und Fuge (Bach) (動画1)
Toccata und Fuge (Bach)(動画2)
Toccata und Fuge (Bach)(動画3)

 移動の軌跡(アパート、denn's、聖ペーター教会)
 歩いた距離 11km、7077歩

  先日訪れた聖ペーター教会では午後3時と夜にオルガンコンサートが開かれるとのことで、午後3時の演奏に間に合うようウィーン中心部に出かけた。

  コンサートは Mario Eritreo の演奏であった。調べるとネパール出身でヨーロッパで研鑽し、ピアノ、オルガンの奏者として活躍している。

  有名なカノンに始まり、メンデルスゾーン、バッハ、モーツアルトの曲を弾いて、最後はバッハのトッカータとフーガであった。

  この頃は日本でもパイプオルガンの音は聴けるが、やはり教会での音は荘厳さがある。僅かな寄付で素晴らしい音楽を聴けるのはうれしいことである。

  毎日演奏しているということで、機会あるごとに楽しみたいと思う。

2018年11月21日水曜日

Die Rauber(群盗)

 Volksoper の表示
 
Volksoper
 
夜の Volksoper 
本日の曲はヴェルディの Die Rauber(群盗)
緞帳
客席
客席
幕間のロビー
本日の移動軌跡
(アパート、Hauptbahnhof、Folksoper)
 歩いた距離 9.8km、11958歩

  本日は今回の滞在で初めてオペラを見に出かけた。ウィーン中心から西北にある Volksoper で、ヴェルディの Die Rauber(群盗) を鑑賞した。

  このオペラは初めてであり、話の内容はプログラムで知ることとなった。伯爵の放蕩息子が盗賊の親分になる。弟がいるが彼は父を殺して伯爵の地位を得て独裁的な政治をすることを企てる。

  弟は放蕩息子である兄が亡くなったとの偽情報を伝え、伯爵が自滅するのを企てる。それで、伯爵は亡くなったと思われた。

  放蕩息子には伯爵の姪の婚約者がいたが、弟は姪に妻になることを迫る。姪は城を出て逃れるが、森で婚約者の放蕩息子に出会う。

  盗賊の頭であることを明かし、二人はこの世で二度と幸せになれないと悟る。姪は殺して欲しいと頼み、放蕩息子は姪を刺し殺す。ヴェルディ特有の劇的盛り上がりの音楽を背景に、自分は自首すると叫んで幕が下りる。

  2時間半に及ぶ演奏であったが、ヴェルディの親しみやすい音楽に時間を忘れて酔いしれた。オーケストラの音とともに生の歌声はホールに響き心地よい気分にさせてくれる。

  ちなみに放蕩息子役はテノールの Mehrzad Montazeri、伯爵役はバスの Andreas Mitschke、弟役はバリトンの Alik Abdukayumov、姪役はソプラノの Anja-Nina Bahrmann であった。いずれも声量豊かで美声を楽しませてもらった。

  この Volksoper と Wiener Staatsoper(ウィーン国立歌劇場) のオペラを引き続き楽しむ予定である。