Chinese Spys enter into USA Reseach Institute
(WEB News)
中国が国家戦略として学生・研究員をアメリカに派遣しスパイ活動をしているとの報道である。このコロナ騒ぎの中で、ハーバード大学の教授が中国に情報を漏らしたとのことで逮捕されている。その一端の出来事と考えられる。
その応募者の中にはすでに産業技術総合研究所に研究員として採用された中国からの研究員もいた。まだ20代の女性で上海交通大学博士課程出身とのこと。日本でいえば東京工大、アメリカでいえばマサチューセッツ工科大学である。
優秀でさっそく研究成果を出し、ボストンで開催された世界学会でも発表している。流暢な英語であった。
そして、2年勤めて突然退職するという。理由を聞くと、両親がアメリカに行くので一緒に住むためとのこと。その後、連絡はとれなくなった。
今思うと、どうも怪しい感じがする。研究機構のテーマは最新のナノ技術に関するものである。ナノカーボンの発見者である飯島博士も出席する毎月の研究発表会にも出席していた。情報が中国に漏れていたことは十分考えられる。
中国の ポスドク優れ 要注意
(ちゅうごくの ポスドクすぐれ ようちゅうい)
今回のニュースでは日本でもアメリカと同じことが行われていると伝えている。中国のみならずインドからも優秀な研究者が応募してくる現況である。外国人の採用に関してのリスク管理が必要な時代になっている。