2018年6月18日月曜日

旧競輪場跡解体

旧競輪場解体現場(動画)
本日の散歩 6.56km、9630歩

  今朝は地震で起こされた。つくば時代の東北大地震と同じくらいの強い地震であった。東北地震の時はその揺れが長かったが、今回は時間が短く家の中のダメージは全くなく幸いであった。

  ところで、今年初めから本格的に旧びわこ競輪場跡解体工事が始まっているが、地震の影響もなく今日も工事は続けられている。

  半年たってその観覧席などのほとんどの建物が解体され、残るは入口に残る建物だけとなっている。

  かなり頑丈な鉄骨作りであるが、ユンボで鉄骨を掴み、繰り返し曲げることにより、金属疲労でバッサリと切断される。埃の立たないように常に水をかけている。

  金属類は金属廃棄業者のトラックに積まれて搬出されている。分別して再利用される。コンクリートは破砕処理がなされて残土として利用するようである。

  6月末にはすべての建物が解体され整地に入り、秋からは新しい商業施設の建設、公園の造成に入る。

  来年秋の完成が待ち遠しい。

2018年6月17日日曜日

福島原発事故

 福島からの避難者の記事(WEBニュースから)
福島からの避難者の記事(WEBニュースから)

サイクリング 6.54km
三井寺オーガニックマーケット
本日の散歩 8641歩

  つくば在住の時に福島原発事故は発生している。放射能の汚染については、つくばの研究所でガイガーカウンターの測定すると針が振りきれていた。つくばでさえ大変な放射能で汚染されている。

  まして、福島周辺ではもっと強烈な汚染が起こっている。チェリノブイリのようなコンクリート棺対策が出来ていない現状では、放射性物質は出っ放しといえる。未だに汚染は広範囲に渡ってそのまま続いているものと考えてよい。

  日本では、大変な汚染が続いているとの情報はほとんどないに等しい。自分の身は自分で守るという鉄則から考えれば自主避難している人たちの行動は当然のことと思う。

  しかし自主避難している人たちの情報が、日本のマスコミで取り上られることはほとんどない。今回、外国のフランスで取り上げられ、その状況の報告会が大阪であったことから、日本でもニュースとなり知ることになった。

  その情報から、福島原発発生後すぐにフランス政府は専用機を用意して、日本にいるフランス人を帰国させているということを知った。

  つくば時代には研究所にはフランス人も勤めており、その家族は同じマンションの同じ階に住んでいた。小さな子供も一緒に住んでいたが、すぐにフランスに帰国した。今回の情報は、そのことを裏付けることになった。

  ほとんどの日本人は外国に逃げることは出来ないことからせめて汚染の少ない関西以西に移り住むか、それとも東日本地区に住み続け放射線に対する生体実験の実験材料になるかの選択となる。

  放射線の怖さはフランスなどの欧米では十分認識されおり、原発事故までは日本でも同じであった。しかし事故後は、被ばくの怖さについてはほとんど公にされず、人体実験が続いているといえる。

  つくばから琵琶湖に移った理由の一つが、この人体実験から逃れることでもあった。その意味で自主避難者の一人かも知れない。

  福島原発近くの強制避難地区の人に対してだけは何らかの対策がなされているが、それ以外の地区の被ばく対策は全くとられていない。

  国連人権理事会が被災者支援勧告を出しているという。この勧告では自主避難者も含めてのものと思うが、政府は受け入れていない。この勧告の話は、今回初めて知った。なんら日本のマスコミでは報道されていない。

  つくばから琵琶湖に移った理由の一つは、この自主避難であった。しかしここ琵琶湖もすぐ近く敦賀に原発があり、これからも安全とは言えない。つかの間の安息ということかもしれない。

2018年6月16日土曜日

芙蓉の花

芙蓉の木と柳川(雲一つない青空)
芙蓉の花
芙蓉の花
芙蓉の花
柳川土手の柿の実
柳川土手の枇杷の木(今年は実なし)
 本日の散歩 6.35km、8903歩

  梅雨の晴れ間か。雲一つない、晴天の一日であった。

  柳川土手では、ハイビスカスの一種である芙蓉の花が咲いている。夏の到来を告げる花である。

  まだ当分は梅雨の季節であるが、本格的な夏が近づいていることを植物が知らせてくれる。

  一方、柳川土手の柿の木はすでに実がついている。まだ小さいがこれから成熟していくのであろう。

  しかし、枇杷の木は昨年たわわに実がなっていたが、今年は全く実がついていない。何もしないで自生させると、一年おきの性質があるようである。不思議である。

2018年6月15日金曜日

ケリの親子

餌をとるケリのヒナ(動画)
もう一羽のヒナ(動画)
ヒナ鳥を見守るケリの親鳥(動画)
本日の散歩 5.84km、8546歩

  毎日の散歩でケリの親子を観察しているが、ヒナはずいぶん大きくなった。まもなく一か月になる。

  今までは親鳥が田んぼに下りてヒナの近くで見守っていたが、最近は離れて見守っている。

  ヒナは田んぼで餌を探しており、動き回っている。これに対して親鳥は屋根の上、塀の上などからじっと見守っている。

  まもなく飛べるようになるのではないかと思う。このまま飛び立っていくことを願っている。

  もうしばらく姿を見るのが楽しみである。

2018年6月14日木曜日

ヴィーガン卵サンド

手作りの豆乳マヨネーズ
 豆腐の卵風クリーム
ヴィーガン卵サンド
本日の散歩 5.64km、8657歩

  昨日はヴィーガン生活の新しい側面を知ることになったが、ヴィーガンでも肉、乳製品、卵を使った料理と同じ味が楽しめる。

  今までもケーキなどの例をブログに載せているが、卵サンドと同じような味のヴィーガン卵サンドも可能である。

  まずは豆乳マヨネーズを作る。材料は豆乳、甘酒、ブラウンマスタード、アップルヴィネガー、塩である。ブレンダーで混ぜ合わせ、これに菜種油を少しずつ加えて乳化させる。

  一方、水を切った豆腐を崩し、上記豆乳マヨネーズを入れ、カボチャフレーク、塩、黒こしょう、玉ねぎのみじん切りを加えて混ぜる。豆腐の卵風クリームの出来上がりである。

  自家製の天然酵母パンに植物性マーガリン、西洋からしを塗り、レタスなどの野菜と上記卵風クリームを挟んで、ヴィーガン卵サンドとなる。

  昨日もおやつ代わりに作ったが、市販の卵サンドとおなじような味であった。

  植物性材料だけでも栄養も足り、味も楽しめることを体験しており、昨日のニュースは今の生活スタイルの追い風として心強い。

2018年6月13日水曜日

LCA

学術誌「サイエンス」の記事(WEBニュース)
本日の散歩 5.67km、8725歩

  本日のWEBニュースで、学術誌「サイエンス」に掲載された論文が紹介されていた。

  イギリスのオックスフォード大学とスイスの研究機関 LCA Reseach Group の LCA に関する研究結果である。

  LCA とは、Life Cycle Assesment の略で、商品の製造、輸送、販売、使用、廃棄、再利用のすべてのプロセスでの環境負荷を明らかにする。製造だけの環境負荷を考えるのみならず、トータルの環境負荷を考慮して、商品を開発する手法である。

  その中で、牛肉やチーズなどの食品を100グラム生産するうえで、排出される温室効果ガスの量を割り出した。その結果は下記の通り。

牛肉 : 50キログラム
チーズ: 11キログラム
鶏肉 : 5.7キログラム
豆腐 : 2キログラム

  「環境を守るうえで最も効果的な手段は、完全なベジタリアンになること」と研究チームは結論づけている。

  電気自動車などでのエネルギー消費を抑える努力よりも、肉類と乳製品の使用をやめる方が断トツに効果が大きく、加えて野菜中心の食生活に変えることで今よりも健康になれるとしている。

  10数年前の病気がきっかけで、現在はヴィーガン(完全ベジタリアン)生活である。心配なのはたんぱく質とカルシウムなどのミネラル不足である。しかし植物性でも十分とれることを体験している。

  タンパク質に関しては、大豆、小豆などの豆類納豆、味噌、豆腐、揚げ、大豆ミートなど、ミネラルについては野菜、海藻、天然塩、胡麻、メイプルシュガーなどである。一時、骨粗鬆症であったが、今では正常になっている。

  今回の研究論文では、健康のみならずヴィーガン生活を支えるもう一つの大きな役割が明らかにされた。地球環境を守るという、人類にとって最も重要な意味があるということで、ますます今の生活を続けたく思う。

  記事の最後にあるように、肉類と乳製品の全面禁止が現実的とはいえないものの、みんなが少しずつでも消費を減らすことで効果が得られるという思いを大切にしたい。

2018年6月12日火曜日

三軸織物

 三軸織物(炭素繊維
三軸織物
アラミドなどのハイテク繊維)
三軸織物(ガラス繊維)
本日の散歩 6.08km、8333歩

  本日のWEB業界新聞に三軸織物の記事が載っていた。もともとアメリカのバーバーコルマンが NASA と共同で宇宙開発用構造体の補強材料として開発したものである。宇宙開発用のため大変なコストをかけている。

  このNASAとの開発状況は当時情報として得ており、将来一般産業用にも使えないかと考えていた。その後バーバーコルマンはこの技術を一般用途に展開することを断念している。

  忘れかけていたが、本日の記事でこの技術が日本の福井の小さな企業で実用化されていることを知った。

  この会社は従業員16名の会社で、バーバーコルマンの特許を買い取り、織機の開発から、用途開発まで進めている。

  世界で唯一の三軸織物会社で、すでに世界的に認知され事業として成り立っているそうである。宇宙開発用のみならず、スポーツ用品、建築内装材、モールディング、パラボラアンテナなどの用途がある。

  戦後日本の経済成長を支えたのは技術力である。基本特許は欧米にあったものを、日本が実用化に結び付けたものは液晶などたくさんある。

  実際に係った仕事でも、自動車タイヤ用HMLSポリエステルタイヤコードも同じである。基本特許はアメリカセラニーズが持っていたが、日本が世界で初めて実用化している。今では、全世界の乗用車用タイヤコードにはこの繊維が使われている。

  今中国を初め、規模の大きな企業が世界を席巻しているが、日本にはこのような超小規模の企業が独自の技術力で成長しているところがある。これからの日本の方向を示しているのではないかと思う。

  創造的発明は欧米で、実用化は日本が得意とするというのはこれからも続くようである。今のところ中国、韓国などは真似ることと規模拡大には長けているといえる。