夜のウィーン国立歌劇場
玄関階段
階段天井
階段側面
舞台
2~6階正面席
2~6階側面席
2~6階側面席
オーケストラボックス
ホール天井
座席のモニター
La Cenerentola のモニター表示
モニターで日本語訳が見られる
幕間時のロビー
幕がおりて
本日の移動軌跡(国立歌劇場)
移動距離 11.24km、7009歩
ウィーン国立歌劇場でオペラを鑑賞するのは、ドイツに住んでいた時以来25年ぶりではないかと思う。
曲はロッシーニの La Cenerentola(チェネレントラ) である。初めて見るオペラであるが、話はシンデレラの話が元になっており、シンデレラがチェネレントラになっている。
違うところは、魔法はかからず王子の指南役が宮廷に導く点と、ガラスの靴の代わりに腕輪が使われ、腕輪でお妃を見つける。
テンポの良い歌あり、抒情的な歌ありで最後まで飽きることなく、ウィーンフィルの美しい響きと歌声が耳を楽しませてくれた。とにかく、歌手の声量には魅了される。
シンデレラとは違って最後は結婚式となり、チェネレントラが今までの苦しい人生、またいじめられたことに対しては許したいと高々と歌い上げて幕がおりる。
いつも思うのであるが、最後のシーンはオーケストラと歌声が最高に盛り上がり、感動の余韻が残る。幕がおりる前から拍手が起こり始め、その後ブラボーの掛け声とともに、長い間拍手が鳴りやまなかった。
今までの歌劇場ではドイツ語の字幕が舞台上部に出るが、全部理解することは難しい。ここでは各席にモニターがあり、日本語訳で見ることが出来、完璧に理解できた。
チェネレントラ役は、ロシア出身のメゾソプラノ歌手の Margarita Gritskova で、指揮はJean-Christophe Spinosi であった。
チェネレントラ役は、ロシア出身のメゾソプラノ歌手の Margarita Gritskova で、指揮はJean-Christophe Spinosi であった。