2024年10月12日土曜日

War and Peace(戦争と平和)

 
Nobel Peace Prize of 2024 is NihonーHidankyou

  自然科学分野のノーベル賞は日本からはもう出ないと予想しているが、自然科学以外の分野ではこれからも受賞があり得るようである。

  昨日、今年のノーベル平和賞は日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)に与えられるとの発表があった。平和賞はスエーデンではなく、ノールウエーで決められる。

  今までも日本被団協はノーベル賞候補には上がっていたというが、アメリカをはじめとする国間の思惑から決めかねていたものと思う。

  広島長崎の被爆はアメリカが落とした原爆の犠牲者であり、アメリカにとっては気分良いものではない。ノールウエー側に何らかの決断があったのではないかと推定する。

  核兵器のみならず戦力があるから戦争が可能になる。完全な平和を確立するには、究極は核兵器のみならず兵力を無くすることが必須である。

  核兵器とともに軍備を持つことにより平和は維持されるとの考え方もあるが、兵力をもっている限り必ず戦争は起こるというのが歴史的な現実である。

  現に、ウクライナ、中東などで沢山の民間人が亡くなっている。ロシアにしてもイスラエルにしても国を守るための戦争と主張し、戦火を拡大している。

  戦争は侵略を公言して始まるものではない。戦争は防衛のためであるとして始まっている。戦前の日本も同じであった。アジア諸国を侵略しますとは一言も公言していない。国及びアジアを守るためと国民を鼓舞して戦争は泥沼に入って行った。

  防衛のためなら戦いは地球上で認められた当然の権利であるという考え方がある限り、戦争はこの地球からは無くならないと断言できる。

  原爆をはじめ先の戦争の悲惨さから、戦後日本国憲法では「すべての戦力を永遠に持たない」とした。しかし御用学者の「憲法を超えて、人類にとって防衛力は認められたものである」という説明を背景にして、防衛力だけなら憲法違反ではないとして自衛隊が強化されてきている。

  ノーベル平和賞はすでに佐藤栄作元首相が核三原則(核を持たない、製造しない、持込ませない)を堅持したということで受賞している。

  その流れを継いでいる政府は、被爆者をはじめ多くの人々が要望する核拡散防止条約を批准していない。今の政権は全く矛盾した行動をしている。

  今回のノーベル平和賞に政府は祝辞を述べているが、それが誠なら一刻も早く核拡散防止条約を批准する方向で動くべきと考える。

  世界平和を沢山の人が望んでいるが、世界平和を叫ぶだけでは戦争は続く。この世から核兵器を始めとする兵器を無くすると主張することだけが、平和という言葉を使える資格があると考える。

平和には 防衛用も 武器なくす
(へいわには ぼうえいようにも ぶきなくす)

  武器があることから平和が保たれているとか、この世界から武器を無くすることは不可能であるという見方が多いが、武器を無くすることが不可能という事ならこの地球から永遠に戦争は無くならない。
 
  防衛のためと称して、今も戦争が続いている。

2024年10月11日金曜日

Fine Autumn Weather(秋晴れ)

Oumi-Fuji and Sunrise of this Morning

 (from my Living Room)

Fine Autumn Weather and Mt. Hira(比良山)
Fine Autumn Weather and Mt. Hiei(比叡山)
Fine Autumn Weather and Mt. Usa(宇佐山)

Fine Autumn Weather and Mt. Nagara(長等山)

  今朝は6時頃に起きた。琵琶湖東に見える鈴鹿山地から朝日が登るところであった。

  9月下旬頃は天候が悪く朝日が見られず、今年もダイヤモンド近江富士を写真におさめることはできなかった。

  朝から秋晴れで、北は比良山、そして比叡山、宇佐山、長等山と山々の上には青い空が広がっている。

秋晴れに 山々映える 青い空

(あきばれに やまやまはえる あおいそら)

  清々しい季節となった。

2024年10月10日木曜日

Sowing Seeds(種まき)

 

Putting Fertilizer in Planter and Plant Pots

Sowing Seeds of Radish
Sowing Seeds of Cabbage

  ベランダのプランター、植木鉢の土は、石灰を混ぜて十日ほど経ったので、種を蒔くことにした。

  プランター、植木鉢に土を戻し、堆肥入りの肥料を追加した。そして、プランターには各穴に大根の種を4個づつ蒔いた。

  また各植木鉢には、キャベツの種を5個づつ蒔いた。そして、たっぷりと水をかけた。

  昨日近くのホームセンターで種を買い求めたが、白菜の種は売っておらず、白菜も育てたかったが諦めた。

  芽として何個出てくるか、興味深い。

大根と キャベツの芽 いくつ出る
(だいこんと キャベツのめ いくつでる)

2024年10月9日水曜日

Nobel Physics Prize(ノーベル物理学賞)

Japanese WEB News announced Dr.IIjima and Others were expected to get Nobel Physics Prize
(before 8th of October, 2024)
Nobel Physics Prize of 2024 was Parent of AI Technology
Nobel Prize of Physiology and Medical Science was Finder of Micro RNA
Nobel Chemistry Prize of 2024 was Prediction of Protein Structure using AI Technology

  今年もノーベル賞受賞発表の時期となった。

  いつもの事であるが、発表前に日本のマスコミはその候補について色々報道している。例によってカーボンナノチューブの発見者である飯島博士の他、いろいろな人が挙げられている。

  しかし数年前からもう日本からはノーベル賞は出ないだろうと述べてきたが、少なくとも自然科学の分野ではその通りになっている。

  今年も日本からの受賞はなく、自然科学分野は欧米の人達が独占した。

  飯島博士の可能性のあった物理学賞は、AI技術の親と言われる人に与えられた。また化学賞も、AI技術を使いタンパク質の構造を予測した人である。

  時代は変わったと思う。今まで自然科学の分野でITに関する受賞はなかったように思う。今年の物理学賞、化学賞は時代の最先端のAI技術に関連している。

  どんどん世界は変化している事が分かる。まして30年も前の発見であるカーボンナノチューブはすでに物理学としては化石学問になったようである。

  今年も、以前勤めていた産業技術総合研究所では、飯島博士の記者会見の事前準備をしたのであろうか。

  すでに数年前から、受賞はあり得ないのでもうやめればと提言していたが。

  教育も含めた抜本的改革が何もなされない日本の現状では、自然科学のノーべル賞は日本からは出ないという状況が続くように思う。

2024年10月8日火曜日

Tuning Grand Piano(グランドピアノの調律)

 
Tuning Grand Piano

  本日は年に一回の我がグランドピアノの調律を、近くの調律師にお願いした。

  午後1時から3時まで、約2時間かけて調律を終わった。ピッチ調整に薄いスペーサーを入れたとのこと。弾いて差を見てみようとしたが、今までのように自然に指が動かない。当然、差もよく分からなかった。

ピアノでの スペーサーの差 分かない
(ピアノでの スペーサーのさ わからない)

  昔のようには弾けなくても、楽しみとしてピアノも続けたいと思う。

2024年10月7日月曜日

Michigan(ミシガン)

 

Sightseeing Ship "Michigan" at Yanagasaki Lakeside Port

Zephyranthes(ゼフィランサス)at Bank of Yanagawa

 Flowers of Cotton Rosemallow(芙蓉)

Flowers of Cosmos and Red Spider Lily 

  柳が崎湖畔公園をジョギングしていると、琵琶湖観光船ミシガンが柳が崎湖畔港に寄港していた。

  この数年、コロナ禍のためにミシガンは柳が崎湖畔公園には立ち寄ることはなくなっていた。久しぶりの寄港である。

  船にはたくさんの観光客が乗っていた。秋の観光シーズンの賑わいと思う。

  また柳川土手は、秋になりコスモスと曼珠沙華の花だけが咲いていたが、ゼフィランサス、芙蓉の花も咲き出した。

コスモスに ゼフィランサスが 土手飾る
(コスモスに ゼフィランサスが どてかざる)

  秋の土手も賑やかになってきている。

2024年10月6日日曜日

8th Fasting(八回目の断食)

Marginal New Town(限界ニュータウン)

  本日は10月最初の日曜日。八回目の断食を実施した。朝7時過ぎに起きて、三年番茶以外は全く口に入れなかった。空腹感もあまり感じなくなった。

  散歩もジョギング、ヨガなどのエキササイズも休みである。

  一日パソコンと過ごし、その中でもYou-Tubeを見る時間が多かった。

  最近のよく出てくる動画に限界ニュータウンを訪問する番組がある。男性三人が全国を訪問し、詳細を報告している。

  ニュータウンは、その殆どがバブル期以前に造成された住居地域である。1992年頃のバブル崩壊により、さらには高齢化もあり住む人が少なくなっている。今では廃墟になりつつあるところが多い。

  日本には昔からある山村の限界集落化と共に、これらバブル景気の遺産が至る所に存在するとの事実を知らされる。

  動画作成者の最後の言葉、「これら廃墟は、将来の日本の全体の姿を今見ているようだ」というのは警句に聞こえる。

  一方東京では、ますます高層ビルが増えている。しかし、昨年出来た最も高層の麻布台ヒルズでは未だに空室が多いという。さらには、東京駅八重洲地区に日本一高いビルが建設中である。

  東京だけは未だに建設バブル時代が続いている。

東京で 建設バブル はじけるか
(とうきょうで 建設バブル はじけるか)

  首相が変わったが、その基本政策は何の抜本的改革もなく、この動画作者の警句は真実性を帯びてくる。

2024年10月5日土曜日

False Parasol(オオシロカラカサタケ)

False Parasol at Yanagasaki Lakeside Park

  昨日柳が崎湖畔公園をジョギングしている時、緑の湖畔に白い大きなキノコが生えているのを発見した。前の日には見られていなかった。

  このキノコは毎年顔を出すオオシロカラカサタケという毒キノコである。

秋雨に 毒キノコ出る 湖畔かな

(あきさめに どくキノコでる こはんかな) 

  今朝ジョギングしていると、このキノコはすでに無かった。誰かが取って行ったものと思う。毒キノコであるので食べていないことを願う。

  雨が降ると、キノコは一瞬にして生えてくる。食べられるキノコがあれば良いのだが。

2024年10月4日金曜日

Uminoko(うみのこ)

Oumi~Fuji and Uminoko from Yanagasaki Lakeside Park

  滋賀県の小学校では5年生になると修学旅行として学習船「うみのこ」で一泊二日の船旅に出る。

  コロナ禍で宿泊は中止し日帰りの旅となっていたが、昨年から従来の一泊二日の船旅が再開されている。

  早朝柳が崎湖畔公園をジョギングしていると、朝早くから「うみのこ」が近江富士を背景に通り過ぎるところに出会した。

  近江富士には、昨夜来の雨で麓に霧が雲海のように漂っている。

  修学旅行といえば京都に生まれ育っているので、小学校の修学旅行は伊勢志摩であった。二見ヶ浦の旅館で夜遅くまで遊んでいたことを思い出す。

  また中学生時代は、東京への修学旅行であった。当時修学旅行専用電車「きぼう号」で熱海までいき、バスに乗り箱根で宿泊している。

きぼう号 修学旅行 東京へ

(きぼうごう しゅうがくりょこう とうきょうへ)

  大涌谷など見学してまたバスで国道1号線を通り川崎を過ぎて、東京に入った。バス酔いしてフラフラしていたが、川崎ではスモッグで周りが見えない状況にびっくりしたこと覚えている。

  当時公害の概念も知らない時で、何事と思った。

  そして東京では、後楽園球場近くの宿泊設備に泊まったことも覚えている。将来東京に住むことになるとは思いもしなかった。

  修学旅行は、今でも記憶に残るイベントであったと懐かしく思う。

2024年10月3日木曜日

Parent and Child of Egret(白鷺の親子)

Parent and Child of Egret at Yanagawa

Parent of Egret in Yanagawa

Child of Egret feeding in Yanagawa

Parent of Egret watching over on Bank of Yanagawa

  今朝散歩していると、柳川に大小二羽の白鷺がいることに気がついた。大きな白鷺は親鳥のようで、親子ではないかと思う。

  小さな子供は川の中で餌を探している。親鳥は川の中や、柳川の土手で子供を見守っている。

  この春にはツガイと思われる二羽の白鷺を見かけており、その子供ではないかと推定した。おそらく、親鳥が餌の取り方を教えているように感じた。