(Oumi-Shrine, Home Center Ayaha-Dio)
昨日に続いて、カーボンナノチューブ(CNT)の情報である。
本日のWEBニュースで産業技術総合研究所(産総研、AIST)が丈夫で柔軟なCNTシリコーンゴム複合材を開発したと伝えていた。
最後の仕事はつくばにある産総研であった。当時つくばに住んでおり、家から歩いて毎日通っていた。当時からカーボンナノチューブとゴムとの複合材料は開発していた。より実用になるシリコーンゴムとの複合材料を開発したとのことである。
耐久性があり、柔軟で、導電性が安定しており、導電性衣料に使えるという。特にパーキンソン病、リュウマチなどの治療用として実用化が期待される。
この他一般工業用としても導電性を生かした用途が出ており、これからの需要が増えるものと思う。
現役当時、カーボンナノチューブの展開計画を立てている。それによると、2015年には企業化して、用途開発が進み2035年ころには兆円台規模の市場が期待できるとしていた。
CNT 兆円市場 期待する
(シーエヌティ ちょうえんしじょう きたいする)
計画通り、2015年には一企業が産総研の開発した単層カーボンナノチューブを企業化した。いつ1兆円以上の市場規模に拡大するか、これからも注目している。
ところで近くの駐車場軒の巣にいた燕の雛は、昨日、今日と見かけなかった。すでに無事巣立ったようである。次は2回目の産卵があるか見守りたい。