2018年12月23日日曜日

Beethovengang(ベートーヴェンの小道)

 Beethvengang で降りる
 トラム D
Stadtwanderweg-Kahlenberg 案内図
Beethovengang(ベートヴェンの小道)
Beethovengang の表示
まずは住宅街の道を進む
上り坂を歩く
Beethovengang の表示
Schreiberbach(川)
 途中から川沿いに歩く
川沿いに歩く(動画)
途中から川の両サイドに歩道
ベートーヴェンパークに至る
(1770年 Bonn 生まれ、1827年 Wien で死去)
ベートーヴェンパーク
 公園の中に Beethovenruhe(胸像)がある
 Beethovenruhe
 ベートーヴェンの胸像
 さらに登り坂を歩く
周りはのどかな田園風景
 
斜面にはブドウ畑
 ブドウ畑が続く
小川に沿って歩く
小川に沿って歩く(動画)
 
 山道を歩く
 養蜂場
 ハチの巣箱
 柴犬が通り過ぎる
 丘に建つ建物(大学)
 丘からウィーン市内を望む
 丘からウィーン市内を望む
丘からウィーン市内を望む(動画)
  Kahlenberg の丘からドナウ川を見下ろす
 ドナウ川と Kahlenberger 村
 ドナウ川沿いに歩く
 ドナウ川沿いに歩く
 ドナウ川沿いに歩く
OBB 鉄道 Nussdorf 駅に至る
 Nussdorf 駅舎

駅前からトラム D に乗って帰る
移動の軌跡
(Nussdorf、Bethovengang、Kahlenberg)
移動距離 15.79km、13327歩

  久しぶりに朝から晴天である。今日は日曜日であるので店はやっておらず、ウィーンの森を散歩することにした。

  25年ほど前に歩いたベートーヴェンの小道を歩くことにした。当時は車で来ていたので車を近くの町に駐車して歩いたと思う。

  しかしその町が分からず調べると、ウィーン北部の Nussdorf であることが分かった。市中心のリングを走っているトラム D の終点である。

  アパートから1時間ほどで Nussdorf に着いた。案内図があり、Beethovengang(ベートーヴェンの小道)の表記があり、kahlenberg への道順が記載されていた。

  住宅街を抜けるとなだらかな山道になり、小川に沿って歩く。まもなくBeethovenruheに来る。ベートーヴェンはウィーンで亡くなっている。この付近をよく散歩したという。

  さらに上り坂を歩くと回りは田園風景となり、丘の斜面にはブドウ園が広がる。

  ベートーヴェンはこの田園風景を見ながら散歩して、交響曲6番田園を発想したという。丘の高さが約300mくらいのところからはウィーン市内が望める。さらに高いところには大学の建物も見える。

  そして Kahlenberg 村に下りてドナウ川沿いに南下した。川には大きな観光船が停泊しており、ライン川を思い起こさせる。

  Nussdorf に戻った後、またトラム、地下鉄で帰宅した。今日は久しぶりの軽い山登りであった。気温も穏やかでハイキング日和となった。

  ウィーンの森は北から西にかけてあるので、滞在中にさらに何箇所か歩いて見たいと思う。

2018年12月22日土曜日

Christmas in Vienna 2018

Christmas in Vienna 2018
テレビ番組最初のウィーンの紹介
 (シェーンブルク宮殿)
 自然史博物館
 市庁舎
 ソプラノ Valentina Nafortina
 バリトン Adrian Eroed
 ソリスト中央右 Angela Denoke(メゾソプラノ)
ソリスト中央左 Dmitry Korchak(テノール)
オーケストラ ORF Radio-Symphonieorchester Wien
合唱 Wiener Singakadedemie
 ウィーン少年合唱団
指揮 Christian Arming
 Konzerthaus 会場
1階席
 2階、3階席
We shall overcome で始まる(動画)
ソプラノソロ(動画)
メゾソプラノソロ(動画)
テノールソロ(動画)
バリトンソロ(動画)
ウィーン少年合唱団(動画)
パイプオルガン(動画)
パイプオルガン(動画)
ハレルヤコーラス(動画)
Jose Feliciano(動画)
アドヴェント最後のローソクに灯をともす
きよしこの夜(動画)
きよしこの夜(動画)
きよしこの夜(動画)
きよしこの夜でガラコンサートは終了
樅ノ木販売の表示
歩道に並べられている樅ノ木
 
移動の軌跡(denn's、近くを散歩)
移動距離 9.3km、6753歩

  午前中買い物に出かけ、denn's 近くを散歩した。まもなくクリスマスの第四アドヴェントである。街角のいろんなところで樅ノ木が売られている。たくさん置かれていたが、かなり少なっている。家へ持ち帰り飾っているものと思う。日本での年末の注連飾り売りと同じである。

  夜は、オーストリアの NHK に相当する ORF テレビで Christmas in Vienna 2018 の番組を見た。毎年恒例の番組のようで、日本の大晦日の紅白歌合戦に相当する感じである。

  昨日の夜、 Wiener Konzerthaus で開催されたガラコンサートを放映する。クリスマスに関係する有名な曲が披露され、最後はウィーン少年合唱団の少年が舞台に置かれた大きな四つのアドヴェントローソクの最後の一つを灯し、きよしこの夜が歌われた。

  演奏中いつもホールでは録画は撮れないが、今日はアパート内の部屋を写すというやり方で記録に取った。

  残念ながら Konzerthaus で聴けなかったが、大晦日には第九演奏会がこの Konzerthaus で予定されている。運よくチケットがとれているので楽しみにしている。

2018年12月21日金曜日

聖アントン教会

 Sankt Anton von Padua(聖アントン教会)
 入口のモザイク
 教会内部
 祭壇上部のキリスト画
 祭壇の対面にあるパイプオルガン
教会の側面 
本日開催の「Christmas in Vienna 2018」
ORF テレビ19時のニュースで報道される
「Christamas in Vienna 2018」
Wiener Konzerthaus の様子
ニュースで報道される演奏の様子
 ニュースで報道される演奏の様子
移動の軌跡(Konzerthaus、聖アントン教会)
移動距離 7.26km、5824歩

  昨日、You-tube を見ているとオーストリアのNHKに相当する ORF テレビが昨年放映した「Christmas in Vienna 2017」の動画があることに気が付いた。Wiener Konzerthaus で毎年開催されている催しで、テレビ放映されているようである。

  今年は本日、Konzerthaus で開催されることも知り、チケットがないか朝から出かけた。残念ながらすべて売り切れということで諦めた。

  アパートに戻るとき、近くの教会を訪れた。聖アントン教会(Sankt Anton von Padua)という。もともとイタリアパドヴァが由来という。そのためか建物がベニス様式に似ている。

  イタリアのラベンナの影響か、入口正面上にはモザイクが飾られているが、教会内は簡素でわずかキリスト画が見られるだけであった。ここにもパイプオルガンが置かれていた。

  帰宅後テレビ番組表を調べていくと、明日の22:00から ORF2 で「Christmas in Vienna 2018」として番組が組まれていることも分かった。

  今日は Konzerthaus のコンサートは聴けなかったが、明日この番組を見てウィーンのクリスマスの雰囲気を味わいたいと思う。

2018年12月20日木曜日

メサイア

 楽友協会前のメサイヤのポスター
 演奏前の楽友協会ホール
 天井画
 天井画
 パイプオルガン
休憩時間のホールの様子
 演奏終了後立ち上がって拍手
移動の軌跡(denn's、楽友協会)
移動距離 13.75km、7491歩

  昨日、今のアパートの近くを走っているトラム6が前半のアパート近くの denn's につながっていることを知った。それで朝からトラム6に乗って出かけた。

  トラムに乗ると街の様子が観察できて面白い。20分くらいで denn's に着いた。パンなどを買い求め、またトラム6で戻った。案外便利である。

  夕食後、楽友協会へ再度出かけた。本日はヘンデルのメサイアである。6時半頃に着き、事前に購入していた席についた。今日は立見席ではない。

  中学から合唱活動をしているが、高校時代に特に興味を持ったのが古典合唱曲であった。特に対位法の曲は気に入っていた。次々流れる旋律の中での変化するハーモニーの響きが大好きであった。

  メサイアにも対位法の合唱曲がかなりあり大好きな曲であった。大学時代にステレオを購入した際、最初に買ったレコードもメサイアであった。

  それ以来、何回聴くことになったのか分からない。レコードのみならず生の演奏も聴いている。

  有名なハレルヤコーラスは学生時代に歌っているが、メサイア全曲を歌ったことはない。オーケストラ付きで歌いたいと長い間思っていたが、実現はしなかった。

  唯一オーケストラとの競演といえば、ドイツ時代のベートーヴェン第九演奏である。大変感激したことを覚えている。

  メサイアを聴いていると、学生時代の合唱活動のことが色々思い出された。高校時代、NHK合唱コンクール京都予選に出た時の自由曲も古典の対位法の曲であった。なつかしい限りである。

  休憩時間も含めて約3時間、音楽に聴き入った。あっという間の3時間であった。

  オーケストラは Lautten Compagney Berlin、合唱は Arnold Schoeberg Chor、指揮は Erwin Ortner、ソプラノ Cornelia Horak、アルト Sonia Prina、テノール Michael Schade、バス Simon Bailey であった。

  合唱とソリストの声量に圧倒されたが、オーケストラの弦楽器の音がもう一つピュアーでない。ウィーンフィルをすでに聴いており、その比較から感じる。東京で聴く音とあまり違いが無いように感じた。

  しかし調べてみると、このオーケストラはバロック音楽を専門にしているという。対位法の流れるような音楽にはこの音の方が適しているのかもしれない。

  いずれにしても同じホールでの聴き比べであることから、その差は楽器にあると考えるに至った。ウィーンフィルは長い歴史の中で最高の楽器を楽員に貸し与えているという。この楽器が財産になっているようである。

  とすると、日本のオーケストラがウィーンフィルに近づくのはかなり難しいと思わざるを得ない。