若一神社鳥居
若一神社の説明
平清盛公西八条殿跡の石碑
平清盛公お手植えクスノキ
本殿
平清盛ゆかりの御神水
平家物語祇王歌碑
祇王の歌
境内のクスノキ
クスノキの看板
桂離宮から旧山陰道を京都西大路通りに向かうと、八条通りとつながる。その交差点角に若一神社がある。
中学、高校時代この付近はよく歩いており、この神社があることは認識していた。しかし中に入ったこともなくどのような神社なのか知らなかった。
今回初めてじっくりとこの神社を見て回った。鳥居のある西大路通りには平清盛の西八条殿の跡との石碑がある。平清盛が植えたというクスノキが西大路通りの歩道にその雄姿を見せている。樹齢1000年に近いものといわれている。昔と変わっていなかった。
本殿には若一王子が祀られており、772年に唐からの渡来人が鎮守したという。その後荒廃していたが、平清盛がこの地に西八条殿を作り再建している。
昔はこの付近は浅水の森といわれ、風光明媚な場所であった。今もゆかりの井戸がある。子供ころには、九条ネギ、セリの畑がまだ残っていたと記憶する。
平家物語にある、人の世の無常を歌った祇王の歌が読まれた場所でもある。
平家物語にある、人の世の無常を歌った祇王の歌が読まれた場所でもある。
一か月ほど前のことであるが、この神社を訪れたあと京都駅まで歩き、ウォーキングを終えた。