西明寺の表示
西明寺山門
西国三十二番霊場の表示
西明寺略縁起
境内の図
不断桜のある庭
天然記念物不断桜の説明
不断桜
蓬莱庭の説明
蓬莱庭の池
蓬莱庭の苔
蓬莱庭の苔
蓬莱庭の小道
国宝西明寺本堂の表示
西明寺本堂
国宝西明寺三重塔の表示
三重塔
西明寺二天門の表示
二天門
二天王立像の説明
持国天像
増長天像
夫婦杉の説明
夫婦杉
山門から二天門に至る参道階段
多賀大社を訪れた後、南下し湖東三山の一つである西明寺に立ち寄った。秋は紅葉が有名で大変な人出であるという。
創建は平安時代の834年という。織田信長により焼き討ちにあっているが、幸い本堂、三重塔、二天門は焼失しないで今も健在である。本堂、三重塔は国宝に指定されている。
山門を入ると左手の庭に桜がある。天然記念物の不断桜である。春、秋、冬に咲くという冬桜の一種である。
本堂につながる登り道に蓬莱庭がある。途中に池があり、その中心部に折鶴を形どった鶴島がある。庭園内は苔で覆われている。小堀遠州様式に習っているという。
そして本堂、三重塔がある境内に入る。入口には二天門があり、門の両側には持国天像、増長天像がにらみを利かしている。どちらが持国天像か、増長天像かは記録がないとのことであるが、一般的には右が持国天、左が増長天である。
二天門と山門をつなぐ参道階段の傍には、夫婦杉が天高くそびえている。樹齢1000年に及ぶという。
京都の苔寺を思わせる庭もあり、閑静な気分落ち着く寺である。
一方歴史的には、ここでも信長は焼き討ちなどの非人道的行為をしている。今の時代も同じであるが、政権を狙う人物の手段を選ばない人格なき一面を再度認識することになった。
一方歴史的には、ここでも信長は焼き討ちなどの非人道的行為をしている。今の時代も同じであるが、政権を狙う人物の手段を選ばない人格なき一面を再度認識することになった。