2018年4月6日金曜日

西明寺

西明寺の表示
西明寺山門
西国三十二番霊場の表示
西明寺略縁起
境内の図
不断桜のある庭
天然記念物不断桜の説明
不断桜
 蓬莱庭の説明
 蓬莱庭の池
 蓬莱庭の苔
 蓬莱庭の苔
蓬莱庭の小道
国宝西明寺本堂の表示
 西明寺本堂
 国宝西明寺三重塔の表示
 三重塔
 
西明寺二天門の表示
 二天門
二天王立像の説明
 
持国天像
増長天像
 夫婦杉の説明
 夫婦杉
 山門から二天門に至る参道階段
本日の散歩 4.42km、5154歩

  多賀大社を訪れた後、南下し湖東三山の一つである西明寺に立ち寄った。秋は紅葉が有名で大変な人出であるという。

  創建は平安時代の834年という。織田信長により焼き討ちにあっているが、幸い本堂、三重塔、二天門は焼失しないで今も健在である。本堂、三重塔は国宝に指定されている。

  山門を入ると左手の庭に桜がある。天然記念物の不断桜である。春、秋、冬に咲くという冬桜の一種である。

  本堂につながる登り道に蓬莱庭がある。途中に池があり、その中心部に折鶴を形どった鶴島がある。庭園内は苔で覆われている。小堀遠州様式に習っているという。

  そして本堂、三重塔がある境内に入る。入口には二天門があり、門の両側には持国天像、増長天像がにらみを利かしている。どちらが持国天像か、増長天像かは記録がないとのことであるが、一般的には右が持国天、左が増長天である。

  二天門と山門をつなぐ参道階段の傍には、夫婦杉が天高くそびえている。樹齢1000年に及ぶという。

  京都の苔寺を思わせる庭もあり、閑静な気分落ち着く寺である。

  一方歴史的には、ここでも信長は焼き討ちなどの非人道的行為をしている。今の時代も同じであるが、政権を狙う人物の手段を選ばない人格なき一面を再度認識することになった。

2018年4月5日木曜日

多賀大社

多賀大社鳥居
多賀大社の概略
反橋(そりばし)
御神門
神馬舎
手水舎の桜
夫婦桜の説明
夫婦桜
能舞台
拝殿
本殿
大釜の説明
大釜
御神輿
御凰輦
つり鐘の説明
鐘楼
村山たか女の説明
本日の散歩 5.46km、5361歩

  先日琵琶湖一周ドライブした時、海津大崎・奥琵琶湖パークウエイを走った後、多賀大社を訪れた。

  かなり前に訪れているが記憶にはあまり残っていない。伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)、伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)のニ柱を祀っている。生命の神様として信仰されている。

  鳥居から入ると、すぐに石の太鼓橋がある。反橋というが、別名太閤橋ともいう。

  秀吉が母の命を長らえるよう祈願した所かなえられて、多賀大社に多額の寄進をしたことから名前が付けられている。

  御神門を通り境内に入ると左に手水舎があり桜が満開であった。

  右手には神馬舎がある。4月22日に開催される祭にはたくさんの騎馬が出る事から、馬まつりとも言われている。

  拝殿・本殿前右手には夫婦の桜があり、この桜は満開のピークは過ぎていた。近くに能舞台もある。

  本殿左横奥には大きな釜が二つある。徳川幕府が二度にわたり本殿などの大造営、修復を実施、それを記念した御湯神事の調度であったといわれている。

  さらにその後方には神輿庫があり、祭に備えて御神輿と御凰輦が展示されていた。その横には鐘楼がある。

  鐘は室町後期に社殿の修理をした際に作られたという。浅井長政の幼少期の名前も刻されており、浅井家などの寄進による工事であった。

  再度鳥居前参道にある土産物屋を見て回っていると、村山たか女という説明板を見つけた。

  幕末期、多賀大社前の家で生まれたたか女は井伊直弼と深い中になり、安政の大獄の時には京都にいる倒幕派の情報を江戸に送る役目をしていたという。

  直弼暗殺後は倒幕派により捕らえられるが、死罪を免れ出家する。舟橋聖一の「花の生涯」に出てくる人物という。初めて知る史実であった。

  この後、湖東三山(西明寺、金剛輪寺、百済寺)に向かってドライブした。

2018年4月4日水曜日

タンポポ花盛り

満開の西洋タンポポ(柳川土手)
満開の西洋タンポポ(柳川土手)
 満開の西洋タンポポ(柳川土手)
満開の西洋タンポポ(柳川土手)
 満開の日本タンポポ(柳川土手)
 満開の日本タンポポ(柳川土手)
 満開の日本タンポポ(柳川土手)
 満開の日本タンポポ(柳川土手)

 満開の日本タンポポ(柳川土手)
 日本タンポポのまわりには桜の花びら(柳川土手)
 すっかり花が散り葉桜になりつつある柳川の桜
本日の散歩 6.06km、9635歩

  柳川土手は今タンポポが花盛りである。柳川の上流と下流で日本種と西洋種が分かれて分布していると思っていたが、4月になると上流、下流関係なく両方のタンポポが咲き乱れている。

  3月に最初に咲いたのは日本種であった。4月には西洋種が加わり、今西洋種、日本種が入り乱れて咲いている。

  一方桜はこの数日であっという間に花が散り、葉桜になりつつある。土手は花が入れ変わって、タンポポなどの野花が後を引き継いでいるような印象を受ける。

  桜の花は一斉に美しい姿を現し、すぐに散っていく。その散る姿が潔く日本人には心に残るものがある。散り際の美しさがますます桜を愛でる気持ちを掻き立てる。

  桜の後は雑草の野花が地道に土手を彩っている。野花のような地道な人生と、桜のように華々しく花咲いて潔く散っていく人生。対称的であるが、人生は清く潔く散っていきたいものである。