Tokyo Metro Chiyoda Line Station
Advertisement of Tokyo Metro Station Platform
No Advertisement of Electric Signboard
今回、東京で気が付いたことがある。東京地下鉄メトロ駅の宣伝電光板はすべてが埋まっておらず、そしてそのほとんどは医院・介護関係のものであることである。
30年ほど前は、これらの宣伝電光板はすべて埋まっており、その業種も種々雑多であった。
今の日本の経済状況を端的に表しているようだ。健康保険制度、介護保険制度により政治的に保護されている業種だけが元気ということになる。
その中でAPAホテルだけが大々的に宣伝をのせているのは特異に感じる。経営者が政権推進者であり、このコロナ禍などでその恩恵をたっぷり享受していることがうかがえる。
ブランチ大津京でも医療関係のブースだけは埋まっていくが、他のブースは未だに空いたままの状態であるのと現象は同じである。
地下鉄の 宣伝板に 空目立つ
(ちかてつの せんでんばんに あきめだつ)
日本がじわじわと凋落している現象の一つと考えてよい。
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