Report of Home Information System
(Written 45years ago by me)
今東京に来ているが、昔の資料が出てきた。45年前に現役時代の会社で研究発表した資料である。
50年後の世界を予想し、新しいビジネスの可能性を述べたものである。その中に家庭情報システムの項目があった。
当時まだパソコンもNEC8ビット時代で、パソコンの世界が飛躍的に発展することは予想されていなかった。家庭で世の中の情報を得られる情報システムが出来るとした。
現役時代の会社は素材メーカーであるため、そのシステムが出来ると素材として何が必要とされるかが論点であった。
このようなシステムが普及すると、今までの電話回線による情報のやり取りでは容量が不足し、光ファイバーが拡大すると予想し、そのテンションメンバーにアラミド繊維のようなスーパー繊維が使われるとした。
結局、現役時代の会社がパラアラミド繊維の企業化を進める出発点になっている。
ただ残念なのは、当時から家庭情報システムの考え方があったにも拘わらず、それがインターネット開発に結び付かなかった点である。
1990年代になってアメリカでインターネットが開発され、急速に世界に普及していった。今では世界の情報が家庭で簡単に得ることが出来る。
日本では従来の技術範囲から脱することが出来ず、アメリカでは新しい発想で開発が進んだことが大きい。
アメリカで インターネット 残念だ
(アメリカで インターネット ざんねんだ)
日本の復活には、形にはめた教育ではなく、自由な発想を延ばす教育が必要とされる。ここにも教育の重要性が分かる。
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