2019年5月3日金曜日

Ichiroh(イチロー)

 Bemolo Shoes after Repairing
 Repairing Breakage of Stich & Damage of Toe
Ichiroh began new Job of Instractor in Mariners
(WEB News)
Walking 6.19 km, 7746 Steps
(Usual Course)

  この冬3ヵ月ほどヨーロッパに滞在したが、その間はビモロの皮靴をずっと履いていた。そのためか、縫い目がほつけたり、つま先に傷がついて黒く色づいていた。

  ビモロ社に修理できるかと問い合わせたが修理はしていないということで、京都の繁華街にある修理専門店に修理を頼んでいた。

  先日完成し、受け取った。縫い目のほつれはきれいに縫い直して、つま先は同じような色で染色して、きれいな靴に戻っていた。

  ただ底が薄くなっており、いずれ底を取り換える必要がある。店に聞くと簡単に取り換え可能とのことで、またお願いすることにしている。

  最近は服、靴、カバンなどの修理を専門とする店が増え、ものを大事にする風潮を助長させているようである。今回も新品を買う価格よりも1/4の修理代で済んだので経済的でもあった。

  ビモロの靴はイチローが愛用している靴である。もともとスポーツシューズメーカーであるが、普通の靴も作っている。適切な軽さで履いているという感覚が少なく、散歩の時にも人工皮革の靴を愛用している。

  ところでイチローといえば、これからはアメリカマリナーズのインストラクターとして選手の指導に当たるという。日本人のプロ野球選手の中で世界で最も活躍した日本人といえる。そのイチローを支えていた靴が、このビモロの靴である。

  イチローが世界で活躍できたのはこの靴の他に、オリックス時代の仰木監督の判断によるところが大きいといわれている。型にはまった指導を進めていたコーチに対して、イチローの自主性を重要視した指導に変えさせたことにある。

  先日教育の重要性を述べたが、普通のコーチは今までの方法論を刷り込まれており、そこから脱して新しい方法を考えつかない。選手の能力を見極めて、判断した仰木監督は創造力のある指導者といえる。

  小さいころから型にはめた教育では新しい時代を切り開く人材は出てこない。たとえ高学歴者であっても、グーミン(愚民?)を作るばかりである。

0 件のコメント:

コメントを投稿