2023年11月12日日曜日

Citron(柚子)

 

Seeds of Citron at south Bank of Yanagawa
Seeds of Citron and Cabbage Butterfly at north Bank of Yanagawa

  柳川土手の北側、南側にそれぞれ一本ずつの柑橘の実がなっている。

  今までブログに載せている中で、2018年9月13日2019年3月6日2020年7月12日ではスダチと表現している。また最近では柚子と表現したりしている。

  スダチ、柚子、カボスの区別がはっきりしない。

  それで、インターネットでカボス、柚子、スダチの違いについて調べてみた。

  大きさからみると、カボスがテニスボール、スダチはゴルフボールくらいの大きさで、柚子はその間の大きさという。

  そして色はカボスとスダチは緑色、柚子は緑に黄色が混ざるとのことである。

  さらにカボス、スダチの表面は比較的つるやかであるが、柚子の表面はざらざらである。

  これらを総合すると、柳川土手でスダチと表現していた実は、南北土手の二本とも柚子であると理解できる。

  本日も北側の柚子の木には、ネットの上にモンシロチョウが止まっていた。今まで、ネットの内側で成虫になっているのを目撃している。うまくネットから脱出したようである。

  幼虫の間にカマキリの餌になっていたら、このモンシロチョウも見ることが出来なかったのではないかと思う。

柚子の木で 蝶が育ちて 土手に飛ぶ
(ゆずのきで ちょうがそだちて どてにとぶ)

  柚子の木を舞台に、自然の生存摂理が見える。

2023年11月11日土曜日

Japanese Pampas Grass and Goldenrod(ススキとセイタカアワダチソウ)

 

Competing Japanese Pampas Grass and Goldenrod at Bank of Yanagawa

Japanese Pampas Grass
Goldenrod

  柳川土手では、今までススキが姿を現していたが、最近セイタカアワダチソウも目立つようになってきた。

  土手ではこの二種類の植物が競い合っているようである。

  際川土手では未だにセイタカアワダチソウが優勢であるが、ここ柳川土手では数年前に比べれば黄色のセイタカアワダチソウが目立たなくなっている。例の自滅による減少ではないかと思う。

  秋のススキは古代からの日本の情緒の一つであるが、セイタカアワダチソウに負けずに生き残って欲しいものである。

ススキの穂 日本の秋の 情緒かな

(ススキのほ にほんのあきの じょうちょかな)

2023年11月10日金曜日

Anpo Persimons(あんぽ柿)

 

Anpo-Persimons at my Balcony
Eating Anpo-Persimon

  ベランダに百目柿を吊るして10日余り過ぎた。すでにあんぽ柿になっている。

  収穫し、おやつとして食べてみた。誠に甘く美味しい。

百目柿 十日吊るして あんぽ柿

(ひゃくめがき とおかつるして あんぽがき)

  今年はあんぽ柿状態で、半分は味わい楽しみたいと思っている。

  残りはさらに吊るしておいて、干し柿にする予定である。

2023年11月9日木曜日

Mantis(蟷螂)

 

Mantis on Net of Yuzu(柚子) at Bank of Yanagawa

  久しぶりにカマキリに出会った。散歩中、柳川土手の柚子の木のネットの上に止まっていた。

  この柚子にはよく蝶々が卵を産み付け、このネットの中で成虫になっていることがある。

  カマキリは肉食であるため、蝶々を狙っているのかもしれない。

カマキリが 蝶を狙うか 柚子に住む
(カマキリが ちょうをねらうか ゆずにすむ)

  カマキリは獰猛な昆虫である。

2023年11月8日水曜日

Ave verum corps(アヴェ・ヴェルム・コルプス)

Mozart Complete Edition CD No.103 

15 : Ave verum corpus in D K618

  モーツアルトCD全集のCD No.101からNo.125を聴き終えた。

  宗教曲が主体であったが、特に有名なアヴェ・ヴェルム・コルプスは久しぶりに聴いた。

  高校生のころ合唱部、また自宅でもよく歌っていた歌である。今日も聴くのみならず、自然に歌っていた。

アヴェヴェルム 懐かしく聴き また歌う
(アヴェヴェルム なつかしくきき またうたう)

  アヴェ・ヴェルム・コルプスとはラテン語で「めでたしまことの御体(おんからだ)」という意味で、キリストへの感謝と賛美が歌われる。

  宗教改革後のカトリックの対抗宗教改革としてミサに使われるようになったという。
Mozart Complete Edition CD No.126 (Songs)


Morzart Complete Edition CD No.127 (Opera, Apello et Hyacinthus)~No.150 (Opera, Zaide)

  続いて CD No.126(歌曲)、CD No.127(オペラ)~CD No.150(オペラ)を聴いている。

  オペラの最初は「アポロとヒュアキントゥス」で、最後は「ツァイデ」というオペラである。その間には有名なオペラも出てくるので楽しみである。

2023年11月7日火曜日

Dead Leaves(枯れ葉)

Dead Leaves at Forest of Oumi-Shrine

   昨夜来の雨も上がり、濡れた近江神宮の参道はたくさんの枯れ葉で覆われていた。

  赤色の葉、黄色い葉、茶色の葉など色とりどりである。

枯葉落ち 参道を飾る 赤黄茶

(かれはおち さんどうをかざる あかきいちゃ)

  まだ曇り空ではあるが、朝の清々しい神宮の森である。

  晩秋の季節となった。

2023年11月6日月曜日

Chrysanthemum of Yanagawa Bank(柳川土手の菊)

 


Chrysanthemum of Yanagawa Bank

  ようやく自生している柳川の菊の花が咲いた。三種類の菊が自生している。

  何という菊か調べてみた。

  菊は、奈良時代末期から平安時代にかけて中国から観賞用として持ち込まれたという。江戸時代には品種も増え鑑賞会も開かれるようになる。明治以降は大輪の菊が盛んに栽培されるようになる。

  現在、日本には300種以上の菊が自生しているという。結局、何種類も同じような花があり、菊の種類を特定することは不可能であった。

自生する 菊の種類は 三百種
(じせいする きくのしゅるいは さんびゃくしゅ)

  菊というと子供のころの菊人形を思い出す。京阪沿線の伏見に住んでいたこともあり、京阪沿線の枚方大菊人形である。京阪電車が運営する枚方遊園地内で開催され、何回か見に行っている。人形に飾られた見事な菊の花を覚えている。

  今も枚方大菊人形は続いているものと思い調べてみると、2005年に終了したとのこと。菊人形職人の高齢化と、遊園地入場者の減少が原因という。

  続いていればまた見に行くことも考えたが、残念である。しかし小規模ながら枚方市が枚方菊フェスティバルとして続けているそうである。

  しばらく枚方大菊人形のことは忘れていたが、時代の流れを感じる。