2019年12月24日火曜日

Yellow Seeds of Chinaberry(黄色い栴檀の実)

Seeds of Chinaberry turned to Yellow Colour after Leaves Falling
(Yanagasaki Lakeside Park)
Walking 6.12 km, 8007 Steps
(Usual Course)

  柳が崎湖畔公園の浜辺には栴檀の木がある。この夏花が咲き緑のがなっていた。

  冬になり葉はすでにすべてなくなった後、実だけが残っている。色も黄色に変化している。

  この実は薬用には使われるが、人は食べると毒になる。しかしヒヨドリなどの鳥には餌となり、いずれ鳥に食べられるものという。

  今年になってこの木の名前を知ることになった。自然には知らない事が多く、吉野博士の言葉でもないが、自然をこれからも興味を持って観察したものだ。

自然界 観察すると 新知識
(しぜんかい かんさつすると しんちしき)

2019年12月23日月曜日

Field Caviar(とんぶり)

 
FM Program "Kirakura"
Fukawa Ryo and Endo Mari
(ふかわりょう、遠藤真理)
" Song of Tonburi" composed by Fukawa Ryo
(Piano : Fukawa Ryo)
"Merry Christmas Mr.Laurence" composed by Sakamoto Ryuichi
(Cello : Endo Mari)
Walking 6.03 km, 8199 Steps
(Usual Course)

  毎週月曜日の午前中のFM放送では、ふかわりょうと遠藤真理による”きらクラ!”という番組をやっている。クラシック音楽を面白いやり方で楽しむ番組である。

  例えば、有名な小説の一節、詩などのバックグラウンド音楽を公募しその評価をしたり、最初のわずかな音で曲の名前を当てるなどの遊び心満点の番組である。

  今日は特別に、出演しているふかわりょうとチェリストの遠藤真理が関係する曲である。

  ふかわりょうが自ら作曲した”とんぶりの唄”を自演のピアノで聴かせてくれた。テレビで活躍するタレントであるが、その多才ぶりに驚かされる。とんぶりの宣伝大使もしているという。

ふかわりょう 多才な素質 素晴らしい
(ふかわりょう たさいなそしつ すばらしい)

  遠藤真理はこのクリスマスシーズンにバイオリン、ピアノとのトリオで坂本龍一とショスタコーヴィチの曲を演奏する会を持つという。その一つである坂本龍一の”戦場のメリークリスマス”を演奏していた。

  心地よい時間を過ごしたが、とんぶりとは何なのか知らなかった。しらべると畑のキャビアといわれ、その小さな実のプチプチ感を味わう食べ物であるという。もともと生薬として使われていたが、秋田地方では食べ物として工夫されて食べられている。

  味付けをうまくすれば、タラコの代わりにも使えるそうである。一度試したく思う。

2019年12月22日日曜日

Retiring by Myself(自らの定年)

 
Sentences after reading Novel "Retiring by Myself"
(My Diary dated 29, January, 1983)

  本日も過去の日記を読み返した。1983年1月29日の日記である。この日も小説の読後感想文を載せている。小説は、高杉良の「自らの定年」である。

  自分の信念と、会社勤めの使命とのギャップがあるとき、どのように生きるかを問う小説である。

  主人公は、自分の信念を曲げてまで会社で働くことを良しとせず、若くして会社を辞する。生きることとは、自分の信念を貫くことと考えている。

  管理職になり、部下の首切りをしなければならないときどうするか。自分自身の体験ではそのような場面に遭遇することはなかったが、若いころ有名な大屋社長夫妻の公私混同で我が社も傾き、倒産しかけた時がある。

社長妻 人事に手だし 社傾く
(しゃちょうつま じんじにてだし しゃかたむく) 

  その時には各課当てに、2名の割り当てで希望退職を募るという合理化策が実施された。当時まだ若かったので声はかからなかったが、年ゆきの人には声がかかった。当時の課長は大変だったと思う。

  しかし労組との間で合理化案は結ばれており、むしろ労組がその人を説得するのが現実であった。何のための労組か疑問に思ったものだ。

  大屋社長死去の後業績も回復し、その後このような人員整理の話はなかったのは幸いであった。

  やめて行った人には割増退職金があったが、その後決して幸せな生活ではなかったと記憶している。

  小説の主人公は英語が達者で、会社を辞めて英語塾をしてその後を過ごしたようである。

  会社を辞めてまで信念を貫くには、会社に依存しない自分を確立しておく必要があるのは言うまでもないが、自分の信念とどこまで折り合えるかが決断のポイントと思う。

  本日は外出する機会が取れず、散歩の記録はない。

2019年12月21日土曜日

Symphony NO.9(第九交響曲)

Pamphlet of Concert
(Conductor : Mitsuhashi Keiko)
 Biwako View from Biwako-Hall Foyer
 Biwako Hall Foyer
 Before Concert
 Cycling 8.10 km, 2497 Steps
(Biwako Hall)

  一年前はウィーンで毎日音楽三昧であった。大晦日にはベートーベンの第九交響曲も聴いた。

  今日は琵琶湖で初めて第九を聴きに出かけた。琵琶湖大ホールでの演奏であるが、ホール内は満員であった。

  指揮は三ツ橋敬子、ソプラノ森麻季、アルト小林久美子、テノール山本康寛、バリトン萩原寛明、合唱は350名に及ぶKEIBUN第九合唱団、管弦楽は大阪フィルハーモニー交響楽団であった。

  指揮の三ツ橋敬子は初めて聴いた。小柄にもかかわらずダイナミックな指揮であった。ソプラノは有名な森麻季で衣装といい容姿といい際立っていた。

  KEIBUN第九合唱団はしがぎん経済文化センターが運営する公募による合唱団である。これだけの大合唱を聴くのは珍しい。やはり人数の力はすごく、合唱がホール内に響き渡った。

第九聴く 大合唱に 音響く
(だいくきく だいがっしょうに おとひびく)

  また大フィルは久しぶりであった。学生のころ、朝比奈隆指揮でよく聴いている。

  中学の一年先輩が音大へ行き大フィルの打楽器奏者をしていたが、その後学校の音楽教師に転身したということも思い出した。

  今年も無事過ごせたことに感謝している。今年は東京と琵琶湖を行き来する年となった。高速バス青春18きっぷなどを使って、ゆっくり旅を楽しんだ。

  東京のマンションの大規模修繕工事も終了し、きれいな装いとなった。来年も同じように琵琶湖湖畔の生活を楽しむとともに、東京での生活も楽しみたいと思う。

2019年12月20日金曜日

Poem of Basyo(芭蕉の句)

Poem Monument of Basho in Oumi-Shrine
 
Poem of Basho near Pine Tree of Karasaki
Karasaki & Oumi-Fuji
 
 Pine Tree of Karasaki
Preparation for New Year (Oumi-Shrine)
Walking 6.20 km, 8332 Steps
(Usual Course)

   いつもの散歩コースである近江神宮に芭蕉の句碑があることに気が付いた。いつもは歩かない楼門の横道に大きな石碑がある。

から崎の松は花より朧にて
(からさきの まつははなより おぼろにて)

  芭蕉が近江八景の一つである唐崎を訪れた時の句である。唐崎の松は桜の花の華やかさとは違って朧に見えると。

   唐崎からは対岸に近江富士が見え、景勝地でもある。

  近江神宮一の鳥居前には、初詣のカンバンが掲げられた。正月準備が進んでいる。

神宮で 新年準備 進んでる
(じんぐうで しんねんじゅんび すすんでる)

2019年12月19日木曜日

Reading(読書)

Sentences after reading Novel "Atakasangyo"
(from My Dialy dated 22, January, 1983)
Walking 4.14 km, 5501 Steps
(Half of Usual Course)

  この頃は本を読む機会がほとんどなく、その代わりにパソコン、スマホで文字を読むことがほとんどである。

  若いころの日記を読み返しブログにのせる作業を進めているが、若いころには結構本を読んでいたことが蘇る。

  本日は阿部牧郎作の「小説安宅産業」の読後日記を読むことになった。

  1983年の日記であるので、毎日地下鉄で霞が関に通勤していた時である。おそらく通勤中に本を読むのが日常になっていたものと思う。

  倒産した安宅産業の話であるが、トップの独善によるミスリードにより大会社が傾くことはその後も多々ある。シャープ、ソニー、東芝もその例である。

  その後、我が身にはこのような事態を襲うことはなく、運が良かったと思わざるを得ない。

大会社 社員の意見 大切に
(だいがいしゃ しゃいんのいけん たいせつに)

  今の時代、電車の中ではほとんどの人がスマホに夢中である。本を読んでいる人は殆どいない。時代は変わったものだ。

電車では スマホに夢中 人ばかり
(でんしゃでは スマホにむちゅう ひとばかり)

2019年12月18日水曜日

Music Sightseeing Flight(音楽遊覧飛行)

 FM Program "Music Sightseeing Flight"
Special Program of Satou Shinobu
Cycling 10.84 km, 1779 Steps
(Otsu Central Post Office)

  毎日の午前中はFM放送のクラシック番組を聴いているが、その一つが音楽遊覧飛行である。必ずしもクラシック音楽とは限らないが、童謡、映画音楽、フォークソング、世界の民族音楽など内容は多様である。

  本日はこの秋に亡くなったソプラノ歌手の佐藤しのぶさんを偲んで、その歌を流していた。

  ヘンデルのラルゴ、プッチーニのわたしのお父さん、海、シャンソンのママと踊ろう、ブラームスの子守歌、美智子妃のねむの木の子守歌などであった。

  娘さんが小さいころに一緒に歌ったママと踊ろうは母としての気持ちそのものであった。そしてねむの木の子守歌はご主人の指揮での歌声であった。ご主人は指揮者と聞いていたが、初めての夫妻競演を聴くことになった。

歌姫の 美貌と美声 懐かしむ
(うたひめの びぼうとびせい なつかしむ)