2018年11月24日土曜日

アプフェルシュトゥルーデル

オペラハウス地下鉄街のカフェ、ANKER
 ヴィーガン アプフェルシュトゥルーデル
Vermahlungsbrunnen(噴水)
 Anker Clock(アンカー保険会社ビルにある)
正面通りからのシュテファン大聖堂

クリスマスマルクト(シュテファンプラッツ)
 クリスマスマルクト
 シュテファン大聖堂
 屋根の鷲のマーク
 シュテファン大聖堂への道(Karntnerstrasse)

Malteserkirch の表示
 Malteserkirche

教会の祭壇
 Malteserkirche で開催されるコンサート
(トランペットとオルガン)
Kirche St.Anna の表示
教会の入口

教会の祭壇
St.Anna 教会で開催されるトランペット演奏
(Trompetenzauber 魔法のトランペット)
移動の記録 15.16km、10146歩
(市内中心街を歩く)

  オーストリアのお菓子といえば、ザッハトルテ(Sachertorte)とアプフェルシュトゥルーデル(Apfestrudel) が有名である。Sachertorte は以前その発祥である Hotel Sacher で食べて美味しかったことを覚えている。

  また Apfelstrudel もオーストリア、ドイツで何回も食べており、アップルパイとよく似ているが、リンゴの量が多く旨みがあったように思う。

  今ではバターなどの動物性は全く取らなくなり、これらお菓子は食べていない。しかし本日ウィーン中心部を散策した際、ヴィーガンApfelstrudel が売られているのを見つけた。オペラハウス地下鉄街にある Anker というカフェである。

  紅茶と Apfelstrudel を取って休憩した。従来と同じように美味しい Apfelstrudel を味わった。ヨーロッパでは普通のカフェでもヴィーガン用食べ物も売っていることが分かり、大変助かる。

  市内を歩くと、シュテファン大聖堂周辺のクリスマスマルクトはたくさんの人で賑わっていた。また、回りには小さな教会がいろいろあり、それぞれでクリスマスに向けてコンサートが開かれている。

  これらも聴きに行きたく思う。

2018年11月23日金曜日

モーツアルトハウス

 モーツアルトが住んでいた家
 住んでいいた家の建物
 近くのモーツアルトハウス
モーツアルトハウス博物館入口
ウィーン国立歌劇場
移動軌跡(アパート、国立歌劇場、モーツアルトハウス)
 移動距離 12.46km7、5520歩

  1月早々に、デュセルドルフに住む知り合いがウィーンオペラを見に来るとの連絡があった。一緒に鑑賞できるようにチケットを買いにウィーン国立歌劇場に出向いた。

  すでに知り合いはチケットを購入しており、その隣の席がないか確認した。運よく隣の席が空いており購入することが出来た。ちなみに、曲は Umberto Giordano 作曲の Andrea Chenier で、これも初めて見るオペラである。

  その後中心街を歩いたが、シュテファン大聖堂近くにモーツアルトが住んでいたという家に気が付いた。近くにはモーツアルトハウスがあり博物館として使われいる。この中で小さなコンサートも開かれており、また機会を見て聴きに来たい。

  モーツアルトは35歳にしてウィーンで亡くなり、シュテファン大聖堂で葬儀が行われている。亡くなったのが12月5日であったためか、12月4日の夜24時前からモーツアルトのレクエムがシュテファン大聖堂で演奏される。

  チケットを購入しており、楽しみにしている。

2018年11月22日木曜日

トッカータとフーガ(聖ペーター教会)

 聖ペーター教会祭壇
 祭壇に対面するパイプオルガン
 Mario Eritreo によるオルガンコンサート
Cannon (Pachelbel) (動画1)

Cannon (Pachelbel) (動画2)

Cannon (Pachelbel) (動画3)
Toccata und Fuge (Bach) (動画1)
Toccata und Fuge (Bach)(動画2)
Toccata und Fuge (Bach)(動画3)

 移動の軌跡(アパート、denn's、聖ペーター教会)
 歩いた距離 11km、7077歩

  先日訪れた聖ペーター教会では午後3時と夜にオルガンコンサートが開かれるとのことで、午後3時の演奏に間に合うようウィーン中心部に出かけた。

  コンサートは Mario Eritreo の演奏であった。調べるとネパール出身でヨーロッパで研鑽し、ピアノ、オルガンの奏者として活躍している。

  有名なカノンに始まり、メンデルスゾーン、バッハ、モーツアルトの曲を弾いて、最後はバッハのトッカータとフーガであった。

  この頃は日本でもパイプオルガンの音は聴けるが、やはり教会での音は荘厳さがある。僅かな寄付で素晴らしい音楽を聴けるのはうれしいことである。

  毎日演奏しているということで、機会あるごとに楽しみたいと思う。

2018年11月21日水曜日

Die Rauber(群盗)

 Volksoper の表示
 
Volksoper
 
夜の Volksoper 
本日の曲はヴェルディの Die Rauber(群盗)
緞帳
客席
客席
幕間のロビー
本日の移動軌跡
(アパート、Hauptbahnhof、Folksoper)
 歩いた距離 9.8km、11958歩

  本日は今回の滞在で初めてオペラを見に出かけた。ウィーン中心から西北にある Volksoper で、ヴェルディの Die Rauber(群盗) を鑑賞した。

  このオペラは初めてであり、話の内容はプログラムで知ることとなった。伯爵の放蕩息子が盗賊の親分になる。弟がいるが彼は父を殺して伯爵の地位を得て独裁的な政治をすることを企てる。

  弟は放蕩息子である兄が亡くなったとの偽情報を伝え、伯爵が自滅するのを企てる。それで、伯爵は亡くなったと思われた。

  放蕩息子には伯爵の姪の婚約者がいたが、弟は姪に妻になることを迫る。姪は城を出て逃れるが、森で婚約者の放蕩息子に出会う。

  盗賊の頭であることを明かし、二人はこの世で二度と幸せになれないと悟る。姪は殺して欲しいと頼み、放蕩息子は姪を刺し殺す。ヴェルディ特有の劇的盛り上がりの音楽を背景に、自分は自首すると叫んで幕が下りる。

  2時間半に及ぶ演奏であったが、ヴェルディの親しみやすい音楽に時間を忘れて酔いしれた。オーケストラの音とともに生の歌声はホールに響き心地よい気分にさせてくれる。

  ちなみに放蕩息子役はテノールの Mehrzad Montazeri、伯爵役はバスの Andreas Mitschke、弟役はバリトンの Alik Abdukayumov、姪役はソプラノの Anja-Nina Bahrmann であった。いずれも声量豊かで美声を楽しませてもらった。

  この Volksoper と Wiener Staatsoper(ウィーン国立歌劇場) のオペラを引き続き楽しむ予定である。

2018年11月20日火曜日

聖ペーター教会

聖ペーター教会
 
教会内部
 
天井のフレスコ画
(黒ずんで分かりにくい)
パイプオルガンの響き(動画1)
パイプオルガンの響き(動画2)
聖ペータ教会前グラーベン通りのペスト記念塔
教会の鐘の音
 
本日の移動軌跡
(アパート、Basic、聖ペーター教会)
歩いた距離 12.81km、12027歩

  シュテファン大聖堂から西に5分ほど歩いたところに聖ペータ教会がある。ウィーンで二番目に古い教会といわれている。

  外からはこじんまりとした教会に見えるが、中に入ると奥行きがあり、豪華な装飾に飾られ、荘厳な印象を与える。天井にはフレスコ画が描かれているが、黒ずんではっきり見えない。

  ちょうどパイプオルガンが響いていたので、録音した。ここでは毎日オルガンコンサートが開かれているとのこと。滞在中に何回も聴きに来たいと思う。

  教会前のグラーベン通りにはペスト記念塔があり、1670年代にペストがヨーロッパを襲い、ウィーンでも10万人以上の人が亡くなったことから、その終焉を記念して建てられている。

  記念塔を見ながら歩くと、おそらくシュテファン大聖堂の鐘の音と思われる音が響いていた。夕方ですでに空は暗いが、イルミネーションが輝き、アドヴェントが近いことを感じる。

2018年11月19日月曜日

WAR REQUIEM(戦争レクイエム)

 ウィーン楽友協会
 GESELSCHAFT DER MUSIKFRUENDE の表示
(楽友協会)
 夜の楽友協会
 Britten 作曲 WAR REQUIEM
演奏が終わって
 ウィーン少年合唱団(舞台上部)
ウィーンシンフォニカと合唱団(舞台)
本日の移動軌跡
(アパート、Volksoper、楽友協会)
本日歩いた距離 8.06km、9539歩

  ウィーンにはオーケストラが二つある。一つはウィーンフィルハーモニー、もう一つはウィーンシンホニカである。ウィーンフィルは国立オペラハウスのオーケストラであり、シンホニカは楽友協会での演奏会がその活躍の場となっている。交響曲などの楽曲を聴く場合にはシンホニカの演奏を聴くことが多い。

  19時半からの開演であるが、16時30分ころには楽友協会に着いた。19時にホールに入り着席し演奏を待った。

  ホールは東京の紀尾井ホール、ベルリンのコンツェルトハウス、それにボストンのシンホ二ーホールによく似た構造である。しかし中の装飾の絢爛豪華さは類を見ない。壁、天井は金色を基調としたデザインで、壁には金色の彫刻がずらっと並んでいる。

  聞くところによると、床と天井は木で出来た空間が設けてあり、共鳴箱の働きがあるという。また並んでいる彫刻にも音が反響するといわれている。

  今日は英国の作曲家ブリテンの WAR REQUIEM であった。第二次世界大戦時、ブリテンは戦争反対で兵役拒否を実行している。戦後、戦争で亡くなった人を鎮魂するという意味よりも、戦争を起こしてはならないとの思いからこのレクエムを作曲している。

  指揮は首席指揮者の Philippe Jordan で、2020年には国立オペラハウスの監督になる予定。オーケストラの他、ソプラノ、テノール、バリトンのソリスト、130人に及ぶ混声合唱団、加えてウィーン少年合唱団、さらにはパイプオルガンも入っていた。

  初めて聞く曲であった。今までのレクエムとは趣が異なり音が現代的であった。フォルテシモで盛り上がるところはもちろん、ピアニシモでハーモニーが流れるところでも、途切れることなく音が広がり心地よく響く調べは絶品であった。

  演奏者の腕前の他に、このホールの構造も、音作りに大いに関係していると感じた。ベルリンフィルと同じように音楽を堪能させてもらった。

  さらには年末にかけて、メサイヤ、ジルベスターコンサート、ニューイヤーコンサートなども予定されおり、引き続き聴きに行きたいと思う。