2018年10月27日土曜日

建仁寺

建仁寺勅使門の表示
建仁寺勅使門
三門への参道
望闕楼(ぼうけつろう)の扁額
三門(望闕楼)
法堂
双龍図の説明
法堂天井画・双龍図
法堂釈迦如来坐像
方丈の大雄苑(枯山水)
方丈、大雄苑、法堂
方丈から法堂への参道を見る
風神雷神図の表示
 
風神雷神図(俵屋宗達、陶板複製)
 
大書院の風神図屏風(複製品)
大書院の雷神図屏風(複製品)
 雲龍図襖の表示
 
雲龍図襖(海北友松)
雲龍図襖(海北友松)
 十一面観音菩薩坐像の表示
十一面観音菩薩坐像と竹林七賢図(海北友松)
 竹林七賢図(海北友松)
 竹林七賢図(海北友松)
 山水図襖(海北友松)の表示
 山水図襖(海北友松)
 東陽坊の表示
 東陽坊
栄西禅師茶徳顕彰碑銘
 栄西禅師茶徳顕彰碑
栄西禅師入定塔
 
開山堂
散歩の記録 6.0km、8571歩

  昨日は南座を見た後、建仁寺を訪れた。ここも何度も通り過ぎているが、ゆっくりと中を見学したことはなかった。

  京都最古の禅寺といわれ、開山は栄西禅師である。ここは何といっても俵屋宗達の風神雷神図屏風で有名である。本物は京都国立博物館にあるが、複製陶板画と複製屏風が展示されていた。

  松原通りに勅使門があり、参道が方丈に向かって続く。途中三門である望闕楼(ぼうけつろう)があり方丈の入口に来る。

  方丈に入ったところに風神雷神図屏風の陶板複製が置いてある。風神雷神図を見て、廊下を渡って法堂に入った。

  天井には天井画である双龍図が描かれている。すごい迫力である。絵自体は全く違うが、バチカンのシスティーナ礼拝堂の天井画「最後の審判」を思い出す。

  方丈に戻って、海北友松の雲龍図襖、竹林七賢図、山水図襖などを見て回った。水墨画が部屋とマッチして落ち着いた気分になる。

  方丈の縁側に座って休憩した。大雄苑の枯山水を見ながら、部屋の水墨画といい、日本のわびさびの雰囲気を味わう。

  秀吉が催した北野茶会で副席として使われた東陽坊を見て、方丈を後に勅使門へ戻った。その途中東には、開山の栄西禅師の開山堂、茶碑がある。栄西禅師が日本で初めて茶を持ち込んだという。

  帰り松原通りを河原町まで歩いた。鴨川を渡ってすぐに前原メガネ店がある。高校の時、初めてメガネを買ったのがこの店であった。ご主人一人で切り盛りしていたのが思い出される。閉店との張り紙があり、もう店はやっていないようであった。

  今ではメガネチェーン店が全国に網羅している。個人メガネ店がやっていけない世の中になってしまっているようである。

2018年10月26日金曜日

南座

 耐震工事が完成した南座
南座新開場まで6日
南座の提灯
 顔見世興行まねき
(右端 坂田藤十郎、中央右 片岡秀太郎 片岡愛之助)
(左端 松本白鸚、中央左 松本幸四郎 市川染五郎)
まねきと演目を描いた絵看板
 演目「毛抜」
 演目「連獅子」
 演目「封印切」
 演目「鈴ヶ森」
 演目「寿曽我対面」
襲名披露 口上
「松本白鸚、松本幸四郎、市川染五郎」
 演目「勧進帳」
演目「雁のたより」
にしんそばの松葉
本日の移動距離 12.28km、7275歩

  2年9か月に渡り耐震工事が行われていた南座が、あと6日で再度開場される。この2年の顔見世興行は先斗町歌舞練場、岡崎のロームシアター京都で開催された。顔見世興行も3年ぶりの南座での催しとなる。

  京都は12月に入ると顔見世興行が始まり、師走が来たと実感する。今年は南座400年ということで11月から2か月にわたって顔見世興行が行われる。

  特に11月は松本白鸚、松本幸四郎、市川染五郎の襲名興行も兼ねている。それで明日は、南座から八坂神社までお練りが実施され、四条通りは歩行者天国となり歌舞伎役者70名が歩くという。

  本日はこの工事の完成した南座を見に出かけた。子供の頃に一度家族と共に南座に観劇に来ている。大江美智子一座の興行であった。2~3階席から舞台を下に見て、チャンバラなど見て楽しんだ覚えがある。

  その後は南座前を通り過ぎるだけであるが、その隣にあるにしんそばの松葉ではよくそばを食べている。

  その松葉は今も健在で、繁盛しているようであった。この後、観光客で賑わう四条通から南下し、建仁寺に向かった。

2018年10月25日木曜日

マクロビオティック

LM(リマ)の冊子
 マクロビオティック、ベジタリアン、ビーガンの比較(1)
 マクロビオティック、ベジタリアン、ビーガンの比較(2)
マクロビオティック、ベジタリアン、ビーガンの比較(3)
散歩の記録 6.58、8382歩

  先日、東京リマの冊子が送られてきた。その中に、マクロビオティック、ベジタリアン、ビーガンの特徴を比較した説明があった。

  もともとマクロビオティックは、マクロ=大きい、ビオ=命、ティック=術、という言葉をつなげたもの。大きな視点で命を見つめることを意味している。

  日本が発祥である。日本人が昔から食べてきた玄米食などの伝統食が基本になっている。ただ広く知られるようになったのは、まずはアメリカ(2015年6月15日、Kushi Institute)、ヨーロッパで普及したことによる。

  人々の健康に寄与したということで、スミソニアン博物館に玄米と共に資料が展示されるにまでに至っている。

  その考え方のルーツはヒポクラテスの「私たちの内にある自然治癒力こそ真に病を治すものである」、「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」にある。

  その流れから、ベジタリアン、ビーガンなどの食事法も出てきていると考えられる。ビーガンは全く動物性食品を取らないが、ベジタリアン、マクビオティックではとることもある。

  加えて共通していることは、白砂糖、精製塩も避けている人が多いことである。この二つは共に工業化学品の一種と考えられ、自然の甘味、自然の塩のようなミネラルなどの人間にとって必要な成分は皆無で、むしろ害に働くことになるからである。

  すでにビーガン生活になって久しい。最初は疑問を持ちつつ実践してみると、骨粗鬆症、貧血、味覚障害などの胃切除後遺症に悩まされていたが、今ではすっかり正常になっている。

  動物性食品を取らなくても栄養が十分取れ、しかもより健康体になれるということが理解できた。これからも今の生活を続けたいと思う。

  今までマクロビ料理マクロビスイーツを紹介しているが、全く動物性食材は使っていないので、正確にはビーガンである。これからはビーガン料理、ビーガンスイーツと呼ぶことにする。

2018年10月24日水曜日

倒木伐採

 倒木を伐採(近江神宮)
 伐採後の木・枝
 倒木を伐採
 斜めに倒れた木を伐採
散歩の記録 7.01km、9007歩

  先月の台風で近江神宮の森の木がかなり折れる、倒れるなどの被害にあっている。

  しばらくそのままの状態であったが、ようやくそれら木々が伐採された。これらの木々はまた何らかの用途に使われるのだろう。

  森の中の木々が少し無くなり空間も見られるようになった。また植樹もされることと思う。

  近江神宮の森は、森林浴が出来いつも歩くのが楽しみになっている。これからもこの森の緑を見られるよう願う。

2018年10月23日火曜日

改ざんは日本のお家芸

データ改ざん「日本企業のお家芸に」
(WEBニュース記事)
散歩の記録 7.74km、9196歩

  本日のWEBニュースに「データ改ざんは日本企業のお家芸に」との記事があった。最近でもその例を挙げれば限りがない。

  この一年でも神戸製鋼、三菱マテリアル、東レ、シチズン時計、宇部興産、日本ガイシ、日立化成、日産自動車、スバル、マツダ、ヤマハ、クボタなど、つい最近では免振不正のKYBなど、日本のそうそうたる企業で不正が発覚している。

  それどころか、企業のみならず政府、官庁でも文書改ざん、障害者数不正など改ざんが日常化し、公の機関でも改ざんが指摘されている。日本中が改ざんだらけである。

  周辺の独裁国家の不正を指摘している場合ではない。その周辺国家からでさえも「改ざんは日本のお家芸では」と思われてきているようである。

  企業の不正の場合、顧客離れが進むことから是正がある程度効くが、政府・官庁の不正については是正される様子はない。本来なら罰せられるものであるが。

  政府・官庁の不正の場合、現在の法律で処罰することが出来ないのか、出来ないとしたら不正に対する的確な罰則も含めた法律が必要と考える。

  しかし議会政治の中でそのような動きは見られない。次回の選挙の時にはまた忘れられるのであろう。

  今の間接政治の欠陥を再度認識させられる。直接民主政治の必要性を益々思う。