2018年7月21日土曜日

鎌錠

 引き戸客間側鎌錠(カギをかけていない状態)
引き戸客間鎌錠(カギをかけた状態)
 枠に取り付けた金具
 カギをかけた状態(客間側引き戸)
 廊下側引き戸(赤表示はカギがかかっている状態)
廊下側引き戸(カギがかかっていない状態)
本日の散歩 5.89km、8666歩

  先週WEBで注文していた鎌錠が届いた。早速引き戸と枠の加工にとりかかった。

  まずは丸型の金具が入るように引き戸の表裏貫通の穴をあける。その穴と直角に扉端面から穴をあける。

  丸型金具を取り付け、ねじで固定する。次に枠側の溝を掘り、金具をねじ止めする。

  引き戸をしめて、客間側のレバーを上にあげると鍵が閉まることを確認した。この時廊下側の丸金具は赤表示になっている。もし廊下側から開けたいときには、硬貨などで回すと開けることが出来る。

  客間側のレバーを下げると鍵が外れ、廊下側の丸金具の赤の表示は無くなる。正常に動作することを確認した。

  来月には泊りの来客が2回あるので、これでゆっくりと泊まっていただくことが出来る。

  ところで、この鎌錠(かまじょう)は今回初めて知った単語である。おそらく、引っかけのカギが鎌の形に似ていることから来ているのではないかと思う。

2018年7月20日金曜日

鴨の親子

柳が崎湖畔の鴨の親子(2日前ヒナは7羽)

鴨の親子(動画・2日前)
鴨の親子(昨日のヒナは5羽)
鴨の親と思われる
(本日はヒナは見られない・動画)
湖畔の別の場所には鴨の群れ(本日)
(ヒナは見られない)
本日の散歩 6.54km、9330歩

  柳が崎湖畔の浜辺には最近鴨は見られなかったが、散歩中に鴨の親子を目撃した。鴨の親子といえばドイツに住んでいた時、ホッフガルテンで毎年見たカルガモの親子以来である。

  3日前まではヒナを見ることはなかった。2日前に初めてヒナがいることに気が付き、ヒナは7羽でまだ生まれたてのようであった。

  湖畔の葦の陰など人には見えないところで卵を温めていたのだろう。しかし、琵琶湖の上空は隠すものがない。トビとかワシに狙われないか心配である。

  そして、昨日は5羽しかヒナを確認できなかった。本日はヒナは見当たらず、親鳥と思われる1羽だけが湖畔の湖を泳いでいた。

  この5月、6月はケリの2羽のヒナが育つのを観察し、無事巣立ちした。鴨のヒナも見守りたいと思うが、ヒナはどこへ行ったのだろうか。

  少し離れた湖畔に鴨の群れがいた。しかしヒナは見つからない。葦がある浜辺も探してみたが見当たらなかった。

  無事であることを祈るばかりである。

2018年7月19日木曜日

ヒグラシが鳴き始める

ヒグラシが鳴き始める(近江神宮、動画)
本日の散歩 5.83km、8105歩

  近江神宮で、早くもヒグラシが鳴き始めた。昨年に比べて一週間ほど早い。

  今年は昨年に比べて、桜といい、梅雨といい、季節の移ろいが早く感じられる。連日38℃を越え、京都では39℃を越えたという。

  ヒグラシは秋の季語でもあり、秋が近づいていることを知らせているのかも知れない。

  しかし実際には二イ二イゼミと同じくらいの時期に鳴き始めて、秋の9月まで鳴き続けることから秋のセミと理解されているようだ。

  これからますます暑さ厳しく、秋はまだまだ遠い先のようである。少しでも日差しが和らぐことを願う。

2018年7月18日水曜日

三十三間堂

 三十三間堂の位置
三十三間堂の表示
三十三間堂の通り
三十三間堂境内
三十三間堂の説明
三十三間堂本堂
三十三間堂通り向かいの養源院
 養源院の説明
伏見城 血天井、宗達杉戸絵などがある
 隣にある後白河天皇陵
 後白河天皇陵入口
 その隣にある法住寺
(後白河院政時代の法住寺殿にあった寺)
 南大門
 南大門、太閤塀の表示
太閤塀と南大門
本日の散歩 5.83km、8105歩

  昨日は祇園祭の神輿を見て、歩いて京都駅に行く途中、三十三間堂に立ち寄った。

  三十三間堂は小学生の遠足で来て以来、60年ぶりではないかと思う。もう夕方で中には入れなかったが、三十三間堂前の通りから南大門、太閤塀にかけて見て回った。

  三十三間堂には千手観音像が千体(正確には1001体)あり、この45年かけた修理作業が昨年終了したとのこと。子供の頃の記憶では、暗いお堂の中に延々と像が並んでいた。

  三十三間堂の場所は平安後期の後白河天皇が退位後、院政を行った法住寺殿があったところで、その本堂として創建されている。今も法住寺は健在である。その関係で、後白河天皇陵は向かいにある淀殿ゆかりの養源院と法住寺の間に位置している。

  後白河天皇の権威をあやかって誇示するように秀吉は、この付近に方広寺を作り大仏殿、南大門、太閤塀を築いている。しかし、その大仏殿は今はない。

  秀吉といえば伏見城であるが、伏見城の血で塗られた床板が養源院の天井につかわれているという。また養源院には宗達の杉戸絵もあるという。また機会があれば見てみたいものである。

2018年7月17日火曜日

祇園祭神幸祭

 八坂神社鳥居と楼門

中御座神輿が鳥居前に戻る(三若神輿会・動画)
楼門を出る東御座神輿(四若神輿会)
鳥居から出る東御座神輿(動画)
東御座神輿
東御座神輿鳥居前に戻る
西御座神輿(錦神輿会)
楼門から出る西御座神輿(動画)
 
歩いた軌跡
(東山三条、八坂神社)
 歩いた軌跡
(八坂神社、三十三間堂、京都駅)
 歩いた距離 7.53km、10387歩

  本日は祇園祭先祭り山鉾巡行。夕方からは神輿が八坂神社から四条寺町の御旅所まで渡御する。

  暑い最中、午後4時過ぎに出かけて、東山三条から八坂神社へ歩いた。四条通八坂神社前は大変な人出で、外国人が圧倒的に多かった。

  人をかき分け、南側にある楼門前鳥居に着いた。本殿にそろった三基の神輿が順次楼門を通り、鳥居から出ていく。

  一番最初は中御座神輿で「三若」のハッピを着た男衆で担がれている。その次には東御座神輿で「若」のハッピを着ている。最後は西御座神輿で「錦」のハッピである。

  三基とも鳥居を出た後、鳥居前の道路を練り歩き、八坂神社南側通りに戻った。ここから東大路に出て、四条八坂神社前で差し上げをする。そして寺町四条の御旅所に向かう。

  後祭りの24日まで御旅所に留まり、後祭りのあと還幸祭として八坂神社御供社などを回り八坂神社に戻る。

  祇園祭というと山鉾巡行が有名であるが、本来の祭りはこの三基の神輿渡御ということを初めて知った。

  三基の神輿が楼門、鳥居を出るのを見届けて、また歩いて五条坂、三十三間堂へ向かい、京都駅から帰宅した。

2018年7月16日月曜日

パンプローナ

牛追い祭りの様子(WEBニュースから)

パンプローナ市庁舎
(1993年12月29日訪問時撮影)
本日の散歩 5.72km、8015歩

  昨日のWEBニュースでスペインの有名な祭り、牛追い祭りが終わったとの記事が出ていた。

  この祭りが催されるのは、スペイン北東部フランス国境に近い山間部にあるパンプローナという町である。

  25年前にドイツから車で、フランス・ボルドーを経て海岸沿いに走りスペインに入り、南少し山に入ったところにあるパンプローナに泊っている。

  このボルドーからパンプローナへの道は、ヘミングウェイが小説「太陽はまた昇る」の題材にしたルートである。この小説で牛追い祭りは世界的に有名になった。

  宿泊した時に撮った市庁舎の写真が残っているが、この建物の前を大観衆と共に牛が駆け抜ける。例年死者が出るということであるが、今年は死者はなく42人のけがで済んだという記事であった。

  死者が出るとのことで、マドリッドに近い町では牛の代わりに安全な大きな玉転がしで町の路地を走っていたニュースを見たことがある。安全であるが、雰囲気が出ないということでパンプローナでは依然として牛を走らせているようである。

  当時年末に訪れているが、その後スペイン北部の砂漠地帯を走りマドリッドを見て、バレンシア、バルセロナ、そしてフランス・モンペリエを通りドイツに戻っている。

  6500kmの長距離ドライブを懐かしく思い出した。

2018年7月15日日曜日

サッカーゴールネット

亀甲柄のゴールネット
福井ファイバーテックホームページから
(高強力210de ポリエステル繊維使用)
本日の散歩 5.77km、8408歩

  昨日のTBSラジオ放送、「久米宏ラジオなんですけど」の番組で、元サッカー選手で現在は福井ファイバーテック(旧福井漁網)の社長が出ていた。

  慶応大学時代にはサッカーの選手で、今回のワールドカップ監督であった早稲田大学の西野選手と同時期に活躍していた。卒業後はヤンマーに入社、しばらくサッカーを続けていたがバイクなどの営業の仕事に従事し、実家の福井漁網に移ったという。

  福井漁網は、現役時代の客先の一つであった。産業資材用繊維の用途に漁網の用途もあった。もともと漁網はカエルマタという結節組織で編む。その後、経編のラッセル機の導入で無結節の網が普及している。

  このラッセル組織に六角網目の亀甲柄というのがある。今ではレースカーテンなどいろんな用途に使われている。

  社長はヤンマーを辞めた後、親の仕事を継ぐためもう一度繊維の大学に入学し、大学院修士課程まで進み工学修士を取得したという。

  家業の漁網分野は成長が望めないことから、産業用ネット、スポーツネット、FRPなど新しい業務を積極的に展開し拡大してきている。

  そして、1990年のイタリアワールドカップでサッカーゴールネットに従来の格子のネットに代わって、亀甲柄のネットが使われいることを知る。早速日本で初めてそのネットを作りJリーグで採用される。2002年の日韓ワールドサッカーでも使用された。

  従来の格子ネットではボールが跳ね返るが、このネットの場合ボールが吸い込まれるように止まるという。

  ワールドカップロシア大会でも亀甲柄のネットが使われているが日本製ではない。ロシア大会のものは繊維が太く、亀甲柄の空間が少なくネットを通しての視野を妨げており、ネット越しの臨場感が味わえないという。

  この点、福井ファイバーテックの製品は細い高強力ポリエステル繊維を使い、亀甲柄の空隙が大きくネット越しに光景が良く見える。

  この高強力ポリエステル繊維は現役時代に開発した繊維で、説明を聞いて納得である。

  この番組は、このようなあまり世に知られていないユニークな仕事をしている人を紹介しており興味は尽きない。

  サッカーワールドカップは本日夜中、まだ決勝戦のフランス対クロアチア戦が残っている。ゴールネットに注目したい。