2018年7月2日月曜日

パーキンソン病

パーキンソン病患者数の推移
(厚生労働省資料)
本日の散歩 5.64km、8542歩

  先日の電話で、知り合いのご主人がパーキンソン病であるとの話があった。すでに10年の闘病が続いているという。さらに、もう20年以上同じ病気で闘病している人も身近にいる。昨年末、はしだのりひこもこの病気で亡くなっている。

  この難病も日本の高度成長に合わせて1972年ころから急激に増え、最近また激増しているようである。患者数は今では15万人前後に達しているという。

  パーキンソン病は脳神経の障害といわれ、細菌、ウイルスのような病原による疾患ではない。何が原因かは不明であるが、ガンと同じような背景があるように考えている。

  アルツハイマー、ALS なども含めて現在難病といわれるものは原因が特定できていない。原因が特定された時には、すでにその病気に陥っていることもあり得る。

  少なくとも動物性食品を食べない、有害、微毒な物質を取り込まない今のヴィーガン生活を生涯続けて、これらの病気にならない一つの証明にならないかと思っている。

2018年7月1日日曜日

ホリエモンロケット失敗

ホリエモンロケット失敗の模様(U-tube画面)
本日の散歩 5.37km、8389歩

  ホリエモンロケットがまた失敗したというニュースが昨日流れた。すでに1回失敗しており、2回目も失敗したという。

  IT事業で名をはせたホリエモンであるが、純粋の科学技術が必要な分野ではIT技術のようにはうまくは行かないようである。

  IT事業を支えるソフトウェアは人間が作ったプログラミング言語を駆使している。この分野の技術者は自然科学に基づいた理工学の知識は全く必要ない。文学部出身者でも、だれでも一人前になれる。

  IT以外の工業製品作りには各部品から始まり体系的な技術基盤を作り、その集大成として製品が完成される。IT技術と違って、まずは基盤になる自然科学に基づいた技術体系がないと、うまく偶然成功してもその再現性がなく商品としては完成しない。

  物作りの経験で、よくあるのは幻のサンプルである。速さを競って最初のサンプルが出来ても、生産に移行すると同じものが出来ないということがよくあった。その技術の周辺技術が未経験のため、外乱によりぶれるためである。

  おそらくホリエモンはIT技術と同じように、開発スピードを開発実務者に強く求めているものと思う。トップが実際の物作りの開発経験者でない場合、仕える実務者が段階を得ながらデーターを取りつつ技術の基盤を作ることが必要であると主張しても受け入れられないことがよくある。

  自然現象は複雑である。まだまだ未解明なことの方が多い。予期しないことが起こる。それ故、一歩ずつデーターを確認し確実な技術にすることは、結局は早道になる。

  今までの日本でのロケット開発は国家プロジェクトであり、各部品の精度も民生用とは違い特注のものが多い。今回はコストを下げるために民生用の部品を多用しているという。

  民生用を使うことは当然であるが、その採用に当たっては小規模でも実験を繰り返して、ロケット用に使えるか慎重で地道な実験・データー取りが必要である。このような段階的な実験をどれだけ実施したのか、大変疑問に思う。

  この開発は、まずは資金回収のための日程計画がありきで、それに従った開発日程が優先されたものと推定する。実験などの手抜き技術開発で、かえって遠回りしているようである。

  現役時代にも同じようなことを経験しており、結局は開発未経験者がトップになると起こりやすい失敗である。

  ホリエモンが個人的な資金で進めている道楽なら第三者がとやかく言うことはないが、インターネットで募った一般の出資者の資金で進められているという。

  詐欺まがいの投資話が多いこの世の中、このプロジェクトも何かきな臭い印象を受ける。

2018年6月30日土曜日

茅の輪くぐり

近江神宮楼門から見る外拝殿
外拝殿階段前の茅の輪
茅の輪
 夕立後の柳川の増水
夕立後セミが鳴き始める(動画)
本日の散歩 5.58km、8800歩

  本日は半年の最後の日である。夏越の祓いとして近江神宮にも茅の輪が作られている。

  昨年は茅の輪くぐりの作法を知らず、輪の中を通り過ぎている。今年は正規の作法に従って、お祓いをした。

  夕方には雷を伴った大雨となった。夕立で、2時間ほどで止んだ。まもなく湖畔公園柳の木からセミの鳴き声が聞こえてきた。昨年よりも10日ほど早い。

  昨日、今日と、水無月を作り、味わいながら本年後半の無事を願った。

  まもなく梅雨明けの気配であり、昨年よりも早く暑い夏がやって来そうである。

2018年6月29日金曜日

マクロビ水無月

 無農薬無化学肥料大納言小豆
大納言小豆
 こめ飴
 あずき甘納豆
 オーサワの本葛
純 白玉粉
 国内産薄力粉
有機メイプルシロップ
粉類とメイプルシロップ、水を混ぜて原液とし器に入れる
 蒸して固まらせ上に甘納豆と原液をのせ、さらに蒸す
 冷やして三角にカットして水無月の出来上がり
粉として上新粉100%で同じように作る
蒸しあがり後の水無月
粘着が強くうまくカット出来ない
サイクリング 9.33km(西武百貨店)
本日の散歩 6435歩

  京都では6月末には水無月を食べて、暑い夏を越せるよう今年後半の無病息災を願う習慣がある。それで、初めてマクロビ水無月を作ることにした。

  大豆は先日の三井寺オーガニックマーケットで購入した無農薬無化学肥料の大納言を使った。まずは大豆を煮て米飴と塩で味付けし、甘納豆とする。

  葛粉、白玉粉、それにメイプルシロップと水を入れてよく混ぜ、そこに薄力粉を追加しさらに混ぜる。こし器でこして原液として、型に入れる。一部、原液は取っておく。

  15分ほど蒸して固まった上に甘納豆を敷き詰める。その上に取り置いた原液をかける。さらに10分蒸して出来上がりである。

  冷蔵庫で冷やして、三角にカットして食べる。なかなかマイルドな甘味で美味しい水無月であった。

  一方、粉として上新粉100%で同じように作ってみた。出来上がりは同じであるが、餅のように粘着力がありカットがうまく出来ない。味は同じであるが、ういろうではなく餅のような感触である。

  葛粉、白玉粉、薄力粉の方がより水無月らしく、これからはこちらを選びたい。

  現在腰の痛みも苦痛ではなくなり、本年後半の健康を祈ると共に、晩秋には久しぶりにヨーロッパに行けるよう願っている。

2018年6月28日木曜日

サッカードイツ敗退

ブランデンブルグ門特設舞台前に集まったファン
(2014年サッカーワールドカップ祝賀会のテレビ中継)
ブランデンブルグ門特設舞台
 インタビューを受ける監督
 インタビューを受ける選手たち
本日の散歩 5.77km、9054歩

  サッカーワールドカップの前回はブラジルで開催された。その時期、2014年5月から7月の3か月ほどちょうどドイツに滞在していた。

  ドイツ国内はサッカー一色で、各家にはドイツ国旗が掲げられ、また車はドイツ国旗をたなびかせて走っていた。

  決勝の試合は、街中のいたるところで大騒ぎになり、勝った瞬間に歓声があがっていた。

  それから4年経ち、今サッカーワールドカップが今度はロシアで開催されている。世界ランク1位のドイツに対して日本は61位。あまりにも差が大きくて、個人的にはあまり興味がない。

  しかし番狂わせはあるものである。前回優勝のドイツがGL敗退となった。最後、負けた相手は韓国である。ランクは57位で日本とほとんど変わりがない。

  欧州予選では無敗で勝ち誇っていたが、最近の対外試合では勝てなくなっていたという。世代交代がうまくいかなかったのか。

  日本にも言えることであるが、若い伸び盛りの選手をどんどん使って世代交代し続けることが、スポーツ、いやどんな分野でも持続的発展には必要のように感じる。

  ロートルがいつまでものさばっているようでは発展はないのではないかと思う。

2018年6月27日水曜日

比良大神奥宮社

 比良大神奥宮社鳥居
 比良大神奥宮社の表示
 祠
 蓬莱山の神
 由来の説明書き
由来の説明書き
本日の散歩 5.73km、8909歩

  この月曜日にびわ湖バレイを訪れたが、蓬莱山山頂に蓬莱山比良大神奥宮社という神社があった。

  鳥居があり、建物の中には、祠、それに蓬莱山の神の像がある。

  そもそも比良大神は往古比良山系全体の山の神であり、蓬莱山に鎮座されていたもので、通称を峯権現とも呼ばれている。

  しかしながら、元亀の変(織田信長による比叡山焼き討ち)で焼失している。現在は山麓の志賀町木戸の里の鎮守社境内奥の峯神社として奉祀され、その祭神を比良大神としたもの。

  元亀の変は比叡山付近は焼け野原になったと聞いていたが、かなり離れたしかも1000mを越える山頂にある神社にまで及んでいるとは知らなかった。

  信長は、やはり明智光秀に命令したのであろうか。それとも他の人物なのか、興味深い。

2018年6月26日火曜日

ケリのヒナ巣立ち

一昨日、24日の田んぼ(ケリの姿はない)
本日の田んぼ(ケリの姿はない)

  22日にヒナが飛び始めたところを目撃した。その後田んぼを見渡すが、ケリ親子の姿がなくなった。24日には巣立ちして親子とも飛び去ったものと思う。

  ケリの鳴き声に最初に気が付いたのは5月初めの田植えの時であった。その後20日にヒナを見るようになり、一か月ちょっと経って、今巣立ちしたものと思われる。

  最初からヒナは2羽で、2羽とも無事成長して嬉しく思う。また来年もこの田んぼに来てくれることを期待している。