Opera Fantastica of FM Program
Kurenai Tennyo(紅天女)
Composer : Terashima Tamiya
Soprano : Kobayashi sara
Tenor : Yamanoto Yasuhiro
Orchestra : Tokyo Philharmonic Orchestra
Conductor : Sonoda Ryuichirou
Recorded at Orchard Hall in 13, January, 2020
わが子が小学生のころ、子供たちは漫画「ガラスの仮面」に夢中であった。同時にテレビ番組もあり人気を得ていた。
特に長女は小学校の学芸会で、そのテレビ番組の主題曲を楽譜もないまま、友達と共にピアノなどの合奏曲に仕立て上げ、演奏したという。話の内容、曲は知らないが「ガラスの仮面」だったという題目だけは覚えている。
長女作 ガラスの仮面 合奏曲
(ちょうじょさく ガラスのかめん がっそうきょく)
本日のFM放送「オペラファンタスティカ」では、「ガラスの仮面」のオペラ版、「紅天女」を放送していた。
美内すずえの原作漫画「ガラスの仮面」は50巻まで続いているが、まだ完結ではないという。今年初めに演奏された歌劇「紅天女」ではその完結の内容になっているという説明があった。
東京渋谷オーチャードホールでの録音であった。普通の少女が演劇の世界で成功する話で、その出世の基になったのが「紅天女」の劇中劇である。
南北朝時代、仏師が天女像を作るために木を探していたが、誤って谷底に落ちた。それを助けたのが村の娘で、その後のその娘との愛を描いている。
少女はこの劇中劇の主役の娘に抜擢される。ソプラノの小林沙羅が演じていた。素晴らしいソプラノであった。仏師役はテノールの山本康弘であった。びわ湖ホール声楽アンサンブルメンバーである。
この少女がその後どうなったか。夕方になり、散歩に出かけたので、結末を知ることは出来なかった。
劇中劇「紅天女」の話の中では、琴、笛などの日本の楽器の音も使われており、日本の雰囲気を漂わせていた。
結末が知りたいが、またの機会としたい。