2017年12月13日水曜日

懐風藻

 長等公園
公園内
懐風藻大友皇子の漢詩碑
漢詩碑
懐風藻漢詩の説明
 大友皇子の説明
 サイクリング 8.28km(長等公園)
本日の活動 距離 10.76km、歩数 4805

  長等公園には日本最古の漢詩集である懐風藻の碑がある。そこに刻まれているのは大友皇子(後の弘文天皇)の漢詩で、意味は下記の通り。
天智天皇の威光は日月のごとく光り輝き
帝の徳は天地に満ちている
天と地と人は共に泰らかで栄え
周辺の国々は皆臣下となる礼を表わす
  大津京天智天皇の子、皇太子として天智天皇を讃えた漢詩である。大友皇子は文武に優れた才能を有していたといわれ、懐風藻に2首のせられているうちの一首である。

  天智天皇が亡くなった後皇太子であったことから弘文天皇となるが、すぐに叔父の大海人皇子が壬申の乱を起こす。全国を巻き込む戦いになるが、最終唐橋の戦いで追い詰められて長等山の地で自害する。

  天智天皇が亡くなり僅か半年で、大海人皇子が天武天皇となり都を飛鳥の地に移したため、大津京は終わる。大友皇子は悲劇の皇子であったといえる。

2017年12月12日火曜日

きしめん

パン焼き器で生地を作って寝かす
麺棒とそば切り包丁
生地を麺棒で伸ばし打ち粉をして折り畳む
5~10mmの幅に切る
茹で上げ後の麺(きしめん)
野菜天ぷらと春菊を添えて出来上がり
散歩の歩数 7830

  うどん作りと同じ原料を使ってきしめんを作った。生地を寝かした後麺棒で伸ばし、打ち粉をして折り畳む。うどんの場合はスパゲッティマシンで細く押し出して成形したが、今回は包丁で切って形を作る。つくば時代に使っていたそば切り用の包丁で切る。

  その幅は5mm~10mm程度である。それを8分ほど茹で上げて出来上がりである。いつもの出汁を作り、今日は昨日の夕食の残りである野菜天ぷらと春菊を添えて食べた。

  うどんとは形が異なり、また違った腰のある食感であった。今回はうどんの時より水を少なめにしたことも食感が変わった理由のようである。

  次回うどんを作るときにも水の量を少ない目にして、食感がどうなるか調べて見たく思う。

2017年12月11日月曜日

オリーブパン

 灰汁抜き、塩漬け後のオリーブの実
種を取り出しカット後のオリーブの実(約90g)
 焼き上がったオリーブパン
 焼き上がったオリーブパン
鉢のまわりに種を蒔く
散歩の歩数 5957

  11月初めに摘み取ったオリーブの実は灰汁取りし、塩漬けにしている。本日その半分の種を取り出し、カットしてパンに入れてオリーブパンを焼いた。

  夕方には焼き上がり、さっそく食べた。そのまま食べてもオリーブの香りがして美味しい。また岩塩を入れたオリーブ油、そしてサラダを添えて食べるとさらに味がついて美味しい。

  今回のオリーブの実は大きい方の木の実を使った。もう一つ小さい木の実は塩漬けのまま保存している。またオリーブパンにして食べるつもりである。

  今回とった種を6個、大きな木の方の鉢の回りに蒔いてみた。芽が出るかどうか試してみたい。

2017年12月10日日曜日

柿本人麻呂

柿本人麻呂の歌碑
(上部 イングリッシュガーデンガゼボ)

柳が崎湖畔公園の歌碑
(木の左下に近江富士)

湖畔マンション群と歌碑

 柿本人麻呂の歌碑
歌碑の説明
 散歩の歩数 9413

  万葉集の歌碑が柳が崎湖畔公園にも設置されている。イングリッシュガーデンのガゼボ近くの湖畔にある。柿本人麻呂の歌である。

「淡海の海夕波千鳥汝が鳴けば情もしのに古思ほゆ」

  柿本人麻呂は天武天皇、持統天皇時代の役人で歌人としても活躍している。琵琶湖を眺めながら天智天皇の大津京時代を懐かしむ歌である。

  この歌碑の場所から琵琶湖を見ると、湖畔公園の南北にはマンション群が立ち並んでいる。以前は琵琶湖の景観を維持するため高い建物の規制があったが今では廃止され、湖畔にはどんどん高層マンションが建ち、風景が激変している。

  人麻呂時代の光景はなくなってしまっているが、湖面で水鳥が鳴く風情はかわっていない。

2017年12月9日土曜日

光せせらぐ冬の庭

大津館イングリッシュガーデンの看板
イングリッシュガーデン入口
グラベルガーデンの光
ボーダーガーデンの光
ボーダーガーデンから見る大津館
ランドスケープガーデンの光
ランドスケープガーデンからガゼボを見る
ガゼボに向かう
ガゼボ
ガゼボの鐘
ガゼボから青光の流れを見る
ガゼボから大津館を見る
 ノットガーデンの光
 大津館から見るイングリッシュガーデン
(ボーダー・ランドスケープ・ノットガーデン)
散歩の歩数 9379

  今年の大津館イングリッシュガーデンのイルミネーションは「光せせらぐ冬の庭」と題して飾られている。

  入口を入るとグラベルガーデンの砂利道の両サイドが大きな水玉のような光で出迎える。そこを通り過ぎると芝の緑で覆われたボーダーガーデンであるが、縦に流れる七色の光がしずくのように垂れている。

  門をくぐるとランドスケープガーデンとなる。ここはバラ園であるが、夜は水のせせらぎのような青の流れが鮮やかガゼボに向かって光る。

  突き当りにはガゼボがありLEDで光輝いている。内部の鐘は光の傘の中である。ガゼボから見ると、光の流れは大津館の方へ流れているように見える。

  大津館に近いノットガーデンは大津館のマークであるノットを形どって光っている。

  大津館の2・3階に上がると、イルミネーションの全体を見ることが出来る。今年は成安造形大学の学生達によるデザインということである。来年の2月14日まで見学できる。

2017年12月8日金曜日

オリーブの木のイルミネーション

オリーブの木のイルミネーション
月とイルミネーション
 ベランダガラスに映るイルミネーション
 月の光と湖面
散歩の歩数 4133

  年末恒例のイルミネーションを点灯した。つくば時代には樅ノ木に灯していたが処分したので、代わってオリーブの木に飾っている。

  琵琶湖の湖面をバックに青色LEDが映える。湖面の月を見ると、その下にベランダのガラスに映った青い色がほのかに見える。

  日没が早くなり夜が長くなる。これから毎日この夜長を澄んだ青色を眺め、先日亡くなったはしだのりひこを偲んで U-tube ではかつてのフォークソングを流しており、聴いていると心が落ち着く。

  今年も、大晦日に向かって日々が過ぎてゆく。

2017年12月7日木曜日

額田王

 大津京シンボル緑地
 大津宮中枢部復元模型
内裏正殿建物復元図
額田王の歌碑
額田王の歌の説明
散歩の歩数 7464

  近江神宮の南に大津京シンボル緑地がある。ここには大津京に関係する歌碑がいろいろ設置されている。その中に万葉集の額田王の歌がある。

「君待つと我が恋をれば我が屋戸のすだれ動かし秋の風吹く」

  恋人を待ち焦がれる額田王の心情を表わしている。相手は天智天皇といわれている。天智天皇の弟である大海人皇子(後の天武天皇)の元に走ることになるが、その後天智天皇の召し抱えとなる。その時の歌ではないかと思う。

  額田王は美人であったという。美人が故の波乱の人生模様が垣間見られる。