2017年1月10日火曜日

西本願寺と十日えびす

西本願寺総門と正面通り
御影堂門と堀川通り
西本願寺の説明
御影堂門
御正忌報恩講法要の看板
本願寺のイチョウの説明
樹齢400年のイチョウ
御影堂の説明
御影堂
 沓石の説明
 沓石
 天の邪鬼の説明
天の邪鬼
阿弥陀堂の説明
 阿弥陀堂
 ゑびす神社参道(大和大路通り)
ゑびす神社鳥居
出店
 本殿
笹の販売

  本日は十日ゑびすである。11月に催される東京浅草鷲神社の酉の市と同じように商売の神様に詣でる日である。京都に買い物に出かけ、西本願寺と京都ゑびす神社にも足を延ばした。

  京都駅から歩いて堀川通に面した西本願寺の総門に至る。この総門のある正面通りは門前町になっており仏具屋が並んでいる。御影堂門から入った。入口には御正忌報恩講法要(阿弥陀如来の本願を受ける法要)の看板が出ている。この法要は毎年一月九日から十六日に行われているとのこと。ちょうど御影堂に入ったときには「正信念仏偈」(親鸞自身の阿弥陀如来信心の詩)の法要の最中であった。

  堂内は多くの僧侶による読経が響いていた。最後には雅楽の音響も入り、阿弥陀如来の救いにあずかって、南無阿弥陀仏で祈りをささげていた。信者でもないが、神妙な気分になる。

  四条通りに買い物に行き、その後京都ゑびす神社に向かった。四条通りから参道である大和大路通りに入ると出店が並んでおり大変な人出である。多くの人が、古い笹を納めて新たに笹を購入して、商売繁盛を願っていた。

  関西では、十日ゑびすを過ぎると正月気分も終わりの雰囲気となる。

2017年1月7日土曜日

七草粥

奈良大和の七草
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ
七草粥と玄米もち

  今朝は奈良大和の春の七草を用いた七草粥をいただいた。いつものように玄米もち入りである。玄米もちが美味しく満足である。

  今年は腰痛が和らぐことを願っている。

2017年1月6日金曜日

東本願寺とお地蔵さん

御影堂門
御影堂の説明
御影堂
阿弥陀堂の説明
阿弥陀堂
毛綱の説明
毛綱(ガラス反射で見にくいが右端だけに見える)
阿弥陀堂と御影堂
御影堂と御影堂門
 柳が崎の鴨とお地蔵さん
 
 お地蔵さん
 手向けられている花と鏡餅
手向けられている花と鏡餅
柳が崎のお地蔵さん

  次女夫婦を京都駅で見送り、東本願寺を訪れた。御影堂門前の烏丸通は今まで何度も通っているが、寺の中を歩くのは小学生時代の遠足以来ではないかと思う。小学時代にも見学した毛綱はそのままであった。この綱で堂の木材を運んだという。

  御影堂、阿弥陀堂とも昔と変わらず雄姿を見せている。なだらかな曲線をもった広大な屋根には瓦が真新しく光っていた。最近の改修工事が完了したためである。大きなお堂の中は寒く足元は冷え切った。

  大津京に戻ったが、駅から近江神宮柳が崎湖畔公園を散歩して帰宅した。柳が崎にはお地蔵さんがさりげなく置かれている。いずれも花などが手向けられ、正月は鏡餅も飾られている。

  東本願寺という阿弥陀如来信仰の大きな宗教道場に比べてあまりにも小さな身近にあるお地蔵さん。近くの人々がそれを見守り世話をしている。この柳が崎は以前は水泳場であったことから、水難で亡くなった子供たちを供養しているのではないかと思う。市井の人々の間で地蔵菩薩信仰も脈々と受け継がれている。

2017年1月2日月曜日

日の出

 日の出
 水鳥
 水鳥
黒柴犬(お隣の小太郎)

  元旦の初日の出は雲がかかり見ることが出来なかった。今朝は雲も少なく日の出を拝むことが出来た。太陽を拝むと何か神秘的な気持ちになる。

  浜辺にはたくさんの水鳥が遊んでいる。お隣の黒柴犬、小太郎も朝から散歩である。琵琶湖のほとりでの生活も2年目に入る。

2017年1月1日日曜日

2017年元旦

元旦 夜明け(右上プリンスホテルに太陽が反射している)
初日の出観光ミシシッピー船
雲からもれる太陽の光
 マクロビ雑煮、おせち
 近江神宮入口
 参道駐車場
 楼門の参拝客
 参拝客の列
外回廊の人出
 楼門下り階段
出店

  元旦は7時前に起きた。琵琶湖の初日の出を見るためである。すでに観光ミシガン船が出ており、船上にはたくさんのお客さんが見える。しかしちょうど山に雲がかかり初日の出は見られなかった。

  雑煮は京都風の鰹節の入らないマクロビ雑煮である。白みそ仕立てでかしら芋が入っている。このかしら芋が特に美味しい。丸餅2個を食べて元旦を祝った。

  おせち料理もマクロビ料理で、甘味料も砂糖は使わず米飴を使っている。黒豆、栗きんとんは特に美味しく頂いた。

  初詣は近くの近江神宮に出かけた。いつもの散歩道を歩いたが、いつもとの違いは参拝客の車で一杯であることである。いつもは参拝の人々が歩く参道も自動車駐車場となっている。出店も結構あり、人出で混雑していた。破魔矢を買い今年の無病息災を願った。

2016年12月31日土曜日

ジルヴェスターコンサート

 びわ湖ホール
 びわ湖ホール(湖側ロビー)
 ロビー側光景(比叡山と比良山地)
ロビー側光景(近江富士)
 大ホール内部
休憩時間のロビー
0時のカウントダウン

  初めての琵琶湖畔での大晦日である。2年前はベルリンで迎え、ベルリンフィルのジルヴェスタコンサートを聴いた。その音の素晴らしさに驚嘆した。今回はびわ湖ホールで、沼尻竜典指揮、大阪交響楽団の演奏会である。

  びわ湖ホールは琵琶湖に面しており、ロビーからは湖面が美しい。司会は桂米團治である。父は桂米朝であるが、受験勉強時代米朝の深夜放送をよく聞いていた。博識ある話が大変興味深かった。今テレビで毎日のように顔を出す落語家くずれでは遠く及ばない話芸である。知的な面白さがあり品のある話を懐かしく思う。

  米團治も血筋であろう。博識で、特にクラシック音楽には造詣が深く落語以外でもいろいろな場面で活躍している。司会中も各所で笑いをとりつつ博学な一面も見せ、楽しませてもらった。

  ヒナステラのエンタンシア組曲マランボに始まり、富田勲の新日本紀行(NHKテレビ番組)、サンサーンスのチェロ協奏曲1番、休憩の後、ベートーヴェンのフィデリオ序曲、交響曲第9番第4楽章合唱、そして0時のカウントダウンと抽選会が続いた。抽選会だけは米團治指揮によるビゼーカルメン前奏曲であった。その後、モンテベルディのオルフェよりトッカータ、プロローグ、シベリウスのフィンランディアで、最後はラデッキー行進曲を聴衆が手拍子で盛り上げ、演奏会は終わった。

  チェロ独奏の堤剛の音に陶酔したが、オーケストラはもう一つであった。関西地区には学生時代から京都市交響楽団、大阪フィルハーモニーがありよく聴きに行っていた。今回の大阪交響楽団はまだ新しく、これからのオーケストラのようである。

2016年12月28日水曜日

雪の柳が崎

雪の柳が崎
雪の柳が崎(右上ビルはプリンスホテル)
浜辺の水鳥
新幹線からの富士山

  朝起きると柳が崎一帯も白い岬になっていた。今朝は関西地区でも雪模様になり、金閣寺も雪に覆われ美しい姿になっているとニュースは伝えている。お昼前には温かくなり雪はすべて融けていつもの浜辺になっている。

  午後には年末年始の休みに東京から娘がやってきた。途中新幹線から雪の富士山が見えたとのことで写真を見せてくれた。富士は本当にきれいである。関西は曇り空であるが、関東は素晴らしい天気のようである。

  年末の掃除をした。まだ入居して半年ばかりであるのでそれほど汚れていない。それでも換気扇は汚れがついており、入念に掃除した。玄関にしめ縄を飾り、これで新年を迎えることになる。

2016年12月24日土曜日

雪の伊吹山

雪の伊吹山
 雪の山々(湖北)
琵琶湖大橋と雪の山々(湖北)
 湖面の水鳥
水辺の水鳥

  自宅居間からは伊吹山、湖北の山々が望める。昨夜来の寒さでこれら山々には降雪があり白く輝いて見える。

  今日はクリスマスイヴ。湖北ではホワイトクリスマスになっているようである。しかしここ大津京は晴天で、湖面、水辺には水鳥が群れている。

  近くの柳川土手近江神宮の紅葉もすっかり枯れ落ち、いよいよ真冬の到来である。琵琶湖畔の四季の移り変わりを味わいながらの生活である。