2016年12月23日金曜日

カラヤンの第九

ホームシアター

  今日は天皇誕生日である。朝からお天気が不安定で、日が差したと思えば曇り、そして小雨模様となる。また晴れたりで、ちょうど北陸の今時期の気候とよく似ている。北陸と違うのは雪がないことである。しかし琵琶湖の北の方ではおそらく北陸と同じく雪が加わるのであろう。

  日本では年末恒例の第九交響曲のシーズンであるが、今年はホームシアターU-tubeを使って聴くことにした。1977年12月31日のベルリンフィルハーモニーホールでのジルベスターコンサートの録画である。指揮はカラヤン、演奏はベルリンフィルハーモニー管弦楽団。

  2年前のジルベスタコンサートには同じ場所で、ベルリンフィルハーモニーの演奏会を聴きに行っている。素晴らしい音に驚嘆した。この録画はまだデジタル録音が出来る前のもので音質はアナログである。デジタルの澄んだするどい音と違って、丸みのある柔らかい雰囲気の音質である。
  
  今年も無事に過ごせたことを感謝したいところだけれど、春には捨断離で腰を痛めて腰痛リハビリを続けている。ゆっくりなら歩いたり、自転車には乗れるようになったが、痛みは続いており今回もヨーロッパ行きを断念した。

  それよりもとうとう先日、心配していたテロがベルリンで現実のものとなってしまった。次回は2~3か月ウィーンに滞在したいと思っているがいつ安心して行けるのか。とにかく、またヨーロッパに行くことを楽しみに地道にリハビリは続けたい。

2016年12月21日水曜日

東寺弘法さん

東門
 東門入ったところ
 植木市
 人出
 骨董品
 骨董品
 刀など
 和装用品
 こけしなど
 和装品
 刃物
 ヨモギもち
 絵など
 野菜
 うどん・おでん
 たいやき
 鮒の煮つけ
 漬物
 金堂
 南大門
南大門出た所
 九条通り
 桃山御陵事務所の表示
 桓武天皇陵
桓武天皇陵
 桓武天皇陵

伏見桃山城
城門
 小天守と天守閣
明治天皇陵
天皇陵への階段
 明治天皇陵
天皇陵からの下り階段
 
昭憲皇太后陵
 昭憲皇太后陵

  毎月の21日は東寺の縁日である弘法さんである。12月は終い弘法として特に人出が多く、年末の京都の風物詩になっている。ほぼ50~60年ぶりであろうか、子供の時以来久しぶりに出かけた。

  京都駅からは東寺に向かう人の列ができており、約10分ほどで東門につく。門を入ったところには植木がずらっと置かれている。メインの通路は食べ物を含めた出店がつながっており、大変混み合っていて昔と変わっていない。骨董品は有名であるが、品定めし値段交渉している人も見られ、今も賑わっていた。

  人の多いのは昔と変わらないが、違うところは外国人が結構多いことである。京都観光の一つになっているようだ。植木、花など正月用として買いたかったが、持って歩くのが大変で何も買うことはなかった。

  南大門を出たが、まだ13時すぎであるので、ここも久しぶりであるが桃山御陵の付近を歩いてみることにした。九条通りを歩き、近鉄東寺駅から桃山御陵駅に向かった。

  小学低学年の時までは、伏見大手筋近くに住んでいた。夏休みには桃山御陵に昆虫採取のためよく遊びに来ていた。蝶々、トンボ、セミなどの標本を作った思い出がある。今も自然豊かな森で懐かしく感じる。

  参拝道を行くと桓武天皇陵の道標があり、まずは桓武天皇陵に向かった。参拝の後、すぐ近くにある伏見桃山城の周りを一周した。この建物は戦後になって遊園地の施設として建てられたが今は営業しておらず公営の公園として残っている。秀吉に命じられて、真田家が改造したというドラマ真田丸の場面を思い出す。

  明治天皇陵の前には長い階段があり、これも小さいころ写生会などで上り下りしたことを思い出す。右側少し下ったところには皇太后の陵もあり夫妻隣り合わせで葬られている。平安京を造営した桓武天皇、都が東京に移るまで京都にいた明治天皇、共にこの桃山の地で永遠の眠りについている。京都を見守っているのではないかと思える。

  天皇陵の場所は伏見桃山城の主要部であった可能性が強い。陵の発掘をすれば歴史的事実がはっきりすることも考えられ、何とかならないかと思う。

  桃山を下り東に歩くと間もなく六地蔵地区になる。今では京都地下鉄の終点になっている。帰りはここから地下鉄で山科まで行き、湖西線に乗り換え帰宅した。

2016年12月18日日曜日

三井寺オーガニックマーケット

三井寺オーガニックマーケットの看板
 
三井寺護法社石橋の看板
石橋と護法社前広場
 「オーガニックマーケットしが」の幟
 パン屋
総菜屋
 八百屋
 八百屋
 スイーツ、クッキー他
 八百屋
 餅つき
 米他
いろいろなお店
 
嘉田由紀子前滋賀県知事のお話

  毎月第三週の日曜日に三井寺の護法社前の広場で「オーガニックマーケットしが」と称して市場が開かれている。今日は朝から自転車で出かけた。

  つくばでも毎月一回中央広場で「つくいち」というオーガニックマーケットが開かれているが、それと全く同じ趣旨の市場である。地元の作った人が直接商品を並べている。野菜、米、手作り日用品、気功施術、餅つき、花、総菜、パン、クッキー、カフェなどオーガニック素材の商品が並ぶ。

  主に野菜を中心に買い求めたが、米も初めて滋賀県高島地区農家の方の無農薬米を購入した。一度食べてみてよければこれからも購入する予定である。せめて月2回開催されれば、野菜などは我が家にとっては十分になるのであるが。

  ちょうど買い物をしているとき、前の滋賀県知事であった嘉田由紀子さんがお話をしていた。女性の社会進出についての北欧との違い、北陸新幹線の小浜案とリニア新幹線との関係など、一般のマスメディアでは報道されない話であった。物事の本質を知るには、一般のマスメディアの情報では不可能であり、インターネットなどでマスコミには出てこないその道にたけた人の情報をとることがますます必要と感じた。